ふしみみさをさんに会いにきませんか?

絵本作家さん, イベント No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

今週土曜日は「子どもの本の学校」、翻訳家・ふしみみさをさんが講師です。

『うんちっち』『どうぶつにふくをきせてはいけません』などユニークな訳書が多く、
「おもしろいなと思ったら、また、ふしみさんの訳!」
という出会いをされている方も、いらっしゃるのではないでしょうか?

ふしみさんには、クレヨンハウスでも、
「リゼッテ」シリーズなどでお世話になっています。

担当編集者として声を大きくして申し上げたいのですが……
ふしみさんは、とてもチャーミングでおもしろーい方です。
ぜひ、ひと目お会いになって、お話を聞かれることをおすすめします。

先週行われた大阪店での講演で、なんと2キロもやせてしまわれた、とのこと。
まさに体力・気力を注ぎ込んでいただいてのお話です!
ふしみさん作品のファンの方はもちろん、翻訳家を目指している方も、
お誘い合わせのうえ、お出かけください。

もちろん、終了後にはサイン会も予定しています。

リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう 『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』
カタリーナ・ヴァルクス/作
ふしみみさを/訳
クレヨンハウス/刊
1,575円(税込)

「子どもの本の学校」
講師:ふしみみさをさん
クレヨンハウス東京店 レストラン[広場]にて
2月21日(土)16:00~
※当日券(2,500円)は11時開店と同時に子どもの本売り場レジにて販売します。

12人いる!

英語絵本, イベント No Comments

ご報告が遅くなりましたが、
1月23日に東京店で開かれた「おとな版Read Aloud! の会」でのこと。

テキストは、ルドウィッヒ・ベーメルマンスの『MADELINE』でした。

madeline 『MADELINE』 
Ludwig Bemelmans/作
The Vinking/刊
ハードカバー
1,985円(税込)

1947年にアメリカで生まれ、世界中で読み継がれているロングセラー
「MADELINE」シリーズの第一作目です。

フランスの寄宿舎で暮らす12人の女の子たち、
その中でもいちばんちいさくて元気なマドレーヌを主人公に物語は進んでいきます。
ある夜マドレーヌは盲腸炎にかかり、入院することになるのですが……
病院でも元気いっぱい!
読みながら元気をもらえる絵本です。

マドレーヌが大人になったような、たのしくて朗らかな講師の大島英美さんを囲んで、
登場人物それぞれの役になりきりながら、みんなで読み合いました。

さて終了後、参加者の方から
「このページ、12人いますね」と言う声が上がりました。
「?」みんなでそのページを見てみると……。
マドレーヌが入院して11人になったはずの寄宿舎の食事のシーン。
席はひとり分空いているのに、12人の女の子が座っているではありませんか!

「すごい! 大発見!」参加していたみなさんや
大島さん、わたしたちスタッフまでおおいに盛り上がり、
ほかにも発見はないかと、ひとしきり読み返したのでした。

こんな驚きを共有できるのも、
みんなで同じ本を読み合う「Read Aloud! の会」ならではでしょうね。

東京店では、2月28日までベーメルマンスと『Swimmy』の作者、
レオ・レオニにスポットを当てた企画展示をしています。
こちらでも、作品の秘密や作家の知られざるエピソードをたくさんご紹介していますので、ぜひ見にいらしてください。
一緒に驚きを共有しましょう!

それにしても、あの女の子は誰だったのでしょうね……?

●ペーパーバック
『MADELINE』
Ludwig Bemelmans/作
Puffin Books/刊
882円(税込)

●CD付きペーパーバック
『MADELINE』
Ludwig Bemelmans/作
Puffin Books/刊
1,103円(税込)

●日本語版
『元気なマドレーヌ』
ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作・画
瀬田貞二/訳
福音館書店/1,365円(税込)

>>ベーメルマンスとレオニの企画展はこちらから!

*洋書は2月9日現在の価格です。レートの変動によって価格の変更があります。

「子どもの本の学校」とよたかずひこさん

絵本作家さん, イベント No Comments

先日、月に1回の「子どもの本の学校」がありました。

1月の講師は、とよたかずひこさん。
『どんどこももんちゃん』『コトコトでんしゃ』など
あかちゃんからたのしめる絵本は、みなさんもご存じですよね!

