2009/9/11 金曜日
日景 :編集部
イベント
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明日の土曜日、見逃せないイベントがありますよ!
今森光彦さんと川端誠さんの対談が、伊万里市民図書館にて、
「写真家の眼・絵本作家の眼」と題して開催(10時~12時)
>>詳細はこちらへ(伊万里市HPイベントページ)
講演では、自作のみならず“見る”絵本解説にも定評のある川端さん、
今森さんの写真絵本『わたしの庭』も、よく紹介しているそうです。
その鋭い観察眼には、今森さんご本人も驚嘆しきり! とのこと。
先頃も、川端さんが東京店にいらした際に、直々に解説を伺って
子どもの本売り場のスタッフとともに、一同「おおーっ!」の声をあげ、
新たな発見に感動してばかりでした。
今森さんの切り絵本も人気ですが、
クーヨン連載中の「いきもの万華鏡」をご存知ですか?
10月号は「ホオズキ」。型紙がダウンロードできますよ。
>>月刊クーヨン10月号はこちら
>>川端誠さんの落語絵本15周年記念ページ
さて、明日の東京店「子どもの本の学校」には、増田裕子さんが登場!
ケロポンズのステージとはちがった、絵本作家の顔をご覧ください。
当日券での参加もできます。
2009/9/8 火曜日
田村 :東京店
イベント
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夏休みも終わり、朝晩の涼しい風に秋を感じるようになりました。
皆さまは今年の夏はどのように過ごされたのでしょうか?
この夏に出た新刊絵本で、個人的にとくに印象的な絵本は、なんといってもこちら。
巨大な足型が「でっこり」と地面から突き出ている場面からはじまります。
「これはきょだいじんのあしあとなのです。」
……いったいどういうこと!? とページをめくると、
地球の裏側では足型が「ぼっこり」へこんでいて……。
ダイナミックで爽快な絵本です。
クレヨンハウス東京店では、現在
『でっこりぼっこり』の原画展を開催中(~9月14日まで)
原画の色合いが本当にきれいです。
印刷の直前で大幅に変更になったところもあるそうです。
絵本とくらべて見ると、あっと驚く思わぬ発見が!
よーく見て確かめてくださいね。
そして、なんと
高畠那生さんサイン会も行います!
9月13日(日)15:00~
絵本作家であると同時に、育児まっただ中のおとうさんでもある高畠那生さん。
どんなサインがいただけるか、どうぞおたのしみに!
また、サイン会に先駆けて、高畠那生さんにサインを書いていただきました。
クレヨンハウスe-shopでも、ご購入いただけます。
>>『でっこりぼっこり』サイン本はこちら
▼サイン会についてのお問合せは下記まで
クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場
〒107-8630
東京都港区北青山3-8-15
TEL:03-3406-6492
FAX:03-3407-9568
e-mail: ehon@crayonhouse.co.jp
2009/8/28 金曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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夏休みも残りわずか。みなさん、どうお過ごしですか?
先ごろ訪れた「小さな絵本美術館」のご報告をします。
絵本作家さとうわきこさんの美術館ということは、
絵本好きのみなさんなら、もうご存じでしょう。
八ヶ岳を一望できる森の八ヶ岳館と、諏訪湖近くの岡谷本館。
「ばばばあちゃん」がひょっこり顔を出しそうな、
すてきなロケーションと、原画の迫力にゆっくりとひたれます。
さる8月8日(土)に、八ヶ岳館では、川端誠さんの講演会が開催。
ちょうど、夏休み恒例「お泊り美術館」の真っ最中とあって、
講演の前後の、子どもたちの歓声がにぎやかでたのしそうでした。
絵本ライブからはじまった川端さんの軽妙な語りに、子どもも大人も夢中に。
さらに、落語絵本『たがや』ができるまでを、絵本原画の展示室で、
スライドを見ながら聞けるというぜいたくな試みに、感激でした。
原画展示に8ヶ月と、いままでいちばん、制作に時間のかかったという
力作の製作過程を、見て、聞いて、その大変さに、
「ほぉ~」「はぁ~」のためいき混じりの声がもれていました。
終わりがみえないほどの気の遠くなるような細かな製作の日々。
「まず、はじめなければ、終わらない」と、川端さん。
原画が完成するときが、最高の気分かと思いきや、意外や、
もう描けるところがなくなってしまった……という気分だそう。
最後に、子どもたちに向けた「やりたいことにどんどん、挑戦して!
