<絵本town特集>谷川俊太郎さんのデビュー作

特集・あの作家さんのデビュー作! No Comments

谷川俊太郎さん
たにかわ・しゅんたろう

しりとり
和田誠/絵
1965年/私家版 → 1997年/いそっぷ社

●デビュー作の思い出
和田さんに誘われて、しりとりの形でテキストを書きました。
素朴なつながりを考えるのが楽しかった。
和田さんが卵の黄身を手彩色したのが嬉しかった。

作家を目指す方々への応援メッセージ
マスメディアに頼らず、自分なりの小商いの方法を考えるのもいいかもしれません。

谷川俊太郎さんのページ
ホームページ http://www.tanikawashuntaro.com/
ツイッター https://twitter.com/shuntarot

●谷川俊太郎さんの最新刊


しんでくれた
塚本やすし/絵
佼成出版社/刊

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<絵本town特集>小林豊さんのデビュー作

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小林豊さん
こばやし・ゆたか


せかいいちうつくしいぼくの村

1995年/ポプラ社

●デビュー作の思い出
旅で出会った、美しい村のことを描きました。
ボクの大好きな人々をその景色の中で描くのですから、苦労はありません。
でもその後の歴史の展開には、少々気が重くなりますね。

作家を目指す方々への応援メッセージ

自分の視点を自覚することだと思います。つまり自分の立っている位置が問題です。
そこから見えるすべての景色をよく見て下さい。

●小林豊さんの近刊


白い街あったかい雪
鎌田實/文
ポプラ社/刊

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<絵本town特集>とよたかずひこさんのデビュー作

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とよたかずひこさん
とよた・かずひこ

『ぼくはやっぱりとりなんだ』
1983年/講談社

●デビュー作の思い出
今から見ると、タイトルからして、かなり観念的な作品。
処女作にその作家の魂が宿るといわれるが、作品の中にある時間の流れは、そうかもしれない。
これを商品として採用してくれた編集者に感謝。

作家を目指す方々への応援メッセージ
音楽やスポーツの世界とは違って、絵や文の世界はじっくりと「時」を経てからでも充分間に合う。
早くから個性、個性とあせらぬ方がいい。
誰に向けて自分は書いているのかをはっきりさせれば、自ずと今まで生きてきた「時」は財産になっているはず。
子どもへの作品はテクニックだけでは通用しない。
そこに作家自身の世界が表出していないと、なかなか受け入れてもらえないものだ。
あせらず、今の仕込みの時期を満喫してほしい。

●とよたかずひこさんの最新刊

とまとさんがね‥
童心社/刊

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■「子どもの本の学校」24期はじまります!

イベント No Comments

「作家と読者を結ぶ」ことを出発点にはじまった
連続講座「子どもの本の学校」。

22期から対談形式という試みもあり、
昨年5月からの23期の1年間では24人の講師をお迎えしました。


昨年6月の対談、今江祥智さん VS 田島征三さん


昨年7月の対談、伊藤秀男さん VS スズキコージさん

今期で24年目に入る「子どもの本の学校」第24期では
おひとりでじっくりの講演と、対談で作家の意外な側面を、
というふたつのかたちで開催。
絵本作家、児童文学者、画家、詩人、フォトジャーナリスト……
17人の豪華な講師陣をお迎えします!
1年間の講座すべてご参加いただけるお得な年間会員でのお申込みと、
1回ごとの当日券でもご参加いただけます。

第1回目は作家で、クレヨンハウスを主宰する、
落合恵子の講演です。
昨年、一昨年とそれぞれあべ弘士さん、和田誠さんとの対談で、
2012年4月の21期の講演から、今年は2年ぶりの
ひとりでの講演となりました。


昨年5月の対談、和田誠さん VS 落合恵子

講演タイトルは「『わたし』は『わたし』になっていく」。
いよいよ明日17日土曜日から、開校です!

<絵本town特集>高畠那生さんのデビュー作

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高畠那生さん
たかばたけ・なお

『ぼく・わたし』
2003年/絵本館

 

●デビュー作の思い出
本のつくりを全く知らずに制作に入ってしまったため、編集の方にいろいろ教わりながら絵を描きました。
今でも打ち合せ時には「ココはなんて名前でしたっけ?」なんて聞きながら話しています。

作家を目指す方々への応援メッセージ
どんなことを伝えたいかではなく、どんな面白いことを表現したいかを僕はいつも考えてますよ。

高畠那生さんのページ
ホームページ http://www.washizukami.com/nao/m
ツイッター https://twitter.com/takabatakenao

