「ぶたのぶたじろうさん」は、俵万智さん親子のお気に入り!

クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

ぶたのぶたじろうさんは、あらしのうみにおそわれました。歌人・俵万智さんが朝日新聞に連載されている
「かーかん、はあい~子どもと本と私」(9/24夕刊)に、
「ぶたのぶたじろうさん」が紹介されました!

来春から小学生という息子さんのお気に入りシリーズ!
と書かれてあり、なんともうれしく、大感激でした!!

最新作『ぶたのぶたじろうさんは、あらしのうみにおそわれました。』のなかから、
息子さんに「まけずぎらいのヒョウ」の話を読んでいた俵さんいわく……

「ゆっくり声に出して読んでいると、
先ほどまでのせかせかした気分が、すーっと消えていった」
そうです。

「タイトルだけで、なごむ」とも。

さらに、ぶたじろうさんの魅力は、「のんびり感」に加え、
「シュールな話も(中略)すとんと伝えてしまう、
マジックのような日本語が、おもしろくてたまらない」
と。

内田麟太郎さんも感激され、
当日の日記に書いていますので、どうぞチェックを。
>>内田さんの日記はこちら

俵さんは続けて
「スズキコージさんの絵も素敵だ。
お話の不思議さや怖さや温もりを閉じ込めて、見飽きることがない」
と。

スズキさん、展覧会初日のうれしいニュースに満面の笑顔!!!
>>展覧会情報はこちら

 
このシリーズ、子どもたちから、おはがきがたくさん届きます。

1枚1枚に、「ぶたのぶたじろうさん、だいすき!」の思いが、
いっぱいに込められています。       

  
ふくもとれいなさん(5歳)    S・Hさん(3歳)

 

*おまけ情報*
[月刊クーヨン]10月号の付録に、「ぶたのぶたじろうさん」ステッカーがついてます!
スズキコージさんもすっかり気に入って、いろいろあそんでらっしゃるとか。        

クーヨン10月号付録「ぶたのぶたじろうさん」ステッカー    ぶんぶんごまにしてあそんでも!
10センチ大の丸いステッカー    「ぶんぶんごま」にしてあそんでも!

>>[月刊クーヨン]10月号はこちら(eショップへ)

すてきなゲストとしあわせな時間

絵本作家さん, イベント No Comments

先日の連休中にあったふたつのサイン会が、
どちらもとてもすてきな会でしたので報告させていただきますね。

気持ちよく晴れ渡った20日の日曜には、
神沢利子さん、田畑精一さんが来店されました。

はじめに神沢さんが、原画展示中の新刊
『ブンブンガタガタドンドンドン』を読んでくださり
店内のテーブルに座ったおふたりを、みんなでぐるりと囲んで聞きました。

神沢利子さん、田畑精一さんがご来店

神沢さんの中の「女の子」や「おかあさん」が表れてきたような声に
さっきまでにぎやかだった店内の、みんなの耳が傾けられました。

そのあとのサイン会でも、子どもから大人まで、
新刊やそれぞれの「特別な一冊」を
うれしそうに胸に抱えて並ぶ姿が印象的でした。

それぞれの出版社の編集者も駆けつけてくださり、
作家、編集者、世代を超えた読者とが一体となった会でした。

その翌日の21日には、いせひでこさんと
『大きな木のような人』の植物学者のモデルとなった
ジョルジュ・メテリエさんのお二人があそびにいらっしゃいました。

『大きな木のような人』作者のいせひでこさんと、モデルとなったジョルジュ・メテリエさん

『大きな木のような人』
いせひでこ/作
講談社/刊
1,680円(税込)
*今ならいせさんとジョルジュ・メテリエさんのサイン入りをご購入いただけます!

35年来の友人だというおふたりが、日本語とフランス語をまじえながら、
気さくに作品や木の話など、たのしいお話をしてくださいました。

サインに並ばれたお客様のなかには、
いせさんにご自分のあかちゃんの顔を描いてもらったという方も!

いせひでこさんは、11月に新刊『あの路』の原画展と
合わせてサイン会を予定していますので、
今回ご参加いただけなかった方もどうぞたのしみにしていてくださいね。
(今すぐサイン本がほしい方は、eショップでご購入いただけます>>こちらから

神沢さん、田畑さんの『ブンブンガタガタドンドンドン』の原画展も
残すところ数日、いよいよ月末までです。
どうぞお出かけください。お待ちしています。

9月24日は、長新太さんのお誕生日!

絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

きっと、彼岸でも、絵を描き続けているのでしょうね。

すばらしい絵本たちがたくさんあるので、本を開けば、
その向こうに、のほほんとした笑顔が見えるようです。

長さんの作品、クレヨンハウスには、この3冊があります。

長新太さんの絵本

左)『こんなことってあるかしら?』 長新太/作 1,223円(税込)

長さんが、自作の中でいちばん好き! と語った絵本です。

この絵本には、すごい「あとがき」があります。

お話をつくった長新太さんと、絵を描いた長新太さん、
それぞれからの相手へのメッセージに、にやり…ぐふぐふ…。

よく知っている相手(自分)を、驚かせてやろう!!
そうして挑み続けていたからこそ、
おもしろい絵本が生まれてきたのだなあ、と思います。

 
中)『キウイじいさん』 渡辺茂男/文 長新太/絵 1223円(税込)

「キウイじいさん」のキャラクターも、キュイキュイとつるを伸ばしていくキウイの勢いも、ただものではありません。
長さん、実際にキウイが生えているようすを目にして圧倒され、
キウイを食べながら描いたそうです。

じつは、渡辺茂男さんにとっても、ご自身の人生と絡めて、とくに思い出深い絵本とのこと。
エッセイ集『こころに緑の種をまく~絵本のたのしみ』(新潮文庫)のあとがきをチェックしてみてください。

子どもの本の世界をつくったおふたりの、すごさがぎゅっとつまった1冊です。

そしてまた『にゅるぺろりん』も、究極のコラボレーション絵本!

 
右)『にゅるぺろりん』 長新太/絵 谷川俊太郎/文 1,260 円(税込)
 

それから、こちらは絵本のガイド『絵本town』
長さんのインタビューを掲載しています。

絵本スクール見開き
『絵本town~読者のおすすめ絵本ガイド~』 1,680円(税込)

神沢さん、田畑さんのサイン会のお知らせ

絵本作家さん, イベント No Comments

今週火曜から、
神沢利子さんと田畑精一さんの絵本
『ブンブンガタガタドンドンドン』
原画展がはじまりました。(9月30日まで)

ブンブンガタガタドンドンドン 『ブンブンガタガタドンドンドン』
かんざわとしこ・たばたせいいち/作
のら書店/刊
1,365円(税込)

6月に絵本が出てから待ちに待った原画展が、秋から冬にかけての
この絵本の季節に合わせて、いよいよ実現できました!

やわらかい、あたたかな色合いの田畑さんの絵。
主人公の女の子カナちゃんの寝顔など、かわいらしく見入ってしまいます。

『ブンブンガタガタドンドンドン』原画展

『ブンブンガタガタドンドンドン』原画展

原画展に寄せて、神沢さんのメッセージもいただきました。
ぜひ、たくさんの方にご覧いただけたらと思います。

そして、うれしいうれしいお知らせが。

この5連休の20日(日)の14~15時には、
神沢さん、田畑さんのおふたりそろってのサイン会を行います!

『くまの子ウーフ』『おしいれのぼうけん』など、
おふたりの本をたくさん読んだ子どもたちが大人になって、
今度は、ご自身の子どもを連れてあそびに来てくれる、
世代をこえて、自分たちの大好きな本の作者に出会う
すてきな会になるのではと本当にたのしみにしています。

このブログを読まれたみなさまも、子どもの頃の気持ちにかえって
何度も読んだ「あの本たち」の作者の神沢さんと田畑さんにお会いできる
この機会にぜひ、あそびにいらしてくださいね。

たくさんのご参加をお待ちしています。

洋書絵本から目が離せない!

