2007/9/11 火曜日
絵本town
絵本つれづれ
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「いや〜ッ、さんまは目黒にかぎるね!!」
という上機嫌なお殿様の声が、この季節の道すがら、いろんな家の食卓からきこえてきます。
・・ん、きこえない? いやいや、そんなことないですよ。
証拠に、これは2007年「目黒さんま祭り」の模様。

「火事?」とみまがうほどの白煙のなか、炭火で焼いたさんまめざして数百人の長蛇の列。こんなにも「目黒のさんま」は、ニッポン人の心をくすぐっている。。ぜったいみな、「さんまは目黒」のセリフを言ってるはずです!
でも私は結局さんまは食べられずじまい。
お蕎麦やさんで相席した方に”クジ券”頂いて行ったのですが、暑い中の長蛇の列に断念。「宮古産の新鮮さんま〜」「徳島のすだち〜」に後ろ髪でした。
いいさッ。クレヨンハウスの「落語絵本 めぐろのさんま」で復習するからいいさッ。

川端誠さん作/クレヨンハウス刊行の、大人気落語絵本シリーズのひとつです。
ちなみに、2冊で小粋な落語絵本オリジナルてぬぐいが付いてきます。
話しによると、アレンジする方もいらして、ブックカバーにしたり2枚つないでお子さんの寝間着にしたり、ご自由に使っていただいてるそうです。生地も柄も、よいですよ。
2007/9/11 火曜日
近藤 :東京店
英語絵本
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街を歩いているとあちこちのお店がハロウィーンのディスプレイがはじまっていることに気がつきます。
クレヨンハウスの子どもの本売場にも和書・洋書それぞれカボチャの絵本、魔女の絵本、ハロウィーンの絵本が集まってきましたよ!
そのなかで今回は洋書絵本を紹介です。

「Happy Halloween、Stinky Face」はハロウィーンの楽しさがたっぷりつまっていておすすめです!
ぼく自身、ハロウィーンは子ども時代に慣れ親しんできた行事ではなかったので、これまで身近に感じることはすくなかったのですが、洋書をよむことによって、にわかにハロウィーン通になったような顔つきになったりしています。。
でも原書にふれると、本当にいままで馴染みのなかったことでも親しみがわいてくるからふしぎに思っています。
これも洋書のよさのひとつですね!!
2007/9/10 月曜日
近藤 :東京店
イベント
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みなさんこんにちは。ようやく涼しくなってきましたね。
子どもの本売場では今日から『チリとチリリ はらっぱのおはなし』どいかやさん原画展がはじまりました!!
人気シリーズ「チリとチリリ」の最新刊。チリとチリリのふたりはこんどははらっぱのなかを走っていきます。
ちいさい頃、昆虫ずきのぼくの夢のひとつに、「はらっぱのなかを昆虫サイズであるきまわりたい!」というのがありました。
(ほかの夢としては、「かぶとむしだけしか見えないめがねをかけたい!」「世界中のかぶとむしが集まる木を発見したい!」など・・・)
そんなわくわくした世界が、どいかやさんならではの繊細でやさしい色で描かれているんです。それにほんとうに食べてみたい!!と思うほどすてきなたべものもたくさん登場するんだから、子どもたちがとても大好きな世界ですよ。ぜひ原画でその色合いを楽しんでくださいね。期間中はサイン本も販売しています!
期間は本日9月10日(日)から9月24日(月)までです。
みなさんのご来店をぜひお待ちしています!
2007/9/3 月曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ
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こんにちは、編集部 吉原です。
前回のタヌキの話も、四国でしたが、
もうひとつ、四国のことを。
高知の日曜市にも行きました。
……といってピンとくる方は、絵本ツウですね。
西村繁男さんの『にちよういち』、好きな一冊です。
これを読んでから、一度行ってみたいなあと思っていたんです。
毎週日曜日、日の出から日没まで、高知城までの通りにズラ~ッとお店が並ぶ市です。
絵本の中では、おばあちゃんと孫のあっちゃんが、冷やし飴、ひまわり、とうもろこ
し、おじゃこなど、魅惑の品々を買ったりもらったり。

