内田麟太郎さんと、ぜいたくな時間をご一緒しました!

絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

東京都下にある内田麟太郎さんの仕事部屋におじゃましました。

講演先からの全国銘菓と、手ずから入れてくださったお茶をいただきながら、
「ぶたのぶたじろうさん」次作の打ち合わせをしてきました。

じつは、クーヨン10月号付録の「ぶたのぶたじろうさん」ステッカーの
原画(スズキコージさん/絵)を購入され、飾られていると聞いて、
そちらもぜひ見たいと思い……。

内田麟太郎さん ぶたじろうさんステッカー原画
▲ステッカー原画の1枚は内田さんのお宅に。
ぶたじろうさんステッカー原画のもう一枚
▲もう1点はクレヨンハウス東京店子どもの本売場にて展示中。(写真左下)

▲こちらがクーヨン10月号付録のステッカー

旅先で、石をおみやげに持って帰るそうで、
素敵な石庭コーナーがありました。
一つひとつ、土地の名と年月日が記されています。

石を手のひらに包むと、陽に温まり、
ほっこりとぬくいのです(内田さんの本の読後感のよう)。

お仕事場は、奥多摩や秩父の山並をのぞめる絶好のロケーション!
夕暮れにかすむ山容は、まるで波のようで、じつに美しかったです。
いつもは朝しか見えない、という富士山のシルエットまで見えたのです! 

秋の夕暮れをご一緒させてもらい、とてもぜいたくな 時間でした。

「ぶたのぶたじろうさん」8巻目も、着々と進行中です。

これだ! というプロットを、書き留めておくのだそうです。

ぶたじろうさん8巻目のマル秘プロット
まだマル秘とのことで、裏返しでした。

コーギー大好き!ターシャが描くコーギー祭り

英語絵本 No Comments

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
10月の洋書「P2:じっくりコース」をご紹介します。

秋は、運動会や文化祭といったイベントがもりだくさん。
10月のP2コースは、コーギービル村の収穫祭のお話をお届けします。

★ 無類のコーギー犬好き、ターシャ・テューダーのコーギーファンタジー! ★

Corgiville Fair 『Corgiville Fair』
Tasha Tudor/作
Little Brown & Co/刊
1,985円(税込)

 翻訳版『コーギビルの村まつり』
 食野雅子/訳
 メディアファクトリー/刊
 1,680円(税込)

ターシャ・テューダーといえば、草花に囲まれた姿が思い浮かびますが、
忘れてならないのが、大のコーギー犬好きだったということ。
本書はコーギーのための、コーギー好きによる、コーギーの物語。

コーギー犬たちの住むコーギービルに、お祭りの日がやってきました。
コーギーのケイレブは、お祭りの呼びもの、ヤギレースに
自分のヤギを出場させる準備をしていましたが、
ずるがしこいネコのエドガーがある工作をしかけます。
果たして優勝は誰の手に……。

祭りでにぎわう村のさまざまなシーンが、細かく描かれていて
絵をながめているだけで、自分自身もお祭りに参加しているような
ワクワクした気分になります。

やわらかい色彩で描かれたむくむくしたコーギーたちがとにかくかわいくて
犬好きのひとなら、思わずにんまりしてしまうかも。

でも、個人的には、妙な姿かたちをした妖精のボガートがかなり気になりました。
脇役ながら、かなりいい味を出しています。
各所に出没する彼らのユーモラスな姿を見つけるのもたのしいですよ!

バーニンガムのひ・み・つ!

英語絵本 No Comments

クレヨンハウス東京店では10月10日(土)より
『シュタイナーフェア』を開催中です。

「シュタイナーってなあに?」と思った方も、知っている方も、
まずは見て、聞いて、触れて、体感しに来てください。
子育てからライフスタイルまで、役立つ情報が満載のフェアです。

また、会場内に設けてある販売コーナーでは、
シュタイナーの思想に基づいた商品も多数ご用意しております。
フェア会場はクレヨンハウス東京店より徒歩5分のところにある
Fitness Plazaです。

クレヨンハウス東京店と併せてぜひご来店ください。お待ちしております!

