<絵本town特集>松岡達英さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

松岡達英さん
まつおか・たつひで

  

すばらしい世界の自然 アラスカ』 『すばらしい世界の自然 メキシコ
『すばらしい世界の自然 アマゾン』『すばらしい世界の自然 ニューギニア』
『すばらしい世界の自然 オーストラリア 』全5巻
1974年/大日本図書
*現在お取り扱いできません

●デビュー作の思い出
少年の頃、アルフレッド・ウォーレスの『マレー諸島の自然』(子ども向けの訳本)に出逢い熱帯の自然に魅了され、自分の眼で、自分の手で、自分の足で、その世界に入りたいと思いながら大人になった。イラストレーターになり、お金と自由な時間が手に入り、実現できた。そしてそこから感動を得、この絵本ができた。

作家を目指す方々への応援メッセージ

自然を愛し、感動し、地球の魅力を絵本を通して「地球って、こんなに素晴らしい」と多くの人たちが思えるような作品を作りたいと考える若い人が出てきて欲しいと思っています。そんな方には、私の新潟のフィールドを喜んで案内し、自然への接し方を教えます。

松岡達英さんのページ
ホームページ http://www.gw-gallery.com/

●松岡達英さんの最新刊

あまがえる先生 1ねんずかん
ポプラ社/刊

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<絵本town特集>みやこしあきこさんのデビュー作

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みやこしあきこさん
みやこし・あきこ

たいふうがくる
2009年/BL出版

●デビュー作の思い出
出し続けて7回目の「ニッサン童話と絵本のグランプリ」で、ついに大賞をとって出版できました。結局出版する際に、ほとんどのページを描き直すことになってしまい、人に伝えることって難しいんだなぁとしみじみ感じました。

作家を目指す方々への応援メッセージ

「絵本を描くことは絵本を描くことでしか上達できない、頭の中の佳作は佳作じゃない」と、以前、あまんきみこさんがおっしゃっていたことが本当にその通りだと思います。

みやこしあきこさんのページ
ホームページ http://miyakoshiakiko.com/

●みやこしあきこさんの近刊

よるのかえりみち
偕成社/刊

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<絵本town特集>角野栄子さんのデビュー作

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角野栄子さん
かどの・えいこ

ルイジンニョ少年 ブラジルをたずねて
福原幸男/絵
1970年/ポプラ社

●デビュー作の思い出
デビュー作も、作家になったのも、その源はブラジルでの2年間の暮らしでした。何かを書くこととほど遠い生活をしていた私に、突然ブラジルの子どものことを書いてみないかというお誘いがありました。そして書きはじめ、何回も書き直して出版されたのが、この作品です。そして私は書くことが好きだという自身に気がついたのです。

作家を目指す方々への応援メッセージ
「好き」「書くことが好き」「物語をつくるのが好き」これにつきると思います。
好きなら続けられます。続けていると、ある日、魔法が降りてくる、そう思います。

角野栄子さんのページ
ホームページ http://kiki-jiji.com/hoge/

●角野栄子さんの最新刊

ナーダという名の少女
KADOKAWA/刊

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<絵本town特集>片山令子さんのデビュー作

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片山令子さん
かたやま・れいこ

はるはおしゃべり
埴沙萠/写真
「おはなしワンダー」1989年3月号/世界文化社 → 「おはなしワンダー」1999年3月号/世界文化社
現在お取り扱いできません。

●デビュー作の思い出
たくさんのポジフィルムを拡大し、下からひかりをあてると、土から生まれたばかりの美しく愛らしい芽の子どもたちが、体のかないっぱいに広がりました。はじめての絵本の出版が、芽をだす本だったことを思い出し、今も繰り返しはげまされます。

