2008/4/22 火曜日
吉村 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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こんにちは。子どもの本売り場の吉村です。
春のひかりをたっぷりあびて、
クレヨンハウスのアウトテリアの花々も、ぐんぐんみどり!の世界です。
4月も、もう後半ですね。
みなさん、ゴールデン・ウィークの計画を立てておられるころではないでしょうか?
クレヨンハウス東京店のゴールデン・ウィークは、作家さんが遊びに来られます。
すでにご紹介しましたが、5月4日(日)には、飯野和好さんがご来店。
昨日(21日)からは、
『くろずみ小太郎旅日記 その6・怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』絵本原画展
もはじまりましたよ!
もうひとつ、急きょ決定したのが、5月5日(月・祝)のサイン会です。
なんと、あの湯本香樹実さんと酒井駒子さんが
クレヨンハウス東京店にやってきます!
おふたりの絵本『くまとやまねこ』が4月20日に発売されたのは、
もうご存知でしょうか?
最愛の友だちの、ことりを亡くしてしまった、くま。
……このお話は、そんな深い悲しみからはじまります。
悲しみは、くまにしかわからない。わかるはずがない。
くまは自分の中に閉じこもることしかできません。
そんなときに、現れたのが……。
やりきれない悲しみの先に、あたらしい出会いと日々のよころびをみつけたくま。
静かな感動につつまれる湯本香樹実さんのお話と、
酒井駒子さん描く、独特の闇と光の世界が、みごとにひとつになりました。
いとおしくて、抱きしめたくなるような絵本です。
今回、河出書房の方から『くまとやまねこ』を紹介されたとき、
魅せられてしまった私は、「是非サイン会を!」と、夢中でお願いしていました。
おふたりからOKをいただけたときは、信じられないほどうれしい瞬間でした。
ただいま、5月5日(月・祝)のサイン会までに、
東京店にて『くまとやまねこ』をお買い上げいただいた方で、
ご希望の方に、整理券をお渡ししています。
詳しくは、お問い合わせください。
ゴールデン・ウィークは、クレヨンハウスで待っています!
『くまとやまねこ』
湯本香樹実/文
酒井駒子/絵
河出書房新社/刊
1,365円(税込)
2008/4/18 金曜日
吉原 :編集部
イベント
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こんにちは! 編集部の吉原です。
雨がよく降りますね。週末のお天気が気になるところですが、
ひと雨ごとに、表参道のけやきの葉が元気に育っています!
さて、きょうは、飯野和好さん原画展のお知らせです。
『くろずみ小太郎旅日記その6 怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』
の発売を記念しての、特別展示です。
かめむしが匂い立つような(!?)迫力の原画を、この機会にぜひご覧ください。
これからどの絵を飾るか考えて(どれもお見せしたいので悩みます!)、
額に入れるところです。
会期中は、飯野さんのサイン会も開催!
あそびにいらしてください。お待ちしています。
飯野和好さん原画展
『くろずみ小太郎旅日記その6 怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』
4月21日(月)~5月11日(日)
午前11:00~午後7:00(会期中無休)
クレヨンハウス(東京店)子どもの本売り場にて
サイン会:5月4日(日)午後3時~5時
2008/4/16 水曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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先日、このブログでもお知らせしました、
『ぼちぼちいこか』の作者マイク・セイラーさんのトーク&サイン会がありました。
前日から心配していたのですが、当日はあいにくの雨…。
それでもクーヨンの取材のために開店前にきてくださったマイクさんは、
葛飾北斎の描く浮世絵のような波の柄のシャツに黄色(トレードマークなんだとか)のキャップがとてもお似合いで、スタッフにも気さくに話しかけてくださいました。
おおいに盛り上がっていたインタビューのようすは次のクーヨン6月号に掲載します。
どうぞお楽しみに!