それでは、「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
10月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

★大人もうっとり! 鳥たちを讃える詩情豊かな一冊★

Birds P1:ようこそコース

『Birds』
Kevin Henkes/文
Laura Dronzek/絵
Harpercollins/刊
1,985円(税込)

 翻訳版『とりとわたし』
 風木一人、ひびのさほ/訳
 あすなろ書房/刊
 1,470円(税込)

心地よい色合いとこころ安らぐかたち、
そしてシンプルで詩心あふれる文で綴られた本書は、
子どもだけでなく大人にも、あらためて鳥が新鮮に感じられてきます。

たとえば、こんなページ、
7羽の鳥が電線の上に並んでじっとしている。
この絵が3回くり返し描かれ、
「鳥はぜんぜん動かなかった」とあります。

でも「一瞬見なかったら」、次ページは白地の中央に黒々と線が1本だけ。
「みんな行っちゃった」。

……こんな無垢の哀しみ、感じたことあったなあ。

It's a Secret! ★いったいネコは、夜になるとどこに出かけていくのか? ネコのマルコムの場合は……。★

P3:どきどきコース

『It’s a Secret!』
John Burningham/作
Candlewick Pr/刊
1,874 円(税込)

奇抜なストーリーとイラストで、
常に読者のこころをとらえてきた作者ジョン・バーニンガム
『ガンピーさんのふなあそび』など60冊以上の著書をもつ大ベテランですが、
まるで子ども自身が思い描くファンタジーのような、みずみずしさを感じます。

夜な夜な出かけて夜明けまで戻らないネコが、
いったいどこへ出かけ、何をしているのか。
家族なら一度は気になるところ。

タイトルどおり「それはひ・み・つ!」なのですが、
マルコムの場合のみ、本書を読めばその驚くべき秘密の一端が明らかになります。

子どもたち描く「かばのまるこさん」、続々届いています!

絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

[アイウエ動物園](角野栄子/文 にしかわおさむ/絵)
シリーズの最新作『まるこさんのおねがい』に、
子どもさんたちから、絵入りのおはがきが続々届いています。

あまりにもかわいくって、うれしくって、ちょっとだけご紹介しますね

奥本和志郎さん(6歳) 三浦亜美さん(6歳) 根本将吾さん(7歳)

それぞれちがうポーズですが、どれもまるこさんらしさは、バッチリ表れています!

「かばのまるこさん」、じつは、角野栄子さんにとっても、特別な存在なのです。

角野さんの人気シリーズ『魔女の宅急便』にも、登場していますが、ご存知でしたか?
ちょうど発売になるシリーズ最終巻(その6)にも、まるこさんの名前が出てきますよ。

[クーヨン]11月号で、角野さんのインタビュー記事を掲載しています。
“素敵な魔女”であるご本人の魅力の秘密がわかりますよ。

『魔女の宅急便』は24年間で6巻の刊行、
親子二代で読者という方も多いそうです。
[アイウエ動物園]シリーズにも、大人の方からのメッセージも届いています。

「ふと日常が平凡でつまらなくなることがあります。考え方ひとつで、ちいさなたあいない出来事が輝いてき……けなげな、幼きものにも、やさしい目が届くようなあたたかさが伝わってきました」
(熊井明子さん)

eショップでは、角野さんサイン入りの[アイウエ動物園]シリーズを販売中!

角野さん、絵を描くのもお好きとあって、キュートなサインがそろいました!! 

扉の絵も、並べてみると……
こちらは、にしかわおさむさんのあそびごころです!


『モコモコちゃん家出する』

『わにのニニくんのゆめ』

『しろくまのアンヨくん』

『まるこさんのおねがい』

*画像をクリックすると、それぞれのサイン本購入ページにリンクします。

グレーのおばけ……? 『おそばおばけ』もうすぐ発売です!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

さて本日ご紹介します、このモヨッとしたものたち、
いったい何でしょうか?

印刷所から届きたてのホヤホヤです。

おそばおばけ10月15日発売!

これはですね、間もなくできあがる新刊絵本に貼るシールなんです。

谷川俊太郎さん×しりあがり寿さんによる「あかちゃんから絵本」
『おそばおばけ』が、10月15日に「そばばばーん!」 と発売です!

スタートからおよそ1年。
第1回の打ち合わせのようすは、このブログでもご紹介しました。
>第1回打ち合わせの記事はこちら

デザインをお願いした祖父江慎さんも交え、
「もう、この場でできちゃうかも!?」とさえ思われた企画でしたが、
なんのなんの、あかちゃんの気持ちになるには、やはり時間が必要でした。

ああでもない、こうでもないと打ち合わせを繰り返し、
その間、しりあがりさんが描いたラフの数知れず……。

しかし、そんな苦労はつゆとも感じさせない(?)ゆかいな絵本が、
ついにできあがります!

このカバー用シールも、もちろん祖父江さんデザインです。
愛らしいフォルムじゃありませんか。
編集担当は手帳にもペタリでニンマリです。

e-shopでは予約を受付中です!
おそばおばけ予約受付中!
『おそばおばけ』
谷川俊太郎/文
しりあがり寿/絵
1,260円(税込)