<絵本town特集>山脇百合子さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

山脇百合子さん
やまわき・ゆりこ


『ぐりとぐら』

なかがわりえこ/文
「こどものとも」1963年12月号 → 1967年/福音館書店

●デビュー作の思い出
月刊誌「こどものとも」の1冊として出ました。そのころの「こどものとも」編集長だった松居直氏が苦労なさったことと思います。私は苦労したことなど(あったとしても)何ひとつおぼえていません。楽しく描きました。

作家を目指す方々への応援メッセージ
真心を込めて一所懸命描くことが大切です。自分で納得いく絵が出来るまで、何枚でも描きなおします。私は、ぐりとぐらが大好きです。そして、この世に存在するものであるなら(!)スケッチします。


山脇百合子さんの最新刊

おかし
なかがわりえこ/文
福音館書店/刊

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<絵本town特集>あまんきみこさんのデビュー作

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あまんきみこさん
あまん・きみこ


『車のいろは空のいろ 白いぼうし』

1968年/ポプラ社

●デビュー作の思い出
この中で最初に書いたのは「くましんし」です。こたたん山の開発で住む場所がなくなった熊たちの思いを書きました。童話雑誌「びわの実学校」に投稿し、思いがけなく挿絵がついて掲載されていた時の驚きと喜びは、つい昨日のようです。その時から2年余りの投稿で、空色のタクシーにいろいろなお客が乗り、街がひろがりました。うまれたての1冊を抱いた日、あまりに有難いことで一睡もできませんでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
書いたり消したりしていると、発見する世界があり、それを見つけた喜びが書く楽しさでしょうね。そのわくわく、どきどきをだいじにして書きつづけることで、その人の道がひらける……どうも、そう思われてなりません。つまづいても、おきてくださいね(躓きの石は、起き上がりの石)。


あまんきみこさんの最新刊

こぐまのくうちゃん
黒井健/絵
童心社/刊

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