わたしが行ったのは朝の5時頃で、まだお店が続々出はじめた頃。
それでも、有機JASマークのついた高知野菜を買えて、ウフッ!
オリジナルのエコバックは、500円(木綿)か1000円(麻)で買うのですが、
レンタルとして、返せば返金されるというシステムなのがおもしろかったです。
あ、ネコちゃんは売っていませんでした。

『にちよういち』
西村繁男/作
童心社/刊
1,470円
2007/8/31 金曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の新刊
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クレヨンハウス通信10月号のコーナー”NEW BOOKS”で紹介されている
今月の新刊絵本を、eショップにアップしました!
こちらからご購入いただけますので、どうぞご覧ください。
特にオススメなのはこちら。
ご存知「平家物語」の冒頭「祇園精舎」ですが、
山本孝さんの絵によって大迫力の絵本になりました。
舞台は夜。秋の夜長にぴったりです。

『祇園精舎』(声にだすことばえほん)
齋藤孝/編 山本孝/絵
ほるぷ出版/刊
1,260円
2007/8/29 水曜日
吉原 :編集部
絵本つれづれ
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タヌキにとりつかれています。
夏休みをいただいて、愛媛に住む祖母を訪ねてからです。
祖母宅のそばに伝説のタヌキがいます。名前は喜佐衛門(きざえもん)。讃岐のタヌキと化けくらべをしたとか、いろいろな話が残っていて、けっこうおもしろいタヌキです。
『おしいれのぼうけん』(童心社)の作者・古田足日さんが、このタヌキのことをよくご存知で(古田さんは愛媛県出身)、以前、取材で伺ったとき、喜佐衛門バナシでもりあがり、いつか喜佐衛門のお話を書きたいとも。(以来、ひそかにたのしみに待っています!)
四国はなぜだかタヌキ伝説が多く、すっかりタヌキ気分、というわけです。
「たぬき饅頭」など食べながら、ハッと気づけば、手にしていたのは長新太さんの『はんぶんタヌキ』。
ゾウさんに化けてもロケットに化けても、いつも下半分がタヌキのまま、というこのタヌキ。しかしきょうは、やけにかわいくみえるなあ……。このしっぽ、たまらんなあ……。
やばいやばい。タヌキに化かされてるのか、長さんに化かされてるのか……?

『はんぶんタヌキ』(・・現在入荷未定です)
長新太/作 こぐま社/刊 1,365円
2007/8/24 金曜日
近藤 :東京店
イベント
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8月20日(月)、恐竜絵本作家黒川みつひろさんのワークショップがおこなわれました!
全部で40人以上の参加者で、笑い声たっぷりの楽しいワークショップとなりました。とても暑い日にかかわらず、ご参加、本当にありがとうございました!



ところで、ワークショップが終わった後に黒川みつひろさんとお話をしたのですが、そのなかから印象深かったお話をひとつ紹介させてください。
黒川さんはいままで各地で開いてきたワークショップの話をしてくれました。ワークショップをすると子どもたちからいろんな質問をうけるそうです。
そしてこのまえは
「私も死んだら化石になれますか?」
という質問を女の子からされたそうなんです。
なんてかわいくて、夢のあるスケールの大きい質問だなと、思わずため息がもれてしまいました。
「その質問にはどうこたえたのですか?」と尋ねたところ
黒川さんは、とっさきに「化石になるということは、いろんな条件が重なってようやく
実現するんだよ」とこたえたとのことでした。うろ覚えなので、うまく細部まで再現できないのですが、その答えかたもまたロマンチックなすてきなものでした。
>ファン必見の黒川さんのblogです。イベントのいち早い情報などもたくさんあります。
—————————————-
黒川みつひろさんの最新刊です。もうご覧になりましたか?

『トリケラトプスとギガノトサウルス』(小峰書店/刊)1,365円(税込)
2007/8/22 水曜日
絵本town
クレヨンハウス出版の絵本
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でました。あの五味太郎さんの、「干支セトラ」絵本シリーズの新刊です。
こんどのターゲットは
・
・
・
ウマさんです!