たくさん失敗もします。でも、どれもむだにはならないからね」
というご自身の経験からのことばが、感慨深く刻まれました。
絵本制作27年という、川端さんの画業がみられる
6作品90点におよぶ原画展は、9月14日(月)まで。
見ごたえのある展示をどうぞお見逃しなく。
>>小さな絵本美術館のサイトへはこちらから
原画展へいらして! と、さとうわきこさん
さて、落語絵本シリーズの新作14巻目も、進んでいますよ。
7月に「ダミー」(えんぴつ描きの原寸見本)ができあがりました。
川端さんいわく、このダミー完成が、何よりうれしい瞬間だそうです。
それまで自分ひとりのイメージだけだった作品が、
ひとにも見てもらえるようなかたちになるから、と。
長年あたためてきた噺で、ポンポン弾む会話がたのしく、
これまで以上に、家族で笑い合い、落ちに大うけ! の作品ですよ。
どんな噺かは、またのおたのしみ! にしておきましょう。
2009/7/31 金曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, イベント
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いよいよ8月ですね。
四国は松山のみなさん、お天気はどうですか。
明日8月1日の土曜日、何かおもしろいところへ出かけてみたい!
と思っている方へ、イベント情報です。
じつは、川端誠さんの「絵本ライブ」が13時~14時半まで、
松山市総合コミュニティセンターで開催されます。
「本と遊ぼう こどもワールド2009」という
児童書の展示会で、8月1日~3日まで、入場無料です。
いろんな出版社の、あかちゃんから子ども向けの本がたくさん。
おたのしみイベントも連日開催というから、
夏休みの「ちょっと 家族でおでかけ!」に、ぜひ、あそびにいってみてください。
ところで、7月には、つくばリブロ店と紀伊国屋新宿南店で、
「リズムでじゅげむ」という落語絵本のミニイベントをしました。
わが出版部のスタッフ山本が創作の、
サンバ調のリズム音楽にのって、 『じゅげむ』を読み語り!
参加の子どもたちで、じゅげむくんのなが~い名前を、
絵本の場面さながら、みんなで練習して……。
リズムにのっておぼえたので、はじめての子も「おぼえられた!」と 大喜び!
バギーの中のあかちゃんまで、おどってましたよ。
落語絵本『じゅげむ』
川端誠/作
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込) |
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2009/7/17 金曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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今週末から、夏休みという子どもたちも多いことでしょう。
7月20日の海の日もありますが、海にはくれぐれもご注意を!
なんたって、あの、ぶたのぶたじろうさんが、
今回は、あらしのうみにおそわれたんですから。
くいしんぼうのぶたのぶたじろうさん、
熟したマンゴーが島じゅうに実っている
「マンゴーじま」にボートで向かったのです。
おいしいマンゴーにつられた、ヤギのおばさんとね。
ふたりで、もいでは食べ……もいでは食べ……
ぶたのぶたじろうさんは、どんばらぶたのすけに!
ヤギのおばさんは、ぽんぽこりんのタヌキばら! になるまでね。
帰りのボートは満腹のふたりの重いおなかのせいで、
沈んだのじゃなくって、突然のあらしにボートがこわれ……
「おわりよ、ぶたじろうさん。あきらめましょう」
とヤギのおばさんは、おいのりをはじめてしまいます!
ああ、ぶたのぶたじろうさん! ぜったいぜつめいか!?
気になる結末は、本書で……7月25日発売です。
もうそれまで待てないよ~、という方もいることでしょう。
じつは、7月18日(土)のクレヨンハウス子どもの本の学校で、
先行発売します。
なんたって、内田麟太郎さんが講師ですから!