ご自身の子育てを通して、絵本の創作の道に入られたという、とよたさん。
「あかちゃんと旅する」というタイトルでお話くださいました。
そのようすお知らせしますね。

当日は講演開始の1時間前にいらっしゃった、とよたさん。
準備に追われるわたしたちスタッフに、やさしく声をかけてくださいました。

紙芝居や絵本の「読み聞かせ」をしてくださるということで、舞台の準備。
お客さまにたのしんでいただけるようにと、とよたさんの細やかな配慮があり、
わたしたちと一緒に準備を進めてくださいました。

ご自身でつくられた大型絵本や紙芝居などを使っての講演会は、
とよたさんの声と心地よいリズムが一緒になって、
子ども時代に戻ったように聞き入ってしまいました。
「読み聞かせ」の合間には、絵本の誕生秘話、子育て中のエピソードも。

小学校で授業を行ったり、子どもたちとの交流を大切にしているとよたさん。
子どもたちとのたのしいやりとりも紹介くださり、あっという間の1時間半でした!

講演会終了後は、サイン会です。
みなさん、とよたさんのサインを見たことがありますか?
これはサインではなく、作品!! 
と思ってしまうほどていねいに1冊1冊に絵と色を入れてくださるんですよ!

その間もお客さまといろいろな会話をされて、
サイン会は終始あたたかな雰囲気で行われました。

とよたさん、ありがとうございました!

「子どもの本の学校」/とよたかずひこさん
撮影/宮津かなえ

酒井駒子さん原画展開催中

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年が明けてから寒い日が続くものの、
晴れているので毎日お店のエントランスでカレンダーバーゲンを開催中です。

先日おかあさんとふたりで来てくれた女の子が、
こっそりわたしの耳にささやいてくれたのは……
「あのね、おかあさんのおなかの中にあかちゃんがいるんだよ」

アンホルトの『おねえさんになるひ』(徳間書店)みたいだなぁと、
「わぁ、大事な秘密を教えてもらっちゃった!」と言ったら
本当にうれしそうな、でもちょっとくすぐったそうな笑顔。

あかちゃんが、新しいいのちが生まれるって、とても不思議で愛おしいことなんだと
あらためて実感したできごとでした。

その愛おしさは、生も死も、同じような気がします。

先週末より、酒井駒子さんの『くまとやまねこ』原画展を開催中です(~31日まで)。


『くまとやまねこ』

湯本香樹美/ぶん
酒井駒子/え
河出書房新社/刊
1,365円(税込)

大好きな友だちのことりを亡くしたくまの物語は、
年齢をこえて多くのひとに感動を届けています。
子どもたちにも、お店で棚から好きな絵本を出して読むように原画を見てもらえたらと
少し工夫も凝らした展示になりました。

子どもから大人まで、たくさんの方に見ていただけたらと思います。
ご来店をお待ちしています。

『くまとやまねこ』原画展

『くまとやまねこ』原画展

明日は、いわむらかずおさんの「子どもの本の学校」です。

絵本作家さん, イベント No Comments

こんにちは。
12月の最初の週末ですね。
クレヨンハウスにも、サンタクロースからの依頼がたくさん届いています。

そんなわけで、お店のスタッフは大忙し。
ブログは編集部スタッフなどの執筆が多くなっていますが、
全国のサンタクロースに免じて、ご了承くださいませ!

明日、大事なひとへの贈りもの選びで表参道へいらっしゃる方は、
ぜひクレヨンハウスにお立ち寄りください。

毎月開催の「子どもの本の学校」
今回の講師は、絵本作家・いわむらかずおさんです。

いわむらさんといえば、やはり「14ひき」シリーズがおなじみでしょうか。
(わたしはどちらかというと、「カエルくん」シリーズ派です)

シリーズ最新作『14ひきのもちつき』も、
これからの季節にたのしみたい一冊ですよね。

さまざまな作品の舞台にもなっている
「いわむらかずお絵本の丘美術館」は、開館してもう10年。
明日の講演では、積み重ねた10年の出会いについてお話くださるそうですので、
いわむらさん作品のいままでとこれからを知るには、絶好の機会だと思います。

サイン会もありますので、絵本と一緒に、こころに残ったいわむらさんのひとことなど添えて……。
よろこばれるプレゼントになりますよ、きっと!