そして午後からはいよいよイベントがはじまりました。
はじめにクレヨンハウスのお店を地球にみたてて、あっちがアメリカ、こっちが日本、
お店の端から端までこーんな距離を移動してここにきましたという話しぶりに、
みんなすぐにひきこまれてしまったようです。
そのあとの、みえないわゴムをひっぱっての『わゴムはどのくらいのびるかしら?』、
未邦訳の『Black Lagoon』シリーズのよみきかせでも、
読み手と聞き手の交流する思いが熱気となって、お店に満たされているのを感じました。
とくに『ぼちぼちいこか』では消防士に船乗り、バレリーナと
さまざまなものに挑戦するかばくんに、みんな大きな声で 「No~!」。
そして最後に「ま、ぼちぼちいこか ということや」と
みんなで一体となって味わうのはすてきな経験でした。
トークの最後には、この絵本を訳された今江祥智さんがこの日に合わせて送ってくださった、マイクさんへのお手紙をご紹介し、お渡しすることができました。
直筆の丁寧な絵入りのお手紙にはマイクさんも感激されて、
おかえしにと色紙に書かれたのは、かばくんの絵と今江さんへのメッセージ。
気持ちのこもった力強い筆跡に、お預かりしたスタッフからは思わずほーっと息がもれました。
その後のサイン会でも、一人一人丁寧に時間をかけてサインしてくださり、
帰られるお客様の上気してうれしそうな顔が印象的でした。
そして、残念ながらご参加いただけなかった方のためにも、
マイクさんが時間になるまで『ぼちぼちいこか』にサインをしてくださいました。
20冊限定なのでお早めにどうぞ。
イベントのご案内をしていて、
「自分も子どもも持っててうちに2冊あります」という方も少なくなかったこの絵本。
それぞれの読んだ記憶や思い出とともにご来店くださったみなさまと
1冊の絵本を年齢を超えて、一緒にたのしんだ時間こそが
マイクさんのすてきなプレゼントだったように思います。
マイクさん、ほんとうにどうもありがとうございました!
撮影/宮津かなえ
*マイク・セイラーさんのサイン本は、eショップでもご購入いただけます。
残りわずかですので、お早めにどうぞ!
>>ご購入はこちらから
2008/4/10 木曜日
吉村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。子どもの本売場の吉村です。
今日は、もう間近にせまっているマイク・セイラーさんのトーク&サイン会のお知らせをしたいと思います。
マイク・セイラーさんは、みなさんもうよくご存知の『ぼちぼちいこか』(偕成社)の原作者です。
1975年初版の原書、『What Can A Hippopotamus Be?』は、
現在では残念ながら手に入りません。
マイクさんは1936年、アメリカ、ロサンゼルス生まれの72歳。
現在は特にAuthor Visit活動に力を入れておられるということで、
今回の来日もその活動のひとつだとか。
直前にはおとなりの韓国で。そしてクレヨンハウスでのトーク&サイン会のあとは、
横田で1週間、Author Visitを行う予定だそうです。
今回はそのスケジュールの合間に、日本の書店で日本の読者にも会いたいということで、偕成社さんが新宿の紀伊國屋さんとクレヨンハウスを紹介してくださったというわけです。
さて、『ぼちぼちいこか』が日本でこれだけ愛され、ロングセラーであり続けている理由のひとつには、児童文学作家、今江祥智さんの名訳のお力が大きいのではないでしょうか。
そこで、今江さんに、マイクさんがクレヨンハウスに来てくださることをお知らせしたところ、
「せっかくだからマイクさんにおてがみでも書きましょう」
などと気軽に言ってくださいました。
13日のトーク&サイン会では、今江さんからマイクさんにあてたおてがみも、ご紹介できるかもしれません。
電話のむこうの今江さんは、マイクさんにはお会いできないけれど
「よろしゅうに。まぁぼちぼちセイラー」などと絶妙の今江節を披露してくれました!