作家を目指す方々への応援メッセージ
本はやっぱりいいなと思います。いつでも開いてくれる扉があり、重みがあり、背中がまっすぐで、胸に抱えることが出来ます。

●片山令子さんの最新作

ちいさなともだち
かわかみたかこ/絵
そうえん社/刊

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<絵本town特集>岡田淳さんのデビュー作

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岡田淳さん
おかだ・じゅん

ムンジャクンジュは毛虫じゃない
1979年/偕成社

●デビュー作の思い出
出版へのいきさつは『図工準備室の窓から』(偕成社)を御覧下さい。書いているときは楽しかったような気がします。勿論、ゆきづまることはありました。けれど、しばらく遠ざかっていると、もういちど一から出直すことができたり、解決策が見つかったりしました。とにかく、ことばで場面ができていくのが楽しかったという記憶があります。実は、今も同じですけれど。

作家を目指す方々への応援メッセージ
絵本作家や児童文学作家になりたいひとが100人いたとすると、実際に書きはじめるのはひとりです。で、書きはじめた100人のうち書きあげるのが、ひとり。書きあげた100人のうち、書きなおせるのがひとり。ですから、とにかく書くことです。そのために、多くの作品に接して、多くの人と出会って、たくさん笑って、たくさん泣いて、たくさん考えるといいのじゃないかなと思います。

●岡田淳さんの最新作

そこから逃げだす魔法のことば
田中六大/絵
偕成社

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■鳥たちと、Up,Tall,Highの違いをたのしんで!

英語絵本 No Comments

こんにちは、ブッククラブの横山です。

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
5月の英語絵本「P1コース」でお届けした絵本を紹介します。

今回は、なんともユーモアいっぱいの鳥たちの絵本です。
実はこの絵本、ちょっとした仕掛けがあるのもうれしいところです。

◆『UP,TALL AND HIGH!
Ethan Long/作
Putnam/刊
2,333円(税込)★鳥たちのユーモラスな競い合い★

ひと口に「鳥」といっても、
手のひらに収まってしまうほどの小鳥からダチョウのような大きな鳥まで、
実にさまざまな種類がありますね。
空を高く飛んだり地面を走ったりと、その特徴もいろいろ。

そんな鳥たちが、
「わたしは背が高いよ!」「高くまで飛べるよ!」「高いところにいるよ!」
とそれぞれ自慢げに言い出します。
わたしのほうがもっと……と次々に新しい鳥が登場して
くらべあいっこになっていくのですが、
このやりとり、どこかで見覚えが……。

人間の子どもたちも、よくこんなやりとりをしていますね。
とくに、自分よりも大きな鳥がやってきたときに
いちばんちいさな鳥が言うひとことときたら!
ぜひ実物で読んでみてくださいね。
鳥たちのコミカルな表情に、ますます親近感が湧いてしまうはずです。

こちらの本は、いちばん初級向のP1コースなので
お話自体は短く、文章もすべてセリフです。
テンポよいセリフがぽんぽんと展開していくのも気持ちいいので、
英語絵本初心者やちいさな子にもたのしめそう。
そして、何か所かページにしかけがあり、
簡単なしかけながらもお話のアクセントとして盛り上げてくれます。

「Up」「Tall」「High」の三つの単語がテーマになったストーリーが3本。
それぞれ高さを表す単語ですが、英語ならではの表現の違いもおたのしみください。

<絵本town特集>斉藤洋さんのデビュー作

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斉藤洋さん
さいとう・ひろし

●デビュー作の思い出
なにしろ、猫が書いた原稿で、それほど読みやすい字ではなく、読み取るのもてまがかかったし、ワープロで清書するのもたいへんでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
講談社の新人賞に応募するのが一番近道だと思います。

●斉藤洋さんの最新作

ハムレット
佐竹美保/絵
あすなろ書房

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■上野紀子さん原画展&なかえよしをさんサイン会

イベント No Comments

ロングセラー絵本『ねずみくんのチョッキ』。
おかあさんが編んでくれたチョッキを、
いろんなどうぶつたちに「ちょっと きせてよ」と言われて、
貸してあげるねずみくん。

