■皆川明さん原画展開催中!

イベント, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

ただいま湘南T-SITEにて、皆川明さんの『はいくないきもの』原画展開催中です
(7月9日まで)。
湘南T-SITEは、蔦屋湘南に、たのしげなライフスタイルショップがいろいろ併設された施設で、皆川明さんのブランド・ミナ ペルホネンの生活雑貨が並ぶお店「koti」も。

原画は入ってすぐの展示スペースと「koti」に分けて飾られています。
絵本に使われている12点、すべてを見ていただけます。
もちろん『はいくないきもの』オリジナルTシャツ、トートバッグの販売もありますよ!

はいくないきもの』は、先週末のNHK「あさイチ」で谷川俊太郎さんが紹介。
そのときも原画の話になって、
谷川さんが「アクリル板に両面から描かれているんですよ」と言ったら、
井ノ原快彦さんが「あどちゃん(水森亜土さん)方式?」と、
両手で描く手振りをしていておもしろかったです(笑)。

透明感があって、涼しげな原画です。
これ以降、全点展示の予定はいまのところありませんので、
生(?)のいきものたちにはしばらく会えなくなるかもしれません。
この機会にぜひご覧ください。


はいくないきもの
皆川 明/絵
谷川俊太郎/文
クレヨンハウス/刊
1,296円(税込)

■そんなこと言われても!?

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P2コースで6月にお届けする絵本をご紹介します。

今月は、この季節ゲコゲコと鳴く声をよく耳にする
あの生きものが主人公のお話。

★カエルになんてなりたくない!★

◆『I Don’t Want to Be a Frog
Dev Petty/文 
Mike Boldt/絵
Doubleday/刊
2,479円(税込)

とつぜん「ネコになりたい」と、言い出したカエルの子。
「ネコにはなれない」と、言うおとうさんに
「なんで?」と、子ガエル。
「それは、カエルだから」と、答えるおとうさん。
それならウサギになりたいと、カエルの子。
当然なれないと、おとうさん。
そもそも、カエルの何がいけないのかと問われ
湿ってて、ぬるぬるしてて、虫ばかり食べているのがイヤなのだ
と、答えるカエルの子。
そこへ、1匹の犬が登場。
カエル親子の押し問答に、何か進展はあるのでしょうか。

どうやら、カエルがいやでいやでたまらないようすのカエルの子。
確かに、カエルになりたいかと聞かれると、ちょっと微妙かも……。
とはいえ、日本では古来より、鳥獣戯画に描かれたり、
芭蕉の俳句に詠まれたりと、なかなかに風流な存在のカエル。
もうちょっと自分の存在に自信をもってもいいんじゃないかなぁ。

親ガエルと子ガエルの会話でできている、この絵本。
雨降りで出かけられない日は、親子でパートを分けて読み合ってみては
いかがでしょう。

■真夜中にカナヅチの音が……?

英語絵本 No Comments

こんにちは。ブッククラブの森です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P3コースで6月にお届けする絵本を紹介します。

だんだん暑くなり、寝苦しくなってくるこの季節。
今月は奇妙な理由で眠れないかぞくの絵本をご紹介します。

★イヌのスタンリーの目的とは!?★

◆『It’s Only Stanley
Jon Agee/作
Dial/刊
2,624円(税込)

毎晩奇妙な音のせいで、眠れない日々を過ごすウィンブルドン一家。
どうやら、イヌのスタンリーが鍵を握っているようです。

夜な夜なかぞくが眠れないくらいの音をたてて、「何か」をつくっているスタンリー。
ある日は大きなタンクをカナヅチで打っていたり、ある日はテレビを修理(!?)し ていたり。

スタンリーは何のために、こんな行動をしているのでしょうか?
スタンリーが出す音の英語と日本語の発音の違いを声に出して比べてみるのも、
おもしろいかもしれませんね。

作者のJon Ageeさんの絵本は日本でも数多く翻訳されています。
表情豊かでユニークな動物の絵は、見ているだけでたのしくなります。

■浦中こういちさん原画展開催中!

イベント, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の滝西です。
ただいま長野県岡谷市にある「小さな絵本美術館」で「浦中こういち絵本原画展」が
開催中です!
おなじみの『キャベツをもって』全点+『バナナをもって』5点の原画が飾られています。
去る6月6日(土)、浦中さんのワークショップ開催に合わせて、
わたしもおじゃましてきました。

展示室はこんな感じです。

*許可をいただいて撮影しています。通常は撮影をご遠慮ください。

常設展の展示室を通り抜けたいちばん奥に、浦中さんの原画がずらり!
隠れ家のような雰囲気でした。
絵本&紙皿ワークショップは、子どもも大人も一緒に盛り上がりました!


紙皿シアターをしたり。


紙皿シアターづくりをしたり。


キャベツをもって』を読んだり!

ワークショップはこの日のみでしたが、原画展は7月12日(日)まで開催中です。
お近くにお越しの際は、ぜひ寄ってみてくださいね。
ちなみに、6月28日(日)にはクレヨンハウス大阪店で絵本ライブを、
8月1日(土)~3日(月)の夏の学校では紙皿+αワークショップを開催予定です!
こちらもお見逃しなく!