2009/12/16 水曜日
吉原 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
「さむい…」とつぶやきながら、
ようやく冬らしい空気がうれしくもあります。
絵本作家、翻訳家の渡辺鉄太さんから、
おとうさんの渡辺茂男さんのウェブサイトを開設した旨、
お知らせをいただきました。
著作リストなど、ファンにはうれしい充実したサイト。
「お別れ会」から3年、
久しぶりにジェントルな笑顔にお会いできたような気がしました。
★サイト『子どもの本作家 渡辺茂男の仕事』
http://www.shigeo-watanabe.com/
渡辺鉄太さんと加藤チャコさんのサイトにもリンクしています。
あわせてスタートした鉄太さんのブログ「薪割り日記」を読むと、
ムショーに薪割りがしたくなります!
渡辺茂男さんの本を手に取りたくなったら、
『キウイじいさん』を。
『心に緑の種をまく』(新潮文庫)に寄せられた鉄太さんの付記とあわせて読むと、
キウイじいさんの「ひみつ」がわかりますヨ。
2009/12/11 金曜日
吉原 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
「おとうとうさぎ!」シリーズの作者、ヨンナ・ビョルンシェーナさんから、
クリスマスカードが届きました!
サンタクロースに扮したおとうとうさぎ、あんまりかわいいので、
わたしはPCのスクリーンセーバーに設定してしまいました。
ヨンナさんは、来年の夏、東京にあそびにくるかもしれなくて、
「そのときは、ぜったいクレヨンハウスに行くね!」と言ってくれました。
たのしみです。
みなさん、すてきなクリスマスを!
クレヨンハウスでは、あたたかな贈りものをたくさんそろえてお待ちしてます。
表参道のイルミネーションも、華やかですヨ。
2009/12/10 木曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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師走に入り、寒さも、せわしさも、日々つのるようです。
きのう、川端誠さんがクレヨンハウス東京店を訪れて、
落語絵本にサインをしてくださいました!
サインをお願いする絵本の山が、いくつも高く積まれているのですが、
「絵本を開いてくれたときの笑顔が思い浮かぶから……」と、
筆を両手でにぎり、息をつめて、ていねいに描いてくれました。
作品ごとに、オリジナルキャラクターの手彫りのスタンプがあります。
これを押すのには、じつに微妙なコツと全身の力がいるのです。
川端さんより、弟子認定からはじまり、免許皆伝まで受けているのが、
スタッフ多しといえども、東京店子どもの本売り場の清水だけです。
3年に渡り、ご指名に預かっています。
さあて、次の3冊は、どの絵本でしょうか?
クリスマスプレゼントに、お年玉やお年始にも!
年齢を問わず、だれをも笑顔にしてくれますよ。
eショップでも、販売中です。
>>eショップ/サイン本はこちらから
>>eショップ/落語絵本はこちら
川端さん、今週末は、沖縄は伊江島の小学校、図書館などで講演とのこと。
詳細はこちらでチェックを。
>>「川端誠さんイベントニュース」はこちらから
12月におすすめの落語絵本は、『おにのめん』です。
>>落語絵本15周年記念ページ/12月はこちら
2009/11/20 金曜日
吉原 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, 絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
谷川俊太郎さんとしりあがり寿さんが、あかちゃんのためにつくった絵本、
『おそばおばけ』、もう読んでいただけましたか?
うれしいことに、発売ひと月で増刷のはこびとなりました! イエイ!
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あかちゃんから絵本
『おそばおばけ』
谷川俊太郎/文
しりあがり寿/絵
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込) |
ところできょうはビックニュース。
しりあがりさんが開催する「さるハゲロックフェス2010」に、
なんと谷川さんが出演することになりました!
2010年1月10日(日)、3連休の真ん中です。
谷川さんの息子さんで作曲家・ピアニストの谷川賢作さんとのステージで、
どんなことになりますやら……とってもたのしみです。
ほかの出演者のみなさんも、相当ユニークです。
下のサイトにチケット入手案内があります。
新年早々、一緒にもりあがりませんか?
>>さるハゲロックフェスのサイトへ
2009/11/5 木曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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霜月に入り、北からは初雪の便りも、聞こえてきました。
東京でも、木枯らしが吹き荒れ、初冬の趣です。
先頃、川端さんより「落語絵本シリーズ」新作の制作状況をお知らせいただきました。
川端さんにとって、名人といえば、
5代目・古今亭志ん生(ここんてい・しんしょう)。
師匠の十八番(おはこ)の噺を、「落語絵本」にとは、
シリーズ開始以来の念願だそう。
ちょうど3年前、幻の太鼓を求めて、
原宿~浅草と取材にご一緒したこともありました。
絵の彩色も終盤にかかっているそうで、
近々、原画完成!の朗報をお知らせできそうです!
