2011/10/26 水曜日
大井 :子どもの本売り場
英語絵本, イベント
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東京店・子どもの本売り場のフェアのお知らせです。
いつもこの絵本ブログでご紹介している、
クレヨンハウス厳選のブッククラブ英語絵本コースの本が
一堂にずらりと並んだ「Book club Selections英語絵本フェア」、
ただいま開催中です!
英語児童書ディレクターの大島英美さんの
「英語絵本ガイド」(下の写真)がそれぞれついていて、
ちょっとお得な価格です。
目印は黄色のクーヨンマーク!
どんな本が並んでいるかは、ツイッター(@crayonhouse)で毎日ご紹介しています。
この機会にたのしみながら英語となかよくなりませんか?
11月中旬まで開催中です。
2011/10/26 水曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは、ブッククラブの早崎です。
クレヨンハウス東京店では英語絵本フェア、
「Book club Selections」を開催中です。
ブッククラブでご紹介した英語絵本が大集合。
ぜひこの機会にご来店ください。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
10月の英語絵本「P1コース」と「P3コース」のご紹介です。
まずは「P1コース」。
「Roar! Nothing can stop Me!」と、
闘争心満々の恐竜くんがいろいろなものに勝負を挑む物語。
まず手はじめに、枯葉の山に飛び込んで、
木端みじんにまき散らします。
枯葉に勝利したことを確信すると、
次に大盛りのスパゲッティに挑み、みごと完食!
恐竜くんの闘争心はおさまることなく、
立ち話をする大人たち、お風呂に歯磨きと、
次々と勝負を挑んでは制覇します。
そして、ついに最大の敵「ねんねの時間」に挑みますが……。
「ガオー!」といった猛獣などのうなり声を、
英語では「Roar!(ロアー)」と表現します。
なんだかかわいく聞こえますね。
みなさんも恐竜くんになりきって、Let’s Read Aloud!
そして「P3コース」。
★骨になっても飼い主を思う忠犬物語★
|
『Bone Dog』
Holly Hobbie/作
Eric Rohmann/作
Roaring Brook Press/刊
1,696円(税込) |
ある満月の夜、死期を悟った老犬Ellaは少年Gusに、
「何があっても、いつも君のそばにいるよ。
満月の下で誓ったこの約束は破られることはないから」と約束します。
まもなくEllaは亡くなり、Gusは悲しみにくれるなか、
ハロウィーンの日を迎えます。
満月のその晩、骸骨に扮したGusは帰路につく途中、
本物の骸骨たちに取り囲まれてしまいます。
骸骨たちが襲ってくる寸前、骨になったEllaが現れて……。
骨になっても愛するひとを見守り続けるEllaの愛情の深さに、
ただただ涙が溢れてしまいます。
大人なはもちろん、子どものこころにも静かに深く響く作品です。
秋の夜長の一冊にいかがでしょうか?
2011/10/25 火曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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東京店子どもの本売場では、先週より『だいじなだいじなぼくのはこ』
平澤一平さんの原画展を開催中です。
『はやくはやくっていわないで』のおふたり、
益田ミリさんと平澤さんのコンビの新作絵本。
すっと沁み込んでくるようなやさしい色と、
「くるまくん」の表情に思わず頬がゆるみます。
今週29日土曜の15時からは、おふたりそろっての
サイン会もあります。
それぞれ描かれる絵によく似た(?)、すてきなおふたりです。
クレヨンハウスでお買い上げいただいたおふたりの著作を
お持ちいただければ、どなたでもご参加いただけます。
ぜひ、あそびにいらしてください。お待ちしています!
2011/10/21 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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先週土曜日の「子どもの本の学校」では、
絵本作家、田島征三さんの講演会がありました。
やわらかな笑顔と自然体がとてもすてきだった田島さん。
お話では、そのお人柄とともに作品の魅力を
たっぷりうかがいました。
まずは、木の実などを使った作品のお話。
講演タイトルにもなっている作品集『生命の記憶』(現代企画室/刊)は、
田島さんを伊豆に呼んでくれたという宮迫千鶴さんのことばなのだそうです。
「いのちの抜け殻」のような、木の実に残る「生命の記憶」が感じられるたくさんの作品。
一つひとつ植物の名前や、つくったときのお話をうかがって、全部つながって「森」が感じられるようでした。
こちらへ来られる前にも、瀬戸内海・大島での「瀬戸内芸術祭」で
おおたか静流さんの歌とともにライブペインティングをしてこられたり、
新潟県十日町の旧小学校校舎をまるごと絵本にした「絵本と木の実の美術館」を、地域のみなさんと一緒につくられたり、と多彩なご活躍です。
読み聞かせしてくださった『かまきりのカマーくんといなごのオヤツちゃん』、
『やぎのしずかのたいへんなたいへんないちにち』は、
来年にも続きの作品が出るそうですよ!