(『たびはみちづれ』 五味太郎/作 クレヨンハウス/刊)
ちなみに、ウマ(午)年のひとは、今年、次の年齢を迎えます。
77歳(1930年生まれ) 65歳(1942年生まれ)
53歳(1954年生まれ) 41歳(1966年生まれ)
29歳(1978年生まれ) 17歳(1990年生まれ)
5歳(2002年生まれ)
干支の早分かり表>>
http://www.crayonhouse.co.jp/mojo?vgform=SimpleForm&template=default/product/fair07eto.htm
ウマ年のあの人への残暑のお見舞いに、(ウマいこと意表をついて?)贈ってみませんか。きっと笑顔になります!
付録ももちろん、ウマ。
つくりかたの図解(↓)も、やはりウマでした。カッコイイ!

10巻までそろった干支セトラシリーズ。
あとはなに年の絵本? 楽しみにしていてくださいね。
2007/8/17 金曜日
近藤 :東京店
クレヨンハウス出版の新刊
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夏休みまっただなか。お店には子どもたちがたくさん来てくれています。
自分の好きな本を自分でレジにもってきたり、ひさしぶりにあったおじいちゃんおばあちゃんに本を買ってもらう姿はほほえましいものです。
レジ前のギャラリーコーナーでは、『みんなのせて』あべ弘士さん原画展が終了し、今日から恐竜の絵本がずらりと並んだコーナーが誕生しました!!

8月20日(月)には恐竜絵本作家黒川みつひろさんのワークショップ&サイン会もありますので、恐竜ずきな子どもさんにも、もちろん大人の方にも楽しんでいただけたらなと思います。
ずらりと並んだ恐竜絵本はどれも手にとりたくなってしまうのですが、そのなかでも格別な一冊をご紹介させてください。

『図説 恐竜の時代』(岩崎書店)は、なんとも本格的な一冊です。最新のコンピューター・グラフィックスと写真撮影を組み合わせた美しい絵は、まるですぐそこで恐竜が呼吸をしているかのような迫力ですよ!!全ページオールカラー。恐竜の生活のすべてがいきいきと再現されていて、本当に興奮してしまいます。恐竜ずきの子どもはきっとこんな本格的な一冊がほしくなってしまうと思うんです。
その迫力のページをめくっているうちに、黒川みつひろさんが先日お店にいらっしゃったときに、おっしゃっていたことを思い出しました。
「この地球に恐竜がいきていたというその事実。実際に私たちがこうして暮らしている地上に、むかしは恐竜がいたといこと。フィクションや映画や物語ではなくて、実際にそうだったということ。そういうことに驚きをもって想像力をはたらかせることができないと、恐竜は怪獣としてあつかわれてしまう」
そんなことを黒川さんはおっしゃいました。それを聞いていて、「あっこの驚く感覚が黒川さんの絵本の大切な要素なんだな。それが子どもたちをひきつけているんだろうなぁ」と感じました。
ここクレヨンハウスのお店がある北青山は何億年前はどんな風景だったのだろう・・・そこにはどんな生物がいたのだろう・・なんてことを想像したりしながら、ずらりと並んだ恐竜絵本をながめるのも楽しいことです。
みなさんぜひあそびにきてくださいね。
2007/8/12 日曜日
絵本town
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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7月にオリジナルの絵本新刊がぞくぞく続いています。
これまでいろいろな絵本を刊行してきたクレヨンハウス。
でも今回の、谷川俊太郎さん”あかちゃんから絵本”シリーズ新作は、
「えっ?」
ハっとしてドキっとする、秀逸なコラボレーションなのです。
タイトル「すーびょーるーみゅー」。機械好き、工作好きという谷川俊太郎さんと、ナンセンスでアナログな電機製品アートを次々と生み出している「明和電機」の土佐信道さん。

(↑土佐さんが描いてくださいました)
・・この空気感。右下の「マル社」は土佐さん(明和電機社長)のサインですね。すてきですね。たまりませんね。(たんにファンなのです)

さらに・・この絵を模した「谷川さん(?)」に着て頂いているのが「すーびょーるーみゅー オリジナルTシャツ」。
これを着たなら、メカニック・ロマン(造語)な夢を見られそう、ではないですか?
おなじくオリジナルのバッチとともに、クレヨンハウス店頭で大好評なのです。
ちなみに、「クレヨンハウス夏の学校2007」では、土佐さんと受講生4人で絵本『すーびょーるーみゅー』ライブが実現!音楽と映像にあわせて絵本を朗読して摩訶不思議な世界が誕生しました。
★上でご紹介した「すーびょーるーみゅー」オリジナルTシャツは、
こちらからご購入いただけます>>