>>子どもの本の学校の詳細はこちら
講演会(16時~17時半)の当日券も発売しますよ。
また、講演終了後のサイン会のみのご参加でも。
2009/7/2 木曜日
田村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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いよいよ夏到来ですね!
クレヨンハウス東京店では、
『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』の原画展がはじまりました。
7月16日(火)までの開催です。
色鮮やかな切り絵でできた恐竜の世界。
原画を見ると、本当に細かいところまではさみが入れられているのに驚き、感動!
いまにも動き出しそうな恐竜たちを、ぜひ、見にいらしてください!
とある幼稚園では、この絵本を参考に、
実際にはさみを使ってティラノサウルスの切り紙をやってみたというお話も伺いました。
子どもたちも大よろこびだったそうです。
そして、なんと今回、松岡達英さんが
とてもかっこいいイラスト入りのサイン本をつくってくださいました!
部数限定です。店頭のほか、eショップでもお求めいただけます。
※現在サイン本は売り切れております
クレヨンハウス東京店では、恐竜の絵本や図鑑のフェアも開催中です。
夏休みに向けて、恐竜の本をお探しの方、ご来店をお待ちしております!
2009/6/10 水曜日
田村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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「角落ち厳禁」と書かれた段ボールが8箱、
厳重に梱包されて届きました。
人気のユーモア絵本に作家さんがサインを入れてくださり、
待ちに待ったそのサイン本が届いたのです!
わたしの個人的イチ押しは、
高畠那生さんがカラーで1冊ずつ異なるすてきな絵を描いてくださった
『チーター大セール』。
チーターのさまざまな表情に
「これおもしろ~い!」「こっちはかっこいい!」と、
思わず歓声が上がりました。
早くお客様にも見ていただきたく、
早速コーナーをつくり、ポップをつけました。
イラストを見てお気に入りの1冊を選んでいらっしゃるお客様の姿に、
スタッフもほほえまずにはいられません。
そのほか、
五味太郎さんの新刊『四字熟語グラフィティ』
『おならうた』(飯野和好さん/絵)
『ぶたのたね』(佐々木マキさん/作)
『いいからいいから』(長谷川義史さん/作)
など、たのしいユーモア絵本のサイン本がたくさんそろいました。
部数限定ですのでお見逃しなく!
クレヨンハウス東京店店頭のほか、
e-shopでもお買い求めいただけます。
>>eショップ「サイン本」コーナーはこちらから
2009/3/30 月曜日
三富 :東京店
イベント
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3月の子どもの本の学校は、絵本作家どいかやさんをお迎えして
「さがしものの途中の絵本」というタイトルでご講演いただきました。
どいさんはクレヨンハウスでアルバイトをしていた時期があるんですって!
冒頭でご自身とクレヨンハウスに不思議な縁を感じるお話に驚いてしまいました。
どいさんはあとさき塾のご出身。
あとさき塾で絵本の創作を始めた頃のお話やエピソードを
1冊1冊絵本を手に取りながら、お話して下さいました。
中でも印象的だったのが、
いつも身の回りで起きていることや何かを発見した時、
それらをみんなに伝えたい! その気持ちが絵本となっているというお話。
『うさぎのルーピースー』もその思いから絵本になったのだそうです。
「朝おきると 机のしたで うさぎが死んでいました」この1文から始まるお話は、
どいさんご自身も絵本にできるとは思っていなかったそうです。
ある原画展で、この絵も一緒に飾っていたところ、絵本にというお話になったのだとか。
自然と生き物と暮らしを深く、でもナチュラルに考えているどいさん。
エピソードをもうひとつ。
お話の中で、みんなに伝えたいことができた時絵本をつくる。そのことで紙が大量に使われていく。そこに無駄はないのだろうか、と考えられたそうです。
製本所に行き、ご自分の本ができる行程を見たとき、
その大量の紙に驚かれたそうです。
何かできることはないかという思いから紙質にもこだわりを持ち、
再生紙などを使って絵本の創作をしているそうです。
このお話はお客さまにも私たちスタッフにもとても印象深く、
講演会終了後のサイン会でも、一緒に考えて行きたいというお客さまの声が多く聞かれました。
>>どいさんが手に持っている絵本『チップとチョコのおでかけ』はこちら
とてもあたたかで、やわらかいお人柄のどいかやさん。
その考えや暮らしの中で大切にしていることをお聞きすることができて、素敵な講演会となりました。
どいかやさんありがとうございました! またお店に遊びに来てくださいね。
2009/3/12 木曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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早咲きの桜便りもちらほら……うれしい春ですね!