英語絵本 No Comments

今年の洋書絵本の新刊は人気絵本作家を含め、
おもしろい絵本が次々と出版されています。

来月10月の「P3:どきどきコース」では、
人気絵本作家John Burninghamの新刊をお届けします!
ぜひご期待ください♪

それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
9月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどき コース」のご紹介です。

★子ブタの想像力で、1本の棒が、あれれ、いろいろに!★

P1:ようこそコース

『Not a Stick』
◇Antoinette Portis/作
◇Harpercollins/刊
◇1,701円(税込)

  翻訳版『きがきじゃない』
  ◇中川ひろたか/訳
  ◇光村教育図書/刊
  ◇1,470円(税込)

前作『Not a Box』のスタイルを継承した第2作!
好評につき、シリーズでブッククラブ再登場です。

今度は「Not a Stick(棒じゃない)」と子ブタが言っています。
1本の棒(枝?)を手にした子ブタが、
想像力たくましく棒からいろいろなものを思い描きます。
それは釣り竿、絵筆、槍だったりと次々に変化をします。

「棒だ!」と言い続ける相手のセリフは茶色のページに、
「棒じゃない!」と言い張る子ブタのセリフは青色にと、
まるで常識と創造性のせめぎあいを色で見るようです。

かけ合いの会話で進む物語なので、だれかとぜひ交互に読み合って!

さて、あなたにはこの棒がいったい何に見えますか?

★古典とモダンのナイスブレンド、ウクライナ系作家のファンタジー★

P3:どきどきコース

『Molly Who Flew Away』
◇Valeri Gorbachev/作
◇Penguin Group USA/刊
◇1,928円(税込)

翻訳本『ゆうびんやさんおねがいね』で人気の作者、
Valeri Gorbachevの最新刊です。

ネズミのモリーが住む町に移動式遊園地がやってきました。
仲良しの友だちとメリーゴーランドや人形劇などをたのしんだ帰りに、
モリーは友だち全員に風船を贈ることを思いつきます。

全員分の風船を買って、
手にしたとたんにモリーのからだがフワリと宙に浮き……。

登場する動物たちのかわいらしさに、思わずほおがゆるんでしまいます。

あつあつのアップルパイが食べたくなる!

英語絵本 No Comments

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
9月の洋書「P2:じっくりコース」をご紹介します。

昼間はまだまだ暑いですが、空気はからっとさわやかで、
もう秋なのだなぁと感じます。

秋といえば、読書の秋! そして、食欲の秋!!
今月は、甘いもの好きのこころをそそる、アップルパイがテーマの絵本です。

★ 「パパのパイはこんなパイ」と歌うようにパッパと読破したい ★

『The Apple Pie That Papa Baked』
◇Lauren Thompson/文
◇Jonathan Bean/絵
◇Simon & Schuster/刊
◇1,814円(税込)

  翻訳版『パパがやいたアップルパイ』
  ◇谷川俊太郎/訳
  ◇ほるぷ出版/刊
  ◇1,575円(税込)

版画調の3色刷りに、装飾的な曲線と、魚眼レンズ的構図がユニークな絵本です。
『ちいさいおうち』のV.L.バートンの絵と
『100まんびきのねこ』のワンダ・ ガアグの絵にどこか似て、
懐かしさが沸いてきます。

文はマザーグースを継承した「しりとり歌」形式。
「パイです」からはじまり、
どんなパイなのか、これでもかこれでもかと形容が続きます。
調子よく、パターンもあるので、思いがけずラクに読めます。

何度も繰り返される「甘くてあつあつのパイ」のフレーズ。
パイ生地を思わせる基調色のブラウン。
読み終えると、そのままアップルパイにかぶりつきたくなるかも……。

9月12日(土)のイベント情報です

イベント No Comments

明日の土曜日、見逃せないイベントがありますよ!
 

今森光彦さんと川端誠さんの対談が、伊万里市民図書館にて、
 
「写真家の眼・絵本作家の眼」と題して開催(10時~12時)

>>詳細はこちらへ(伊万里市HPイベントページ)
 
 
 
講演では、自作のみならず“見る”絵本解説にも定評のある川端さん、

今森さんの写真絵本『わたしの庭』も、よく紹介しているそうです。

 
その鋭い観察眼には、今森さんご本人も驚嘆しきり! とのこと。

先頃も、川端さんが東京店にいらした際に、直々に解説を伺って

子どもの本売り場のスタッフとともに、一同「おおーっ!」の声をあげ、

新たな発見に感動してばかりでした。
 
 
 
今森さんの切り絵本も人気ですが、

クーヨン連載中の「いきもの万華鏡」をご存知ですか?