新作のタイトル公開は、そのときまで、たのしみにお待ちくださいませ。
(ここまでの内容で、もうわかった! という落語ファンもいらっしゃるでしょうが……)
さて、川端さん、今週末まで、島根県は出雲に滞在されています。
ある小学校の校外学習で6日間、
朝から晩まで、子どもたちと過ごすのだとか。
今週末には、一般参加もできる川端さんのイベントが、出雲市内で開催されます。
また来週末は、杉山亮さんとご一緒のライブツアーで、河口湖と小淵沢を訪れます。
そして11/29は、さとうわきこさんとの対談が、名古屋で実現!
>>川端さんイベント情報はこちら
出雲詣でも、富士山麓ぐるりツアーも、名古屋旅も、いいですねぇ。
こうして並べてみているうちに、
この3箇所に、意外な共通点(?)を発見!
出雲そば、吉田のうどん&ほうとう、きしめん&味噌煮込みうどん……
12月は長崎の講演もあるそうで……
名物はもちろん、ちゃんぽん!
川端さん、絵本とともに、麺を味わいつくす旅にもなりそうですね。
11月おすすめの落語絵本は、もりそば三昧の『そばせい』ですよ。
>>落語絵本15周年記念サイトで『そばせい』を見る
湯気に汗しながら、熱々のところを……
という向きには『ときそば』を!
>>落語絵本15周年記念サイトで『ときそば』を見る
2009/10/30 金曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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東京都下にある内田麟太郎さんの仕事部屋におじゃましました。
講演先からの全国銘菓と、手ずから入れてくださったお茶をいただきながら、
「ぶたのぶたじろうさん」次作の打ち合わせをしてきました。
じつは、クーヨン10月号付録の「ぶたのぶたじろうさん」ステッカーの
原画(スズキコージさん/絵)を購入され、飾られていると聞いて、
そちらもぜひ見たいと思い……。
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▲ステッカー原画の1枚は内田さんのお宅に。 |
▲もう1点はクレヨンハウス東京店子どもの本売場にて展示中。(写真左下) |
▲こちらがクーヨン10月号付録のステッカー |
旅先で、石をおみやげに持って帰るそうで、
素敵な石庭コーナーがありました。
一つひとつ、土地の名と年月日が記されています。
石を手のひらに包むと、陽に温まり、
ほっこりとぬくいのです(内田さんの本の読後感のよう)。
お仕事場は、奥多摩や秩父の山並をのぞめる絶好のロケーション!
夕暮れにかすむ山容は、まるで波のようで、じつに美しかったです。
いつもは朝しか見えない、という富士山のシルエットまで見えたのです!
秋の夕暮れをご一緒させてもらい、とてもぜいたくな 時間でした。
「ぶたのぶたじろうさん」8巻目も、着々と進行中です。
これだ! というプロットを、書き留めておくのだそうです。
まだマル秘とのことで、裏返しでした。
2009/10/7 水曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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[アイウエ動物園](角野栄子/文 にしかわおさむ/絵)
シリーズの最新作『まるこさんのおねがい』に、
子どもさんたちから、絵入りのおはがきが続々届いています。
あまりにもかわいくって、うれしくって、ちょっとだけご紹介しますね
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奥本和志郎さん(6歳) |
三浦亜美さん(6歳) |
根本将吾さん(7歳) |
それぞれちがうポーズですが、どれもまるこさんらしさは、バッチリ表れています!
「かばのまるこさん」、じつは、角野栄子さんにとっても、特別な存在なのです。
角野さんの人気シリーズ『魔女の宅急便』にも、登場していますが、ご存知でしたか?
ちょうど発売になるシリーズ最終巻(その6)にも、まるこさんの名前が出てきますよ。
[クーヨン]11月号で、角野さんのインタビュー記事を掲載しています。
“素敵な魔女”であるご本人の魅力の秘密がわかりますよ。
『魔女の宅急便』は24年間で6巻の刊行、
親子二代で読者という方も多いそうです。
[アイウエ動物園]シリーズにも、大人の方からのメッセージも届いています。
「ふと日常が平凡でつまらなくなることがあります。考え方ひとつで、ちいさなたあいない出来事が輝いてき……けなげな、幼きものにも、やさしい目が届くようなあたたかさが伝わってきました」
(熊井明子さん)
eショップでは、角野さんサイン入りの[アイウエ動物園]シリーズを販売中!
角野さん、絵を描くのもお好きとあって、キュートなサインがそろいました!!
扉の絵も、並べてみると……
こちらは、にしかわおさむさんのあそびごころです!
*画像をクリックすると、それぞれのサイン本購入ページにリンクします。
2009/10/5 月曜日
吉原 :編集部
クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本
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こんにちは、編集部の吉原です。
さて本日ご紹介します、このモヨッとしたものたち、
いったい何でしょうか?
印刷所から届きたてのホヤホヤです。
これはですね、間もなくできあがる新刊絵本に貼るシールなんです。
谷川俊太郎さん×しりあがり寿さんによる「あかちゃんから絵本」、
『おそばおばけ』が、10月15日に「そばばばーん!」 と発売です!