その後のサイン会でも、1冊ずつすてきな絵を描いてくださいました(写真)。
田島さん、ご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました。
この講演のようすは、12月3日発売の「クーヨン」2012年1月号にも掲載しますので、
どうぞおたのしみに!
2011/10/17 月曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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こんにちは。「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から
英語絵本「P2コース」の10月の本を紹介します。
★どうしても空を飛びたい!
必死のペンギンと見守る少年の友情物語★
|
◇『Up and Down』
Oliver Jeffers/作
Philomel Books/刊
1,696円(税込) |
少年とペンギンは大の仲良し。
何をするにもいつも一緒です。
なかでもお気に入りは、ボードゲームをすること。
ある日、ペンギンは空を飛びたいと思い立ちます。
少年の手を借り、あれやこれや試してみるものの
なかなかうまくいきません。
専門家の助言を求めるべく出かけたところ、
ペンギンは1枚のポスターを見つけます。
これだ! とばかりに断りもなくすっ飛んで行ってしまったペンギン。
ひとり残された少年は、友だちの行方をあちこち探してまわるのですが……。
果たしてペンギンはいったいどこへ。
ふたりは再会できるのでしょうか。
人物が丸っこく描かれていて、一見かわいらしい雰囲気がありますが
澄んだ水彩で描かれた風景は、洗練されていてとてもキレイ。
絵の独自性もさることながら、
鳥類なのに空を飛べない、というペンギンならではのジレンマや
ふたりのお気に入りのゲームがバックギャモン(?)
と時代がかっているところも、ゆるーく笑えてよいです。
この少年とペンギンの友情物語は『Lost and Found』シリーズとして人気を博し
本作はシリーズ第4作目。
思い立ったら即行動というペンギンと、
そんなペンギンにふりまわされながらも、やさしく手を貸す少年との友情は、
なんだかこの先もたのしみです。
2011/10/14 金曜日
大井 :子どもの本売り場
絵本作家さん, イベント
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こんにちは。
東京店子どもの本売場の大井です。
明日10月15日(土)の、連続講座「子どもの本の学校」では
絵本作家の田島征三さんをお迎えします。
タイトルは、「生命の記憶」。
田島さんからのメッセージをご紹介します。
自分は何者であるのか?
どこへ行こうとしているのか?
やっと、おぼろげにわかってきた。
ここまで歩いてきたのは何をするためだったのかを考えることで
君へのメッセージとしたい。
すてきなメッセージに、なんだかじんとしてしまいました。
お話をうかがうのがたのしみです!
店頭では講演会に合わせて、
先月広島県のふくやま美術館で行われていた
「田島征三の大地」展図録(田島さんが編集されたものだそうです!)と、
新潟県十日町の小学校の旧校舎をまるごと絵本にした、
「絵本と木の実の美術館」ガイドブックも入荷しました。
朝11時から、店頭で当日券も販売しています。
ぜひたくさんのご参加を、おまちしています!
2011/10/12 水曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ
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こんにちは、編集部の吉原です。
いま、クレヨンハウスは「かぼちゃ」だらけです。
ハロウィンを待って、そこにもここにもかぼちゃのオーナメントが大きな口を開けて笑っていますので、会いに来てくださいね。
ケーキおばさんのオリジナルかぼちゃ型クッキーも期間限定の販売です。
もちろん、野菜市場にはおいしい本物のかぼちゃもありますよ!
そして絵本も。
かぼちゃの絵本って、けっこうあるんですよね。
なかでもわたしが好きなのは、『14ひきのかぼちゃ』かなあ……。
おなじみ14ひきの家族が、種からかぼちゃを育てるようすが描かれていて、
大きく実ったら、収穫してお料理!
みんなで囲むかぼちゃづくしの食卓が、おいしそうなんですよ~。
かぼちゃのパイに、おまんじゅう、煮物にスープ……
「食いしん坊が選ぶおいしい食卓絵本大賞」なんてものがあったら、
まちがいなく入選の一冊ですね。
『14ひきのかぼちゃ』
いわむらかずお/作 童心社/刊
1,260円(税込)