10月号は「ホオズキ」。型紙がダウンロードできますよ。

>>月刊クーヨン10月号はこちら
 
 
>>川端誠さんの落語絵本15周年記念ページ

 
 
さて、明日の東京店「子どもの本の学校」には、増田裕子さんが登場!

ケロポンズのステージとはちがった、絵本作家の顔をご覧ください。

当日券での参加もできます。

早川純子さんがご来店!

絵本つれづれ, 絵本作家さん No Comments

夏休みも終わって、なんだか少し広く感じる店内。
東京店に、早川純子さんが遊びにきてくださいました。

それほど大きいカバンではないのに、そこから次々と出てくる
早川さん手づくりのクラフト、POP、チラシ…
どれもきっとたのしんでつくられたのだろうとうかがわせるものたちばかり。

そんな飾りでにぎやかな早川さんのコーナーがこちらです。

クレヨンハウス東京店 早川純子さんコーナー

もちろん、サイン本もつくっていただきました!

サインをくださる早川さん

最新刊の『どんぐりロケット』は、ほるぷ出版のホームページより、
なんと無料で巨大どんぐりのペーパークラフトがダウンロードできるそうです!
つくるのはちょっと難しめですが、できあがりを見ると本当にたのしいので
ぜひチャレンジを!

どんぐりロケット ★サイン入り!
『どんぐりロケット』
早川純子/作
ほるぷ出版/刊
1,365円(税込)>サインなしはこちら

もう一冊、『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』は、
乾千恵さんの込められた思いを感じる文章に、
早川さんの息を呑むような迫力の版画がすばらしい絵本です。

これを読んだら、
インドネシア・ジャワ島の影絵紙芝居ワヤンにも興味がわくのではないでしょうか。

監修の日本ワヤン協会の松本亮さんのコレクションが
東京家政大学博物館で展示されているそうです。
こちらも足をはこんでみてくださいね。

山からきたふたご スマントリとスコスロノ ★サイン入り!
『山からきたふたご スマントリとスコスロノ』
乾 千恵/再話
早川純子/絵
松本亮/監修
福音館書店/刊
1,785円(税込)>サインなしはこちら

早川純子さん、どうもありがとうございました!

▼サイン本についてのお問合せは下記まで

クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場
〒107-8630
東京都港区北青山3-8-15
TEL:03-3406-6492
FAX:03-3407-9568
e-mail: ehon@crayonhouse.co.jp

>>現在のサイン本コーナーはこちら

高畠那生さん原画展とサイン会のお知らせ

イベント No Comments

夏休みも終わり、朝晩の涼しい風に秋を感じるようになりました。
皆さまは今年の夏はどのように過ごされたのでしょうか?

この夏に出た新刊絵本で、個人的にとくに印象的な絵本は、なんといってもこちら。

『でっこりぼっこり』
高畠那生/作
絵本館/刊
1,260円(税込)

巨大な足型が「でっこり」と地面から突き出ている場面からはじまります。

  「これはきょだいじんのあしあとなのです。」

……いったいどういうこと!? とページをめくると、
地球の裏側では足型が「ぼっこり」へこんでいて……。

ダイナミックで爽快な絵本です。

クレヨンハウス東京店では、現在
『でっこりぼっこり』の原画展を開催中(~9月14日まで)

原画の色合いが本当にきれいです。

印刷の直前で大幅に変更になったところもあるそうです。
絵本とくらべて見ると、あっと驚く思わぬ発見が!
よーく見て確かめてくださいね。

そして、なんと
高畠那生さんサイン会も行います!
9月13日(日)15:00~

高畠那生さんサイン会

絵本作家であると同時に、育児まっただ中のおとうさんでもある高畠那生さん。

どんなサインがいただけるか、どうぞおたのしみに!

また、サイン会に先駆けて、高畠那生さんにサインを書いていただきました。
クレヨンハウスe-shopでも、ご購入いただけます。
>>『でっこりぼっこり』サイン本はこちら

▼サイン会についてのお問合せは下記まで
クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場 
〒107-8630
東京都港区北青山3-8-15
TEL:03-3406-6492
FAX:03-3407-9568
e-mail: ehon@crayonhouse.co.jp