2015/6/22 月曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。ブッククラブの高橋です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P2コースで6月にお届けする絵本をご紹介します。
今月は、この季節ゲコゲコと鳴く声をよく耳にする
あの生きものが主人公のお話。
★カエルになんてなりたくない!★
◆『I Don’t Want to Be a Frog』
Dev Petty/文
Mike Boldt/絵
Doubleday/刊
2,479円(税込)
とつぜん「ネコになりたい」と、言い出したカエルの子。
「ネコにはなれない」と、言うおとうさんに
「なんで?」と、子ガエル。
「それは、カエルだから」と、答えるおとうさん。
それならウサギになりたいと、カエルの子。
当然なれないと、おとうさん。
そもそも、カエルの何がいけないのかと問われ
湿ってて、ぬるぬるしてて、虫ばかり食べているのがイヤなのだ
と、答えるカエルの子。
そこへ、1匹の犬が登場。
カエル親子の押し問答に、何か進展はあるのでしょうか。
どうやら、カエルがいやでいやでたまらないようすのカエルの子。
確かに、カエルになりたいかと聞かれると、ちょっと微妙かも……。
とはいえ、日本では古来より、鳥獣戯画に描かれたり、
芭蕉の俳句に詠まれたりと、なかなかに風流な存在のカエル。
もうちょっと自分の存在に自信をもってもいいんじゃないかなぁ。
親ガエルと子ガエルの会話でできている、この絵本。
雨降りで出かけられない日は、親子でパートを分けて読み合ってみては
いかがでしょう。
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