ちなみに、大阪店は来週13日(土)の開催です。

14ひきのもちつき 『14ひきのもちつき』
いわむらかずお/作
童心社/刊
1,260円(税込)
かんがえるカエルくん 『かんがえるカエルくん』
いわむらかずお/作
福音館書店/刊
1,575円(税込)

「子どもの本の学校」
講師:いわむらかずおさん
12月6日(土)16:00~
クレヨンハウス東京店 レストラン[広場]にて
当日券(2,500円)は、11:00開店と同時に子どもの本売り場レジにて販売します。

神保町ブックフェスティバルにクレヨンハウスが出店します!

イベント No Comments

本の街といえば、おなじみ神保町。
ここで毎年秋に、大きな本のお祭りが開かれます。

本のつくり手である出版社のブースが通りにずらりと並び、
また、その通りで飲食店をいとなむお店は、店の前に屋台を出して、と
大変にぎやかでたのしいお祭りです。

クレヨンハウスも、今年もオリジナルの出版物をもって出店します!

落語絵本、あかちゃんから絵本、幼年童話、子どもとつくる料理の本、
大人向けのエッセイ、写真絵本、クーヨンバックナンバー等……
ちょっと汚れている本ですので、特別価格で販売する予定です。

「ブログを見ました」と言っていただければ、
ささやかなプレゼントも用意しております。

ぜひあそびにいらしてください。
お待ちしております。

クレヨンハウスのブース/2007年神保町ブックフェスティバル
昨年のクレヨンハウスブース。大にぎわいでした!

神保町すずらん通り「本」の得々市
詳細は、http://jimbou.info/
11/1(土)10:30~18:00 
11/2(日)10:00~18:00 
11/3(祝)10:00~18:00

在庫僅少本フェアはじまりました!

イベント No Comments

先日このブログでもご案内しました、『ぼくのかえりみち』原画展は、
たくさんの方にご覧いただいて終了しました。

さて、10月の後半は5月に大好評だった
「在庫僅少本フェア」を開催しています(31日まで)。

在庫僅少本フェア

引き続きのほるぷ出版、冨山房のほか、
今回は偕成社、BL出版、架空社にもご協力いただきました。
スタッフたちの間でも並べながら、あの本もこの本もと大騒ぎの品ぞろえです。

ほとんどの本が1、2冊ずつなのでどうぞお早めに。
ご来店をお待ちしています!

在庫僅少本フェア

【こちらの写真にある絵本のご紹介】

★在庫僅少!重版未定本

左上から時計まわりに
『THE CAR BOOK カーブック』
ヤーン・アグラ/え
BL出版/刊 2003年版
2,520円(税込)

『なかよしのりもの大ぼうけん』
ジャック・デュケノワ/さく
おおさわあきら/やく
ほるぷ出版/刊 2002年版
1,470円(税込)

『絵本画家の日記2』
長新太/作
BL出版/刊 2003年初版
1,050円(税込)

ポストカードブック
『STAR COLLECTOR スターコレクター』
たむらしげる
架空社/刊 1991年版
1,020円(税込)

ポストカードブック
『WE WISH YOU A MERRY CHRISTMAS メリークリスマス!ミスター・サンタ』
山本容子・飯野和好・たむらしげる・高畠純・スズキコージ・ひらいたかこ
・南塚直子・杉山由・スージー甘金・高田せい子・政岡勢津子
・かわぐちせい子・土橋とし子・舟崎克彦・伊藤正道・おぼまこと
架空社/刊 1988年初版
1,020円(税込)

『天国に近い村』 *ささめやゆきさんサイン本
シンシア・ライラント/作
中村妙子/訳
ささめやゆき/画
偕成社/刊 2004年版
1,050円(税込)

『春のわかれ』
槇佐知子/文
赤羽末吉/絵
偕成社/刊 2000年
1,680円(税込)

お店では他にもいろいろ販売中です。
このブログで紹介している本についてのお問い合わせ・ご購入はお電話で受け付けています。
クレヨンハウス/子どもの本の売場 TEL03-3406-6492
稀少本につき、品切れはご容赦ください。

『ぼくのかえりみち』原画展開催中!