さて、さて、13日のトークイベントでは、ホワイトボードをお使いになるとか。
イラストもお得意のマイクさんが日本の読者にどんなプレゼントを用意してくださっているのか……たのしみとドキドキの2時間になりそうです。
この機会にぜひお出かけください。
4月13日(日)13:00~15:00、クレヨンハウス子どもの本売場で待っています。
また、ご来店いただけない方もサイン本のご希望があればご連絡ください。
>イベントの案内はこちら
2008/3/27 木曜日
大井 :子どもの本売り場
クレヨンハウス出版の新刊, イベント
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こんにちは。子どもの本売り場の大井です。
通勤の歩く道すがら、あちこちの家からいろんな花が顔をみせてきて
目でも匂いでも春が来ているのを感じます。
今週はいよいよ桜も咲きだして、
なんだか体も心もワクワクしてうれしくなってしまいますね。
子どもの本売り場にもそんな春が今、やってきてるんです。
のいちご、たんぽぽ、かたつむり、かえる、へび…
色とりどりの草花や虫、動物の切り紙たちが
春の到来を告げているかのように華やかに売り場を飾っています。
先週より『今森光彦のたのしい切り紙』作品展が開催中です(~4月6日まで)。
写真家である今森さんのもうひとつの顔、その切り紙作品は、
虫ぎらいのスタッフも思わず眺めいってしまったほどきれいです。
「自然の美しさをかたちにしたいという思いからはじまった」とおっしゃる通り
愛情込めて切り取られたかたちは、驚きや感動まで伝わってくるよう。
初日の20日、カナダから旅行でいらしたというお客様は、
この切り紙をみて、「ビューティフル!」と何度も何度もおっしゃっていました。
こんな出会いに居合わせられるのは本当に幸せなことです。
ほかのお客様でも、ふと見つけると引き寄せられるように近づいていって、
一枚一枚丁寧にご覧になっているのが印象的でした。
それらの切り紙作品がまとまった(型紙までついている!)のがこの本です。
『今森光彦のたのしい切り紙』
山と渓谷社/刊
1,470円(税込)
今なら今森光彦さんサイン入りの本も販売しています。
(>eショップでは写真絵本「わたしの庭」サイン本を販売中です)
数に限りがありますのでぜひお早めに。
クーヨン4月号からは今森さんの切り紙の新連載「いきもの万華鏡」もはじまっています。
こちらもあわせてどうぞご覧くださいね。
だんだん暖かくなってお散歩するのも楽しくなってきました。
散歩がてら絵本を読みにいらっしゃいませんか。
みなさまのおこしを心からお待ちしています。
2008/2/13 水曜日
日景 :編集部
イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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2月も半ば、雪やら氷雨やらの日々にも、ネコヤナギや梅の花を見かけて、
春の訪れを感じているこのごろです。
みなさんのところに、春はどれくらい近づいていますか?
今週から、クレヨンハウス東京店・大阪店で
今森光彦さんの写真展『わたしの庭』がはじまりました(~3月31日)。
里山に息づくいのちをとらえた写真は、どれもうっとりするほど素晴らしく、
身近にあるのに気づかなかった世界を見せてくれます。
冬から春へと動く季節の息づかいを、オリジナルプリントで味わってください。
「光の玉手箱。季節をのぞく虫眼鏡。草花たちの回廊。
どれも、足元にあるものばかり。
広い宇宙のできごとを、さりげなく見せてくれる、ちいさな窓。
それが、ぼくの庭。」……今森光彦さんのことばより
この写真展は、東京店・大阪店全館で開催中の
「はじめてのオーガニック」と題したフェアの企画です。
『わたしの庭』は大判(29.4×25cm)で、ページを開いたときの感動もひとしおです。
今森さんのエッセイとともにおたのしみください。
eショップで今森光彦さんサイン入り絵本を限定販売します。
写真絵本『わたしの庭』
今森光彦/写真・文
クレヨンハウス/刊 1,890円(税込)
2007/12/27 木曜日
小笠原 :eショップ
イベント
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(撮影:出版部/武田)
25日、クリスマスの定番ケーキ「ブッシュドノエル」が
クレヨンハウスの会議テーブルで取り分けられている様子です。
この後、スタッフ全員の前に、1切れずつ並びました。
じつはこれ、クレヨンハウスのクリスマス恒例の習慣なのです。
”ケーキおばさん”のロングセラーケーキを、スタッフ全員で食します。
皆、このケーキがおいしいことは知っているハズなのに、
皆で分けて食べる一切れ(一株)は、何年・何回食べても”驚きの”おいしさ!
(・・読者のみなさま誠に申し訳ありません!!)
皆様のオウチにも、じつは「めずらしい習慣」って、あるのでは?
知らない人が聞くと、びっくり。
本人たちは、当たりまえ。
もうすぐお正月です。
おせちやお雑煮を囲んで、それぞれの「めずらしい習慣」を発掘しあったら、
とっても楽しいお正月になりそうです。
皆様よいお年を!
2007/11/14 水曜日
近藤 :東京店
イベント
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先日のブログでも紹介しましたが、先週の土曜日11月10日(土)
[子どもの本の学校]の講師として、明和電機の土佐信道さんがクレヨンハウス東京店にやってきました!
