明日、ぶたのぶたじろうさん新作にサインをもらおう!

クレヨンハウス出版の新刊, イベント, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

今週末から、夏休みという子どもたちも多いことでしょう。
7月20日の海の日もありますが、海にはくれぐれもご注意を!

なんたって、あの、ぶたのぶたじろうさんが、
今回は、あらしのうみにおそわれたんですから。

ぶたのぶたじろうさんは、あらしのうみにおそわれました。 『ぶたのぶたじろうさんは、
あらしのうみにおそわれました。』

内田麟太郎/文
スズキコージ/絵
クレヨンハウス/刊
998円(税込)
7月25日発売

くいしんぼうのぶたのぶたじろうさん、
熟したマンゴーが島じゅうに実っている
「マンゴーじま」にボートで向かったのです。
おいしいマンゴーにつられた、ヤギのおばさんとね。

ふたりで、もいでは食べ……もいでは食べ……
ぶたのぶたじろうさんは、どんばらぶたのすけに!
ヤギのおばさんは、ぽんぽこりんのタヌキばら! になるまでね。

帰りのボートは満腹のふたりの重いおなかのせいで、
沈んだのじゃなくって、突然のあらしにボートがこわれ……

「おわりよ、ぶたじろうさん。あきらめましょう」
とヤギのおばさんは、おいのりをはじめてしまいます!

ああ、ぶたのぶたじろうさん! ぜったいぜつめいか!?

気になる結末は、本書で……7月25日発売です。

もうそれまで待てないよ~、という方もいることでしょう。
じつは、7月18日(土)のクレヨンハウス子どもの本の学校で、
先行発売します。
なんたって、内田麟太郎さんが講師ですから!

>>子どもの本の学校の詳細はこちら

講演会(16時~17時半)の当日券も発売しますよ。
また、講演終了後のサイン会のみのご参加でも。

ブッククラブ7月の洋書は緑の庭と緑の卵??

英語絵本 No Comments

梅雨が明けて、いっそう日差しが強くなりました。
外へ出るとつい日影を探しながら歩いてしまいます。

クレヨンハウス東京店では7月25日(土)より
洋書サマーバーゲンを開催予定です。
ブッククラブでご紹介した洋書絵本も多数販売されます。

東京でいちばん安く洋書絵本をご購入できるチャンスです。
ぜひこの機会にお立ち寄りください!

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
7月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

★カモがかえした“ヘンな卵”から出てきたのは……
最終ページまで秘密!★

P1:ようこそコース
『The Odd Egg』
Emily Gravett/作
Simon & Schuster/刊
1,865円(税込)

鳥たちが卵を産み、あたためているのを見て、
自分もと、カモはどこからか卵を見つけてきます。

それは巨大で緑の点々模様のヘンな卵!
まわりの鳥たちにバカにされながらも、
カモは卵にたっぷりの愛情を注ぎ、ヒナを迎える準備をします。
そしてついに、卵にひびが入りはじめて?。

この絵本を外国人の友人に見せたところ、
覚えたての日本語で「チョー、オモシロイ!!」と言って大よろこび。
予想外のラストがお気に入りのようでした。

それぞれの鳥の卵がかえっていくようすが仕掛けになっていて、
ページをめくるのがとてもたのしいですよ。

★灰色の街に伸びた緑の帯、
「不思議な庭」はちいさな好奇心からはじまった……★

P3:どきどきコース
『The Curious Garden』
Peter Brown/作
Little Brown & Co/刊
1,981円(税込)

廃線になった高架鉄道に、ぽつんと残ったいまにも枯れそうな草木。
ある日、それを見つけた少年が世話をはじめます。
線路沿いから少しずつ広がった植物は緑の帯となり、
やがては殺風景だった街を花や緑で覆うようになります。

「こんなことが起こったらいいのに!」と、
わたしたちの緑への渇望がむくむくわきます。

ちなみに、あとがきを読んだら、NYで起こった半分くらい本当の話でした!
高架鉄道に沿って生える緑の帯はいまでも見ることができるそうです。

うんちしたのは、だれよーっ!!