クレヨンハウス出版の新刊, イベント No Comments

こんにちは。

気がつけばもう10月。
1年が過ぎるのは早いなぁなんて振り返ってみたり。

2008年最後の原画展示になるのが、
いま開催中の『ぼくのかえりみち』ひがしちからさん原画展です。

ひがしちからさん原画展

ぼくのかえりみち 『ぼくのかえりみち』
ひがしちから/作
BL出版/刊
1,365円(税込)

ひがしさんは2006年『えんふねにのって』でデビュー。
この『ぼくのかえりみち』は2作目となる絵本です。

こちらをまっすぐ向いてきりりと立っている男の子そらくんが、
きょうはこの「白い線」の上から落ちないで帰ろうと思い立ちます。

はじめはそろそろ、ゆっくり足元を見て慎重に進んでいきますが、
途中にはいくつも難所が。
線の上を工事中だったり、大きな犬がふさいでいたリ……。

横断歩道をえいっと跳びわたり、
「この線から落ちたらたいへんなことになるんだ」
というそらくんに見えている風景は、
自分も子どもの頃にやったと、なつかしいような思いになる方も多いのではないでしょうか。

先日、作者のひがしちからさんがクレヨンハウスにご来店されました。
一冊一冊ていねいに、こんなすてきなサイン本をつくってくださいましたよ!

ひがしちからさんサイン会

ひがしちからさんサイン本

そうそう、『えんふねにのって』に出ているあの子は、やっぱりそらくんだそうです。
そんなところを見るたのしみも。

大分生まれのひがしさん、
ご実家のほうはそんなに緑あふれるところでもないとおっしゃっていましたが、
みずみずしい緑のトンネルや路地の風景など原画で見るととてもきれいです。

この連休、ぜひお出かけください。お待ちしています!

かがく絵本っておもしろい!

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こんにちは、大阪店の上田です。

大阪店では、10/13(月・祝)まで「かがくのとも」フェアを開催しています。
「子どもが好奇心をかきたてられるような科学書を」という思いのもと、
世界初の月刊科学絵本として刊行された福音館書店の「かがくのとも」は、
来年4月でなんと40周年!

工夫するおもしろさを伝えるものや、生きものの不思議にせまるものなど、
1冊1テーマで、不思議が起こる過程をたのしく丁寧に説明してくれています。
今回は、その中から3冊ご紹介いたします。

しっぽのはたらき 『しっぽのはたらき』
川田健/文
薮内正幸/絵
今泉吉典/監修
福音館書店/刊
880円(税込)

この絵本は、記念すべき「かがくのとも」第1号の作品です。
人間になくて、動物にあるもの……
と言われていちばんに思いつくのは、「しっぽ」ですよね。
実はこの「しっぽ」、動物によってまるで違ういろんな役割を果たしているのです。

犬はうれしいときにはしっぽをふり、怖いときには後ろ足の間に入れてしまいます。
こうして自分の気持ちを表します。
ウシのしっぽは、ハエたたきの役割を。
リスは、枝から落ちないようにしっぽをふってバランスをとるなど、
それぞれのしっぽの役割に、思わず「なるほど!」と、うなってしまいます。

ちのはなし 『ちのはなし』
堀内誠一/文と絵
福音館書店/刊
880円(税込)

けがをすると赤い血が出ます。
血が出るのは、血の通っている管が破けてしまうから。
血の中には、酸素をからだに運んでくれるものや、
バイキンをやっつけるために、たたかってくれるもの、
流れる血を固めてかさぶたをつくってくれるものが入っていて、
わたしたちのからだの中で活躍してくれています。
「どうして血が出るんだろう?」という疑問にしっかり答えてくれる絵本です。
人間のからだって、不思議でおもしろい!

かみひこうき 『かみひこうき』
小林実/文
林明子/絵
福音館書店/刊
880円(税込)

こちらは、なんと林明子さんのデビュー作。
『はじめてのおつかい』など、数々の人気絵本を描かれている林明子さんは、
1973年、かがくのともでデビューされました。
(同じ年、五味太郎さんもかがくのとも『みち』というタイトルでデビューされているんです。記念すべき年ですね!)