桃色に、桜色……。春は、ほんのりあま~い味がしてきそうです。
3月の落語絵本は『まんじゅうこわい』。
『まんじゅうこわい』については、こちらで詳しくご紹介しています。
>>落語絵本15周年ページ
川端誠さんによると、表紙のピンク色は、餡の甘味のイメージとか。
何度でも手がのびるのは、落語絵本も、おいしいものも一緒ですね。
第1報です。落語絵本の原画展、クレヨンハウス東京店で開催決定。
5/1(金)~5/17(日)/5/5(祝)川端誠さんのサイン会もあります。
シリーズ13巻から1点ずつの展示は作者自身もはじめて、本邦初公開!
先ごろ川端さんから、去る2月21日に札幌で開催予定の絵本ライブ&講演会が天候不順のために現地入りできず、やむなく中止となったとお話を伺いました。
いつものように、前日から現地着すべく、羽田空港へ向かったものの、
遅延につぐ遅延で、とうとう欠航。
すかさず新幹線に乗り換えたものの、こちらもダイヤが乱れに乱れて、八戸へ。
ここでも足留めされ、車中泊。
翌日も、津軽海峡線が不通ゆえに、もはや、たどりつけない……と。
幸いにも、参加申込みの方々には中止の旨、ご一報ができたようですが、
川端さんの講演活動のなかでも、初の中止となったそうです。
川端さん、お疲れさまでした!
お正月から三重で開催の「ひとめあがり原画展」、お見逃しなく。
川端さん、3月はこのあと、福井と佐賀へ、講演の旅です。
>>講演スケジュールと問い合わせ先はこちらから
2009/2/27 金曜日
三富 :東京店
絵本作家さん, イベント
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ご報告が遅くなってしまいましたが、
2月21日(土)に、東京店で「子どもの本の学校」がありました。
18期の10回目は翻訳家のふしみみさをさん。
「第一ファンの視線」というタイトルでご講演いただきました。
緊張していたというふしみさんですが、
お話からはとてもそんなようすはなく、
ご自身の翻訳された本について、たっぷりお話くださいました。
ふしみさんの翻訳された絵本の数……あらためてタイトルの多さにビックリ!
『うんちっち』やクレヨンハウスから出版している「リゼッテ」のシリーズ、
「マドレーヌ」シリーズで有名なベーメルマンスの『特急キト号』など、人気の本ばかり!
ふしみさんが絵から読み取ったその本のおもしろさや見どころなどを、
1冊1冊手に取りながらお話くださいました。
また、ご自身の「付加価値」をとフランスに行き、
自分の好きな作家さんをリストアップして全員に会うなど、
とってもアクティブな面もおもちのふしみさん。
『特急キト号』などは版権の持ち主がわからず、
探しに探してベーメルマンスのお孫さんに行きついたそうです!
作者とのやり取りやエピソードでは会場から笑いが起こり、
終始和やかでたのしい講演会となりました。
講演会終了後、サイン会を行ったのですが、
ふしみさんは絵もとっても上手なんですよ!
1冊1冊全てに絵を入れてサインをしてくださいました。
『うんちっち』の作者、ステファニー・ブレイクさんからプレゼントされたという人形も、
みなさんが手に取れるように見せてくださいました。
ちょっとクタクタ人形のようでかわいいシモンくんでした!
ふしみさんありがとうございました!
またあそびに来てくださいね。
■写真撮影/宮津かなえ