絵本つれづれ No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

今朝、とっても信じがたいできごとが起きたんです。
駅に向かって歩くわたしの頭上に、落ちてきたんです。
「びちゃっ」というニブイ音とともに、鳥の落としものが……!

キャー!! ほとんど頭頂部!
わなわなとふるえながらトイレに駆け込み、ほとんどシャワー状態で洗髪。
あああ、もう帰っていいですか~? 
でも、きょうは朝イチから来客予定が……
ううう、くそーっ(←すみません)!

電車の扇風機に髪を乾かされながら、
わたしの脳裏に浮かんだのは、もちろんあの絵本でした。

ごめんなさい、もぐらくん。
わたしはこれまで、あなたの気持ちをわかったつもりになっていました。
さわやかな朝、穴から出たとたんに、犬のうんちを頭にのせることになってしまった
あなたの怒りを。

いまこそ、ともに叫ぼうじゃありませんか。
「うんちしたのは、だれよーっ!!」

うんちしたのはだれよ!
『うんちしたのはだれよ!』
ヴェルナー・ホルツヴァルト/作
ヴォルフ・エールブルッフ/絵
関口裕昭/訳
偕成社/刊
1,365円

We are so glad you’ve come!

英語絵本 No Comments

もうすぐ夏休み!!
今年は、どんなイベントを計画していますか。
ぜひ、クレヨンハウスにもあそびにきてくださいね。

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
7月の洋書「P2:じっくりコース」をご紹介します。

★「生まれてよかった」と生きる力が湧いてくる、生命の讃歌 ★

On The Day You Were Born 『On The Day You Were Born』
Debra Frasier/作
Houghton Mifflin Harcourt/刊
2,214円(税込)

  翻訳版『あなたがうまれたひ』
  井上荒野/訳
  福音館書店/刊
  1,365円(税込)

「We are so glad you’ve come!(生まれてきてくれて、本当にありがとう)」。
壮大な宇宙や、太古の昔からリレーのように続く生命、
といった大きな物語を語ってから、
本書はこんなシンプルなことばで、よろこびを表すわたしたちにズーム・インします。

このせりふ、言うのもいいし、言われるのもいいですね。
これを糧に生きていこう、と思えてきます。
音読するなら、こんな輝くことばを読みたいし、聞かせたいものです。

今月のブッククラブは、朗読CDつきで本書をお届けしています。
自分で声を出して読むもよし、CDの朗読を聴くもよし。

壮大な宇宙規模の愛を感じながら、
この世界に生まれたよろこびをかみしめてみてはいかがでしょう。

フィトンチッド香る? 緑のカーテンと、海と森の絵本。

絵本つれづれ, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

夏本番ですね! クレヨンハウス店頭でも、
朝顔が、花開きはじめました。

7/8朝10時の朝顔

今年の夏、この朝顔たちがすくすく伸びて、
東京店の壁面1階から屋上まで達する
「緑のカーテン」にチャレンジ中なのです。

このことは、『クレヨンハウス通信』8月号でも
ちょこっとレポートしていますよ。
夏休みまでには、ぐんぐん伸びているはずです。

7/8朝10時 緑のカーテンの様子
競うように、ぐんぐん成長中です!

スタッフ交替で、花の水やりや手入れをしていますが、
ときどき「お花屋さんですか」と尋ねられることも!?

「いつも、きれいですね」というお声に、花たちも、
わたしたちスタッフも、育てられている毎日です。
さて、ここに「海を育てた」男の子がいます。

 ……ざぱざぱん、ざぱざぱんって、
波が ぼくの足にあたったときに、
なんか きらりんって光って、
ぽとんって音がして……
「なあ、海さん、これ、くれるんか?」

ぼくが海からもらったのは、はじめは、
ひとつの青いビー玉だったんだけど……。

海のおっちゃんになったぼく 『海のおっちゃんになったぼく』
なみかわ みさき/文
黒井健/絵

ところで、絵本で「森林浴」という手もありますよ。
ページをめくるだけで、フィトンチッドが香ってきそうです。

姉崎一馬さんが全国の森に通いつめて、選んだ名キャスト!
いろんな木々の個性が集まって、『森のオペラ』の開演です。

森はオペラ 『森はオペラ』
姉崎一馬/写真・文

恐竜がクレヨンハウスにやってきた!