この絵本は、読んだらすぐに、かみひこうきをつくって飛ばしたくなりますよ。
折り方を変えてみたり、翼の先を切ってみたり。
かみひこうきって、工夫次第でいろんな飛び方をするんです。

折り紙を用意して、ぜひやってみてください。
さあ、あなたもかみひこうきのパイロットになりましょう!

期間中は、大阪店の階段のところに、
「かがくのとも」約40年の歴史を紹介したパネルを展示しています。
大パネルで迫力満点!!
目を通せば「かがくのとも」の全貌がわかるようになっています。

かがく絵本は、大人が読んでもおもしろく、
「そういうことだったのかー」と、
いままで当たり前と思っていた現象のなぞ解きをしてくれたり、
子どもたちの「なぜ?」の質問にわかりやすく答えてくれるものなどがたくさんあります。
ときには、生きる勇気をもらうことも。

この機会に「かがくのとも」に限らず、
みんなで考え、実践し、発見することのできるいろんなかがく絵本に出会ってください。
ご来店お待ちしています。

菱木晃子さんの「子どもの本の学校」盛況でした!

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9月20日(土)、前夜の台風を吹き飛ばし、カラリと晴れた青空のもと、
子どもの本の学校が開催されました。
講師は、翻訳家の菱木晃子さんです。

「翻訳あれこれこぼれ話」という題で、
お仕事の裏話、スウェーデンの出版事情などなど、
本当にいろんなお話をしていただき、あっという間の1時間半でした。

子どもの本の学校/菱木晃子さん
 

『ニルスのふしぎな旅』の原書は100年も前に書かれたもの。
当時と現代で科学的常識など食い違うところも、原文に忠実に、
菱木さんが翻訳にかけた歳月はなんと8年間!
 

ニルスのふしぎな旅 上巻 ニルスのふしぎな旅 下巻 『ニルスのふしぎな旅』上・下巻
セルマ・ラーゲルレーヴ/作
ベッティール・リーベック/画
菱木晃子/訳
福音館書店/刊
各2,415円(税込)

 
 
また、両親が離婚した少年のある一日を描いた
『パパはジョニーっていうんだ』は、
原文が三人称で書かれていたのをあえて一人称に変え、
少年の気持ちが読者にもっと伝わるようにしたとか。
 

パパはジョニーっていうんだ 『パパはジョニーっていうんだ』
ボー・R・ホルムベルイ/作
エヴァ・エリクソン/絵
ひしき あきらこ/訳
BL出版/刊
1,260円(税込)

 
 
翻訳にあたっての調査は綿密で、
ご自身を「粘着気質」とおっしゃっていましたが、
パワフルな探究心、ベストを尽くす行動力を垣間見るような思いでした。

講演会後もスタッフにいろんなお話をしてくださって、
その中でとくに印象的だったのは、長年翻訳を続けている中で、
最初は自分がたのしくてやっていたけれど、
いまはいい本を子どもたちに届けたい、
という思いがより強くなったとのことばです。

菱木さんの最新刊『おばけのめをみて おとうとうさぎ!』
ポップな絵と、大切なことを教えてくれる昔話のようなところとが共存する絵本。
原書は、スウェーデンの子どもたちが選ぶ本の人気投票の
0~6歳部門でベスト1になりました。

東京店で、菱木さんのサイン本を若干数ご用意しています。
当日、サイン会に参加できなかった方、お早めにどうぞ!
    *サイン本は終了しました。ありがとうございました* 

おばけのめをみておとうとうさぎ! スウェーデンの子どもたちによる本の人気投票
「BOKJURYN」で、2007年度の第1位!

『おばけのめをみておとうとうさぎ!』
ヨンナ・ビョルンシェーナ/作
菱木晃子/訳
クレヨンハウス/刊
1,470円(税込)

 
たくさんのすばらしい海外絵本を日本に届けてくださる菱木晃子さん。
これからもご活躍をたのしみにしています!

次回の「子どもの本の学校」講師は、石津ちひろさんです。
10月11日(土)16時~ 大阪店
10月18日(土)16時~ 東京店
*当日券は店頭にて当日11時から販売します。

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