2009/7/31 金曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, イベント
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いよいよ8月ですね。
四国は松山のみなさん、お天気はどうですか。
明日8月1日の土曜日、何かおもしろいところへ出かけてみたい!
と思っている方へ、イベント情報です。
じつは、川端誠さんの「絵本ライブ」が13時~14時半まで、
松山市総合コミュニティセンターで開催されます。
「本と遊ぼう こどもワールド2009」という
児童書の展示会で、8月1日~3日まで、入場無料です。
いろんな出版社の、あかちゃんから子ども向けの本がたくさん。
おたのしみイベントも連日開催というから、
夏休みの「ちょっと 家族でおでかけ!」に、ぜひ、あそびにいってみてください。
ところで、7月には、つくばリブロ店と紀伊国屋新宿南店で、
「リズムでじゅげむ」という落語絵本のミニイベントをしました。
わが出版部のスタッフ山本が創作の、
サンバ調のリズム音楽にのって、 『じゅげむ』を読み語り!
参加の子どもたちで、じゅげむくんのなが~い名前を、
絵本の場面さながら、みんなで練習して……。
リズムにのっておぼえたので、はじめての子も「おぼえられた!」と 大喜び!
バギーの中のあかちゃんまで、おどってましたよ。

落語絵本『じゅげむ』
川端誠/作
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込) |
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2009/7/28 火曜日
吉原 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
きょうは、ただいま編集中の翻訳絵本について、ちらっとご報告です。
タイトルは『ぼくのたからもの』。
「リゼッテ」シリーズの作者、カタリーナ・ヴァルクスさんの新作です。
主人公はカモのバル。
貝がら集めが趣味なのですが、
同じ貝(しかも茶色でいかにもサエない!)ばかりいくつも集めているので、
ガールフレンドや友だちには「ぱっとしないね」と言われてしまいます。
がっくり落ち込むバルですが、その貝がらが思わぬところで役に立つんですね。
とぼけたふりをして、すごくいいお話です。
「たからもの」=「わたしという個性」とも読めて、
「なんだかんだ言われても、やっぱりわが道を行くのがいいね~!」
と、自信と元気が出てきます。
さて、日本語版の表紙は、こんなふうに決まりました。
じつはおもしろいことに、この絵本、
フランス語の原書も、タイトルが縦書きなんですよ。
おかげで、ふたごのような表紙になりました。

『ぼくのたからもの』
カタリーナ・ヴァルクス/作
ふしみみさを/訳
1,575円(税込)
8月25日発売予定 |

↑こちらはフランスの原書 |
2009/7/17 金曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, イベント, クレヨンハウス出版の絵本
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今週末から、夏休みという子どもたちも多いことでしょう。
7月20日の海の日もありますが、海にはくれぐれもご注意を!
なんたって、あの、ぶたのぶたじろうさんが、
今回は、あらしのうみにおそわれたんですから。
くいしんぼうのぶたのぶたじろうさん、
熟したマンゴーが島じゅうに実っている
「マンゴーじま」にボートで向かったのです。
おいしいマンゴーにつられた、ヤギのおばさんとね。
ふたりで、もいでは食べ……もいでは食べ……
ぶたのぶたじろうさんは、どんばらぶたのすけに!
ヤギのおばさんは、ぽんぽこりんのタヌキばら! になるまでね。
帰りのボートは満腹のふたりの重いおなかのせいで、
沈んだのじゃなくって、突然のあらしにボートがこわれ……
「おわりよ、ぶたじろうさん。あきらめましょう」
とヤギのおばさんは、おいのりをはじめてしまいます!
ああ、ぶたのぶたじろうさん! ぜったいぜつめいか!?
気になる結末は、本書で……7月25日発売です。
もうそれまで待てないよ~、という方もいることでしょう。
じつは、7月18日(土)のクレヨンハウス子どもの本の学校で、
先行発売します。
なんたって、内田麟太郎さんが講師ですから!
>>子どもの本の学校の詳細はこちら
講演会(16時~17時半)の当日券も発売しますよ。
また、講演終了後のサイン会のみのご参加でも。
2009/7/16 木曜日
早崎 :ブッククラブ
英語絵本
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梅雨が明けて、いっそう日差しが強くなりました。
外へ出るとつい日影を探しながら歩いてしまいます。
クレヨンハウス東京店では7月25日(土)より
洋書サマーバーゲンを開催予定です。
ブッククラブでご紹介した洋書絵本も多数販売されます。
東京でいちばん安く洋書絵本をご購入できるチャンスです。
ぜひこの機会にお立ち寄りください!
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
7月の洋書「P1:ようこそコース」と「P3:どきどきコース」のご紹介です。
★カモがかえした“ヘンな卵”から出てきたのは……
最終ページまで秘密!★
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P1:ようこそコース
◆『The Odd Egg』
Emily Gravett/作
Simon & Schuster/刊
1,865円(税込) |
鳥たちが卵を産み、あたためているのを見て、
自分もと、カモはどこからか卵を見つけてきます。
それは巨大で緑の点々模様のヘンな卵!
まわりの鳥たちにバカにされながらも、
カモは卵にたっぷりの愛情を注ぎ、ヒナを迎える準備をします。
そしてついに、卵にひびが入りはじめて?。
この絵本を外国人の友人に見せたところ、
覚えたての日本語で「チョー、オモシロイ!!」と言って大よろこび。
予想外のラストがお気に入りのようでした。
それぞれの鳥の卵がかえっていくようすが仕掛けになっていて、
ページをめくるのがとてもたのしいですよ。
★灰色の街に伸びた緑の帯、
「不思議な庭」はちいさな好奇心からはじまった……★
廃線になった高架鉄道に、ぽつんと残ったいまにも枯れそうな草木。
ある日、それを見つけた少年が世話をはじめます。
線路沿いから少しずつ広がった植物は緑の帯となり、
やがては殺風景だった街を花や緑で覆うようになります。
「こんなことが起こったらいいのに!」と、
わたしたちの緑への渇望がむくむくわきます。
ちなみに、あとがきを読んだら、NYで起こった半分くらい本当の話でした!
高架鉄道に沿って生える緑の帯はいまでも見ることができるそうです。
2009/7/14 火曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ
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こんにちは、編集部の吉原です。
今朝、とっても信じがたいできごとが起きたんです。
駅に向かって歩くわたしの頭上に、落ちてきたんです。
「びちゃっ」というニブイ音とともに、鳥の落としものが……!
キャー!! ほとんど頭頂部!
わなわなとふるえながらトイレに駆け込み、ほとんどシャワー状態で洗髪。
あああ、もう帰っていいですか~?
でも、きょうは朝イチから来客予定が……
ううう、くそーっ(←すみません)!
電車の扇風機に髪を乾かされながら、
わたしの脳裏に浮かんだのは、もちろんあの絵本でした。
ごめんなさい、もぐらくん。
わたしはこれまで、あなたの気持ちをわかったつもりになっていました。
さわやかな朝、穴から出たとたんに、犬のうんちを頭にのせることになってしまった
あなたの怒りを。
いまこそ、ともに叫ぼうじゃありませんか。
「うんちしたのは、だれよーっ!!」