●高畠那生さんの近刊

あいうえおんせん
林木林/作
くもん出版/刊

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<絵本town特集>おくはらゆめさんのデビュー作

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おくはらゆめさん
おくはら・ゆめ

『ワニばあちゃん』
2008年/理論社

●デビュー作の思い出
最初は絵本のラフを出版社に持込しても全然反応がなくて「こりゃだめだ」と思ったので、持込はやめて5年位路上フリマで手作り絵本を売りながら絵本コンクールに出し続けていました。フリマでは読者の人の反応が直接見れるので良かったです。ときどき入選出来るようになった頃、持込を再開すると「一緒に頑張りましょう」と言ってもらえました。ワニばあちゃんは何人かの編集者から「おもしろいけど、これでデビューは難しい」と言われた事もあった作品だったので、それでデビューさせてもらえて余計に嬉しかったです。

作家を目指す方々への応援メッセージ
どうせ100年後にはみんな死んでいるから、お互い好きな事をめいいっぱいやりましょう!

おくはらゆめさんのページ

ホームページ http://yume.pya.jp

●おくはらゆめさんの近刊

へっこきよめさま

令丈ヒロ子/文
講談社/刊

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<絵本town特集>内田麟太郎さんのデビュー作

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内田麟太郎さん
うちだ・りんたろう


『さかさまライオン』
長新太/絵
1985年/童心社

●デビュー作の思い出
ケガでいきなり入った世界でしたから、童話はもちろん、絵本のことばの書き方がわからなくて、「ただ書いただけ」という記憶があります。それでも最初の絵本の絵を、長新太さんが描いてくださったことは、私の進む道を決定的にしました。

作家を目指す方々への応援メッセージ
たくさん本を読むこと。たくさん絵を見ること。たくさん映画を見ること。芝居も、音楽も。そして、いい女、いい男に会うこと。
一流の絵本作家の仕事をいつも考えつづけてください。「長さんは、こんなとき」と。

内田麟太郎さんのページ
ホームページ http://www.max.hi-ho.ne.jp/rintaro/

●内田麟太郎さんの最新作

うみべのいす
nakaban/絵
佼成出版社/刊

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<絵本town特集>スズキコージさんのデビュー作

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スズキコージさん
すずき・こーじ

『ゆきむすめ』
岸田衿子/文
1974年/世界文化社 → 2005年/ビリケン出版

●デビュー作の思い出
東京・六本木のパブ・レストランで皿洗いをしていた頃(1971年)、
初めて絵本の画の依頼があって、飛び上がってウレシカッタ!
だから、全く苦労のなかったのが不思議!

作家を目指す方々への応援メッセージ
気がついたら、作家になってたな! という具合がイイですね!

スズキコージさんのページ
公認ホームページ http://www.zuking.com/

●スズキコージさんの最新作

パッパカサーカス
未知谷    

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<絵本town特集>さいとうしのぶさんのデビュー作

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さいとうしのぶさん
さいとう・しのぶ

『よーいよーいよい』
1998年/おはなしチャイルド第280号 → 2009年/ひさかたチャイルド

●デビュー作の思い出
インターナショナルアカデミー絵本教室というところで、1年間、高畠純先生にご指導いただいてできた作品です。先生は小さなラフスケッチを丁寧に見て、たくさんのアドバイスをくださいました。祖父が歩く時、リズムをつけながら言っていた「よーい よーい よい」という言葉が、私の人生を励ましてくれました。最後のページを描いた時は、自然と涙がでました。

作家を目指す方々への応援メッセージ
1冊の絵本を作り上げることは大変です。でも、できた絵本をうれしそうに見てくれる子どもたちの顔を見ると、そんなことは、どこかに吹き飛んでしまいます。
強く望んで努力すれば、夢は叶うと思います。

●さいとうしのぶさんの最新作

おみせやさんでくださいな!
リーブル

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<絵本town特集>伊藤秀男さんのデビュー作

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伊藤秀男さん
いとう・ひでお

『じぞうぼん』
中川正文/文
1982年/かがくのとも161号/福音館書店
子どもたちが1年の無病息災をお地蔵さんにお礼にまわる「地蔵盆」を描いた絵本。
*現在お取り扱いできません。

●デビュー作の思い出
3年の京都取材の後、制作に取り組んだ。出来上がった原画を、今は亡き中川正文先生にお見せしたら、大変喜んでくださった。「長(新太)さんも、田島征彦さんも、梶山(俊夫)さんも、ぼくがデビュー作を書いた絵描きさんは皆、大成した。きみもしっかりがんばるように」と言われたことを思い出すのだが。

作家を目指す方々への応援メッセージ
自分を信じて、独自の道を歩んでください。

伊藤秀男さんのページ
ホームページ http://itohideo.com
●伊藤秀男さんの最新作

黄金の夏休み
最上一平/作
文溪堂/刊

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