絵本作家さん, イベント No Comments

いよいよ夏到来ですね!

クレヨンハウス東京店では、
『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』の原画展がはじまりました。

7月16日(火)までの開催です。

『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』
松岡達英/作
岩崎書店/刊
1,365円(税込)

色鮮やかな切り絵でできた恐竜の世界。
原画を見ると、本当に細かいところまではさみが入れられているのに驚き、感動! 
いまにも動き出しそうな恐竜たちを、ぜひ、見にいらしてください!

『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』原画展の様子

とある幼稚園では、この絵本を参考に、
実際にはさみを使ってティラノサウルスの切り紙をやってみたというお話も伺いました。
子どもたちも大よろこびだったそうです。

そして、なんと今回、松岡達英さんが
とてもかっこいいイラスト入りのサイン本をつくってくださいました!
部数限定です。店頭のほか、eショップでもお求めいただけます。
※現在サイン本は売り切れております

『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』松岡達英さん直筆イラスト入りサイン本

クレヨンハウス東京店では、恐竜の絵本や図鑑のフェアも開催中です。
夏休みに向けて、恐竜の本をお探しの方、ご来店をお待ちしております!

ぶたのぶたじろうさん第7巻、制作中です。

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

内田麟太郎×スズキコージ=ぶたのぶたじろうさん

この三位一体パワーが、またまた全開! どこまでだって、いきますよ。
まずは、初公開! 第7巻の表紙絵をご覧ください。

ぶたのぶたじろうさん 第7巻の表紙絵

初見した内田麟太郎さん、いわく……
「ワォーン! いいですねぇ。やっぱりスズキコージさんはすごい。
いつも人々を血肉湧き踊る状態にしてくれる魔術師です」

どんな表紙になるのかは、後日のおたのしみに!
この夏休み、店頭にならびます。

そうそう、タイトルは……
『ぶたのぶたじろうさんは、あらしのうみにおそわれました。』

シリーズ最大のピンチ! あわや、ぜったいぜつめい!?
でも、シリーズは今後も続くので、きっと生還することでしょう。
   
「あらしのうみ」におそわれる前に、
ぶたのぶたじろうさん、「まけずぎらいのヒョウ」に出会います。
初登場ながら、ご覧のように、すごいキャラ!

ヒョウ

内田麟太郎さん評するに、
「かっこよすぎます。アラン・ドロンだなぁ」

制作続報を、またお知らせしますね。

パープル&レッド! ビビッドな表紙の2冊。

英語絵本 No Comments

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
6月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。

今月のP1コースの洋書絵本は『おやすみ、ぼく』の原書です。

クレヨンハウスで翻訳出版をすることが決定したときから、
「原書をコース本にしたい!」と強く思っていた絵本です。
ふだん洋書絵本を手に取らない方にも読んでいただけるとうれしいです。

★「きょうも一日ごくろうさま」 自分にエールを!★

P1:ようこそコース

『Goodnight, Me』
◇Andrew Daddo/文
◇Emma Quay/絵
◇Bloomsbury USA/刊
◇1,399円(税込)

  翻訳版『おやすみ、ぼく』
  ◇落合恵子/訳
  ◇クレヨンハウス/刊
  ◇1,575円(税込)

オランウータンのあかちゃんが、
日中お世話になった自分のからだに、
足から順番に「おやすみ」を言っていきます。
そんな、かわいらしい就眠の儀式を描いた絵本です。

青紫の水彩で彩られたシンプルな背景に、
オレンジ系のパステルで質感がよく出たオランウータンのあかちゃん。
その愛らしさ、絵画的美しさにはうっとり……。

絵本を読み終えた後は、自分のからだにも語りかけてください。
きっと一日の疲れがじんわりと抜けて、
心地よい眠りにつけると思います。
 

★パティシエ学校に動物たちが通ったら……★

P3:どきどきコース

『This Little Bunny Can Bake』
Janet Stein/作
Random House/刊
1,865円(税込)