『うんちしたのはだれよ!』
ヴェルナー・ホルツヴァルト/作
ヴォルフ・エールブルッフ/絵
関口裕昭/訳
偕成社/刊
1,365円
2009/7/13 月曜日
高橋 :ブッククラブ
英語絵本
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もうすぐ夏休み!!
今年は、どんなイベントを計画していますか。
ぜひ、クレヨンハウスにもあそびにきてくださいね。
「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から、
7月の洋書「P2:じっくりコース」をご紹介します。
★「生まれてよかった」と生きる力が湧いてくる、生命の讃歌 ★
「We are so glad you’ve come!(生まれてきてくれて、本当にありがとう)」。
壮大な宇宙や、太古の昔からリレーのように続く生命、
といった大きな物語を語ってから、
本書はこんなシンプルなことばで、よろこびを表すわたしたちにズーム・インします。
このせりふ、言うのもいいし、言われるのもいいですね。
これを糧に生きていこう、と思えてきます。
音読するなら、こんな輝くことばを読みたいし、聞かせたいものです。
今月のブッククラブは、朗読CDつきで本書をお届けしています。
自分で声を出して読むもよし、CDの朗読を聴くもよし。
壮大な宇宙規模の愛を感じながら、
この世界に生まれたよろこびをかみしめてみてはいかがでしょう。
2009/7/8 水曜日
日景 :編集部
絵本つれづれ, クレヨンハウス出版の絵本
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夏本番ですね! クレヨンハウス店頭でも、
朝顔が、花開きはじめました。

今年の夏、この朝顔たちがすくすく伸びて、
東京店の壁面1階から屋上まで達する
「緑のカーテン」にチャレンジ中なのです。
このことは、『クレヨンハウス通信』8月号でも
ちょこっとレポートしていますよ。
夏休みまでには、ぐんぐん伸びているはずです。

競うように、ぐんぐん成長中です!
スタッフ交替で、花の水やりや手入れをしていますが、
ときどき「お花屋さんですか」と尋ねられることも!?
「いつも、きれいですね」というお声に、花たちも、
わたしたちスタッフも、育てられている毎日です。
さて、ここに「海を育てた」男の子がいます。
……ざぱざぱん、ざぱざぱんって、
波が ぼくの足にあたったときに、
なんか きらりんって光って、
ぽとんって音がして……
「なあ、海さん、これ、くれるんか?」
ぼくが海からもらったのは、はじめは、
ひとつの青いビー玉だったんだけど……。
ところで、絵本で「森林浴」という手もありますよ。
ページをめくるだけで、フィトンチッドが香ってきそうです。
姉崎一馬さんが全国の森に通いつめて、選んだ名キャスト!
いろんな木々の個性が集まって、『森のオペラ』の開演です。
2009/7/2 木曜日
田村 :東京店
絵本作家さん, イベント
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いよいよ夏到来ですね!
クレヨンハウス東京店では、
『チョキチョキおじさん きょうりゅう王国』の原画展がはじまりました。
7月16日(火)までの開催です。
色鮮やかな切り絵でできた恐竜の世界。
原画を見ると、本当に細かいところまではさみが入れられているのに驚き、感動!
いまにも動き出しそうな恐竜たちを、ぜひ、見にいらしてください!

とある幼稚園では、この絵本を参考に、
実際にはさみを使ってティラノサウルスの切り紙をやってみたというお話も伺いました。
子どもたちも大よろこびだったそうです。
そして、なんと今回、松岡達英さんが
とてもかっこいいイラスト入りのサイン本をつくってくださいました!
部数限定です。店頭のほか、eショップでもお求めいただけます。
※現在サイン本は売り切れております

クレヨンハウス東京店では、恐竜の絵本や図鑑のフェアも開催中です。
夏休みに向けて、恐竜の本をお探しの方、ご来店をお待ちしております!