スタートからおよそ1年。
第1回の打ち合わせのようすは、このブログでもご紹介しました。
>第1回打ち合わせの記事はこちら
デザインをお願いした祖父江慎さんも交え、
「もう、この場でできちゃうかも!?」とさえ思われた企画でしたが、
なんのなんの、あかちゃんの気持ちになるには、やはり時間が必要でした。
ああでもない、こうでもないと打ち合わせを繰り返し、
その間、しりあがりさんが描いたラフの数知れず……。
しかし、そんな苦労はつゆとも感じさせない(?)ゆかいな絵本が、
ついにできあがります!
このカバー用シールも、もちろん祖父江さんデザインです。
愛らしいフォルムじゃありませんか。
編集担当は手帳にもペタリでニンマリです。
e-shopでは予約を受付中です!
『おそばおばけ』
谷川俊太郎/文
しりあがり寿/絵
1,260円(税込)
2009/9/29 火曜日
日景 :編集部
クレヨンハウス出版の絵本
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歌人・俵万智さんが朝日新聞に連載されている
「かーかん、はあい~子どもと本と私」(9/24夕刊)に、
「ぶたのぶたじろうさん」が紹介されました!
来春から小学生という息子さんのお気に入りシリーズ!
と書かれてあり、なんともうれしく、大感激でした!!
最新作『ぶたのぶたじろうさんは、あらしのうみにおそわれました。』のなかから、
息子さんに「まけずぎらいのヒョウ」の話を読んでいた俵さんいわく……
「ゆっくり声に出して読んでいると、
先ほどまでのせかせかした気分が、すーっと消えていった」そうです。
「タイトルだけで、なごむ」とも。
さらに、ぶたじろうさんの魅力は、「のんびり感」に加え、
「シュールな話も(中略)すとんと伝えてしまう、
マジックのような日本語が、おもしろくてたまらない」と。
内田麟太郎さんも感激され、
当日の日記に書いていますので、どうぞチェックを。
>>内田さんの日記はこちら
俵さんは続けて
「スズキコージさんの絵も素敵だ。
お話の不思議さや怖さや温もりを閉じ込めて、見飽きることがない」と。
スズキさん、展覧会初日のうれしいニュースに満面の笑顔!!!
>>展覧会情報はこちら
このシリーズ、子どもたちから、おはがきがたくさん届きます。
1枚1枚に、「ぶたのぶたじろうさん、だいすき!」の思いが、
いっぱいに込められています。
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ふくもとれいなさん(5歳) |
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S・Hさん(3歳) |
*おまけ情報*
[月刊クーヨン]10月号の付録に、「ぶたのぶたじろうさん」ステッカーがついてます!
スズキコージさんもすっかり気に入って、いろいろあそんでらっしゃるとか。
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10センチ大の丸いステッカー |
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「ぶんぶんごま」にしてあそんでも! |
>>[月刊クーヨン]10月号はこちら(eショップへ)
2009/9/24 木曜日
日景 :編集部
絵本作家さん, クレヨンハウス出版の絵本
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きっと、彼岸でも、絵を描き続けているのでしょうね。
すばらしい絵本たちがたくさんあるので、本を開けば、
その向こうに、のほほんとした笑顔が見えるようです。
長さんの作品、クレヨンハウスには、この3冊があります。
左)『こんなことってあるかしら?』 長新太/作 1,223円(税込)
長さんが、自作の中でいちばん好き! と語った絵本です。
この絵本には、すごい「あとがき」があります。
お話をつくった長新太さんと、絵を描いた長新太さん、
それぞれからの相手へのメッセージに、にやり…ぐふぐふ…。
よく知っている相手(自分)を、驚かせてやろう!!
そうして挑み続けていたからこそ、
おもしろい絵本が生まれてきたのだなあ、と思います。
中)『キウイじいさん』 渡辺茂男/文 長新太/絵 1223円(税込)
「キウイじいさん」のキャラクターも、キュイキュイとつるを伸ばしていくキウイの勢いも、ただものではありません。
長さん、実際にキウイが生えているようすを目にして圧倒され、
キウイを食べながら描いたそうです。
じつは、渡辺茂男さんにとっても、ご自身の人生と絡めて、とくに思い出深い絵本とのこと。
エッセイ集『こころに緑の種をまく~絵本のたのしみ』(新潮文庫)のあとがきをチェックしてみてください。
子どもの本の世界をつくったおふたりの、すごさがぎゅっとつまった1冊です。
そしてまた『にゅるぺろりん』も、究極のコラボレーション絵本!
右)『にゅるぺろりん』 長新太/絵 谷川俊太郎/文 1,260 円(税込)
それから、こちらは絵本のガイド『絵本town』。
長さんのインタビューを掲載しています。
『絵本town~読者のおすすめ絵本ガイド~』 1,680円(税込)