動物たちのパティシエ学校を舞台にした物語で、
実用的な8つのデザート・レシピつき。

テキスト文字と表紙が赤、
ヒロインのウサギがイチゴ牛乳色、
それ以外はモノトーンという個性的な本作は、
元料理学校生でもあった作者によるデビュー作です。

フクロウの名シェフのアカデミックな講義は長く、
優等生のウサギ以外、ほかの動物たちはあきてしまうし、
どうやら食べるほうが得意なようす……。

茶目っ気たっぷりな「劣等生」たちの羽目はずしが見ものです!

「マリーナ」予約受付中です!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

クレヨンハウスの新刊絵本『マリーナ』が、6月24日にいよいよ発売!
「マドレーヌ」シリーズなどで人気の作家ベーメルマンスの
1962年初版・ヴィンテージ絵本を初翻訳です!

マリーナ 『マリーナ』
ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作
ふしみみさを/訳
クレヨンハウス/刊
1,890円(税込)

今回翻訳をしてくださったふしみみさをさんから
メッセージをいただきました!!

とびきりおおらかで楽しい、ベーメルマンスの絵本ができました。

この本でわたしがいちばん気に入っている登場人物はワニ。
見るたび「やなヤツ!」と笑ってしまいます。

それから、マリーナがお見舞いにイワシの花束をもらうところも好きです。

いちばんのなぞは、後ろから二番目のページ。
なんとマリーナ、なぜだかここだけ金髪です。
ひょっとしてカツラ!?

さらっと描いているように見えますが、
ベーメルマンスはいつも同じページを何十枚もくりかえし描いていたそうです。
それなのにこんなにも軽やかなのは、まさに彼ならでは。

この本を製作中のベーメルマンスの机は、
きっとゆかいな海の生き物たちが山積みだったのでしょうね。

持っているだけで明るい気持ちになる『マリーナ』。
夏のひとときにぜひ読んでいただきたいと思います。


★クレヨンハウスe-shop特典★
ただいまクレヨンハウスeショップにて『マリーナ』をご注文の方全員に
ポストカードとお部屋に飾れるピンナップをプレゼントいたします。
(なくなり次第終了となります。)

>>ご注文はこちらから(eショップ『マリーナ』商品詳細へ)

『マリーナ』ポストカード

※ピンナップの絵柄はおまかせください。

キャンドルナイトに『よぞらをみあげて』。

絵本つれづれ No Comments

今年の夏至は、6月21日です。

1年でいちばん昼が長くて夜が短いこの日、
電気を消して「キャンドルナイト」をたのしむひとときに、
こんな絵本はいかがでしょう……?

よぞらをみあげて 『よぞらをみあげて』
ジョナサン・ビーン/作
さくまゆみこ/訳
ほるぷ出版/刊
1,260円(税込)

眠れない夜、そっと窓を開けて、
外の空気をすいたくなること、ありませんか?

この絵本に登場する女の子も、
きょうだいや親が寝静まった後、眠れなくて、
窓から入る気持ちのよい夜の風に誘われ、ふとんをかかえて屋上へ。
大きな空の下で眠りにつきます。

とてもいいな、と思うのは、
子どもが屋上へ行く気配に気づいたおかあさんが、
その子が寝た後、そっとそばに寄り添うところ。

子どもの世界をじゃましないように見守り、
子どもの寝るかたわらで、あたたかい飲みものを飲みながら
夜空をながめている姿がすてきです。

子どもの頃は、自分では気づかなくても、
いつもこうして誰かに守られていたのだろうな、と。
そんなぬくもりを、思い出しました。

自分も屋上で深呼吸をしたような気持ちになれる絵本。
眠れない夜にも、おすすめです。

« Previous Entries Next Entries »