どんどん伸びていくチョッキを見てハラハラしながらも、
「すこし きついが にあうかな」と言うどうぶつたちの表情がおもしろくて、
わたしも子どもの頃に何度も読んでもらった記憶があります。

そのねずみくんシリーズが、40周年を迎えました。
東京店子どもの本売り場では、
シリーズ31作目の最新刊『へんし~ん ねずみくん』の
原画展を6月2日(月)まで開催中です。




なかえよしを/作
上野紀子/絵
ポプラ社/刊
1,080円(税込)

へんし~ん ねずみくん
ねずみくんが、着ぐるみを着てうさぎさんに変身!
みんなはすっかりうさぎさんだと思い込み、
ねずみくんは、いたずらがうまくいってニヤニヤ。

でも、ねみちゃんだけには、ねずみくんだとばれてしまいます。
そのわけは……?

そうそう、これは新刊会議でスタッフが発見したことですが、
表紙でいさましいへんしんポーズをきめているねずみくんの
帯を取ると……なんと絵が変わります!
こんなところにも遊びごころが……と、うれしくなりました。
店頭で、お手に取ってぜひ確かめてみてくださいね。

鉛筆で描かれた原画は、あたたかみがあって、
一本一本の線を大切に描かれているなあと感じます。
さまざまな鉛筆を使い分けられて描かれているそうです。
ぜひ、この機会にご覧ください。

そして、5月24日(土)15:00~16:00には、
作者のなかえよしをさんのサイン会を行います。
4月末より、なかえよしをさんの絵本をご購入いただいたお客様には
整理券を配布していますが、
当日お越しいただいても大歓迎です。
ぜひご参加ください!
お待ちしております。

<絵本town特集>西巻茅子さんのデビュー作

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西巻茅子さん
にしまき・かやこ

『ボタンのくに』
なかむらしげお/文
1967年/こぐま社

●デビュー作の思い出
1967年、まだ絵本出版が少ない頃でした。絵本がどんなものか、どうやって作るのかも全く知らない時に、出版社に言われて無我夢中で作ったもので、出版され本屋の店頭に並んでいるのを見るのは恐いものでした。

作家を目指す方々への応援メッセージ
他人のまねをせず、自分の力を信じて、自分の中にあるもので表現することが大切だと思います。

●西巻茅子さんの最新作

わたしのワンピースおさんぽセット
こぐま社/刊

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■シルベスターはどうやって魔法を解いた?

英語絵本 No Comments

こんにちは、ブッククラブの早崎です。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
英語絵本P3コースで5月にお届けする絵本を紹介します。

「P3コース」
◆『Sylvester and the Magic Pebble
William Steig/作
Simon & Schuster/刊
2,624円(税込)

翻訳版:『ロバのシルベスターとまほうの小石
せたていじ/訳
評論社/刊 
1,404円(税込)

★ロバにかかった魔法とは?★

ロバのシルベスターの趣味は、かわった形や色の小石を集めること。
ある日、シルベスターはひょんなことから魔法の小石を拾います。
ところが喜ぶのもつかの間、シルベスターに悲劇が襲います。
なんとその帰宅途中、ライオンに出会ってしまったのです!
思わずあわててしまったシルベスターは、
「I wish I were a rock(岩になりたい!)」と願ってしまい、
小石の魔法で岩に変身してしまいます。
ライオンから身を守ることはできたものの、元の姿に戻れなくなり……。

自分が岩になってしまうなんて、想像しただけでゾッとしませんか?
元に戻るには小石にさわって願いごとを唱えなければならないのに、
手も足も、声も出ないのですから!
はたしてシルベスターにかけられた魔法は解けるのでしょうか!?

魔法は使い方次第で、幸せにも不幸にもなります。
みなさんも魔法の小石を拾ったら、慎重に扱ってくださいね!

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