毎回、[子どもの本の学校]の日は、入り口正面の棚に講師の先生の著作をならべてお客様をお迎えしています。
それは私たちスタッフにとっても楽しい作業です。
講師の先生によってずいぶんと雰囲気がちがう棚ができあがるのでとても楽しいんです。
そして、今回土佐さんの場合、谷川俊太郎さんとのコラボ絵本『すーびょーるーみゅー』とともに棚にずらりとならんだのは、
「魚コード」「ノックマン」をはじめとする明和電機さんが生み出して来た名作グッズの数々!!
講演会がはじまるまえから、その棚がかもし出す雰囲気は、圧倒的なナンセンスでありユーモアであり、知性であり、笑いでした。
棚を作るだけで、すでにわくわくしてしまったスタッフ一同でした。
さて、いよいよ講演会がはじまりました。
DVDとパソコンの映像を用いながら語られていったのは、
前半に、ご自身の生い立ちからはじまって、いままで展開されてきたさまざまな活動。
そして後半には、いまの現状と今後の展望でした。
その多岐に渡る活動の紹介だけでも十分に興味深いものでしたが、
やはりなんといっても、興奮したのは、その活動の背景に広がる土佐さんの哲学と論理でした。
谷川俊太郎さんとの絵本『すーびょーるーみゅー』
は、まさに紆余曲折の制作過程を……。
(撮影/宮津かなえ)
こういうことをたっぷりと聞けるのは講演会ならではの醍醐味だなぁとつくづく思いました。
※この様子は、月刊クーヨン2008年2月号(1月上旬発売)に掲載されますので、ぜひご覧になってくださいね!
中学生のときに書いたイラスト入り詩集も公開!
ご本人は赤面モノだそう。(撮影/宮津かなえ)
それにしても、学生の頃から、テレビやその他メディアで拝見し、
「おもしろいなぁ。かっこいいなぁ」と思っていた明和電機さん。
その明和電機さんにこうしてクレヨンハウスで講演してしていただき、お客様に喜んでいただけたことは、なんだか信じられないぐらいうれしい時間でした。
土佐さん、そしてご来店くださったお客様。本当にありがとうございました。
明和電機オフィシャルサイトは>>こちらから
2007/11/8 木曜日
近藤 :東京店
絵本作家さん, イベント
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東京店子どもの本売場で月曜日11月5日からはじまったのは
植田真さんの最新刊『マーガレットとクリスマスのおくりもの』原画展です!!
植田さんはイラストレーターとしてご存知の方も多いかもしれませんが、
ここ数年、絵本も数点描いていらっしゃいます。
また児童文学の挿絵も多く、子どもの本の世界でも大活躍!
このことを子どもの本屋スタッフとして、とてもいいなぁと思っています。
というのも、植田さんが描く静けさが漂う、それでいてものすごく広々とした世界(静かだけど、耳をすませていると、はるか遠くからかすかな音が聞こえてくるような不思議な世界)は、その一枚の絵に物語がつまっているようで、とても絵本にあっているなぁと思っているからです。
(きっとささやかなことをとても大切にしているからこんなに物語がつまるのでしょう)
それにしても、植田さんの絵を眺めている時に感じる「ひろびろ感」というのはいったいなんでしょう。
本当に強力な「ひろびろ感」です。
眺めていると、いま眺めている「ここ」じゃなくて、どこか「むこう」があるという感じがしてきます。
そんなことを感じると、「ああ旅に出よう」とか「なにか探してみよう」とかこころが動いてきます。
当たっていないかもしれませんが、勇気にちかい気持ちのように思えます。
今回の絵本の見所は、その絵はもちろん、いままでの絵本に比べてストーリー性があるというか、物語がかなりくっきりしているところも見所です。
読んでいるとまるで短編の映画を眺めているような感覚になるんです。
そんな植田さんの新しい面も見せてくれる原画展は、
18日まで開催していますのでぜひみなさん遊びに来てくださいね!!
昨日は、できたてほやほやの絵本に植田さんがサインをしにきてくださいました。
そんなわけで、サイン本も販売中です!!
いつもながらの、ちょっと照れたような、それでも真剣な顔つきで(それでいてたまにはあほなことをいいながら)サインをしてくださった植田さん。
サインは何種類かありますので、かわいいのや、かっこいいの、どうぞお気に入りを選んでくださいね。
『マーガレットとクリスマスのおくりもの』植田真さん原画展
期間:11月5日(月)~11月18日(日)
「マーガレットとクリスマスのおくりもの」オフィシャルサイトは>>こちらから