サイン会、大盛況でした!

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GWは皆さんどのように過ごされましたか?
旅行に遊びに…あいにくのお天気でしたが、連休は嬉しいですよね。

クレヨンハウスにもたくさんのお客様がご来店くださいました。
そんななか、4日、5日と2日間、作家さんがサイン会をしてくださいました!

4日は飯野和好さんがいらっしゃいました。
『くろずみ小太郎旅日記』シリーズや『ねぎぼうずのあさたろう』シリーズ、『おならうた』など子どもから大人まで、幅広いファンをお持ちの飯野さん。
1冊1冊素敵なイラスト付きのサインをしてくださいました。

新刊『くろずみ小太郎旅日記その6 怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』は、
クレヨンハウスで原画展も行っています(11日までです、お早めに!)。

いつもの着流しに、素敵な笑顔で、スタッフ一同「かっこい~」の声!
お店の入口でご案内をしていた私に、「飯野さんのサイン会まだやっていますか?」
ご家族で走って来てくれたようで、「間に合った~」の声。

着物の飯野さん
きょうのお着物もよくお似合いです。

また、知らずにご来店されたご家族は「サインがもらえるの!!」とうれしそう。
そして男の子が新刊のくろずみ小太郎を手に取ると、そのまま読みはじめてしまって…
お母さんに「サインをもらうんでしょ?」と言われて列のほうへ。

皆さんどの作品にサインをしていただくか、楽しく迷っている様子が印象的で、
飯野さんの絵本の持つ力を改めて感じることができました。

こちらの新刊は、クレヨンハウスe-shopと店頭でサイン本が購入できます。
飯野さんが時間をかけて、作ってくださったサイン本です!
ぜひこの機会にコレクションに加えてください!!
 >>サイン本のご購入はこちらから

飯野さんのサイン
飯野さんのサインはこんなにぜいたく!

5日は湯本香樹実さんと、酒井駒子さんがお二人で遊びに来てくださいました。
新刊『くまとやまねこ』発売記念でのサイン会で、整理券をお配りしていましたが、
お問合せの多さに、数日前から、ハラハラドキドキ…。
当日も朝からたくさんのお問合せ。
お二人揃ってご来店いただいた時には、たくさんのお客様がお待ちになっていました。

湯本さんがサインをして、酒井さんがイラストを描く流れで、約2時間。
終始和やかな雰囲気でサイン会は終了しました。
本は完売して湯本さんと酒井さんのファンの多さに、圧倒された1日となりました。

飯野さん、湯本さん、酒井さん、ありがとうございました!

ご来店いただいたお客様、ありがとうございます。
またクレヨンハウスに遊びにきてくださいね!!

あの「マックス」再登場!?

英語絵本 No Comments

「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚から
5月の洋書コースのご紹介です。


詳細説明へ
P1コース:
『かいじゅうたちのいるところ』の、マックスが再登場!?
Bears
◇Ruth Krauss/文 Maurice Sendak/絵
◇HarperCollins/刊
◇1,890 円(税込)
『The Carrot Seed』などで有名なRuth Kraussが、Phyllis Rowandの絵で1948年に出版したものを、『かいじゅうたちのいるところ』のモーリス・センダックが、新たに絵をつけました。
使われているのは、たった27語。2ページに1句程度の文章で、各句の最後の語はstairs、chairs、hairsなど、”bears”と韻を踏みます。
物語はナンセンス流―これは音読で楽しむのが一番。主人公はクマたちですが、狂言回しの少年は……、もしかしたら『かいじゅうたちのいるところ』のマックス!?

………………………………………………………………

これぞ声に出してたのしんでほしい絵本!
「Bears, Bears, Bears,・・・」「On the stairs」ではじまるこの本は、
最初から最後までみごとに韻をふんでいるのです。

「Under chairs」!「Washing hairs」!!
声を大きくちいさく、高く低くして、リズムにのって読んでいるうちに、
いつのまにか文をおぼえてしまいそう。

クマだらけの世界のなかでおいかけっこをする少年と犬の様子がユーモラスでほほえましいです。

30年前の「ドレス」!

絵本つれづれ No Comments

編集部の天田です。
GWまっただ中ですね! みなさんいかがお過ごしですか?

ただいま編集作業をすすめている「月刊クーヨン」7月号(6/3発売)では、
読者のみなさまの声を集めた石井桃子さんの翻訳・創作絵本の小特集を予定しています。

クーヨン読者のみなさまから
「親子2代で同じ絵本を一緒にたのしんでいます!」などのお声をいただいています。
このブログを読んだ方もぜひ、石井さんの絵本にまつわるエピソードをお聞かせください。
cooyon@crayonhouse.co.jp

さて、70年代生まれのわたしも、石井さんが携わられたたくさんの本を読んで育ちました。
そして、数ある作品のなかでも「これは読まなくては!」と思って読み逃していたのが、
50年ぶりに石井さんが改訳された『百まいのドレス』(2006年)です。

もとは『百まいのきもの』というタイトルでした。
写真の左は子どもの頃に読んでいたもので、1975年4月25日発行の12刷、380円!

百まいのドレス 『百まいのドレス』(写真右)
エレナー・エスティス/作
石井桃子/訳
岩波書店/刊
1,680円(税込)

このお話を読むたびに、ワンダをからかっていた少女たちのこころの変化にすなおに気持ちを重ね、その後のワンダがきっとすばらしい才能のつぼみを大事に育てたのではないかなぁなどと想像します。
改訳版もそれは変わりませんでした。

2冊を比べると、改訳の『百枚のドレス』は章立てがされていて、
ページ数も厚く装丁も異なります(表紙をはじめ絵が逆版になっているところがあります)。

出だしの文章も、言い回しや表現が違っていて、
百歳を目前にした石井さんが、すべての文章にあらたな息吹を吹き込まれたことに感銘を受けました。
改訳版のみに掲載の訳者のあとがきも必読です。

この連休中に旧訳、改訳両方を読み比べてみたいと思っています。

絵本の森で深呼吸

絵本つれづれ No Comments

こんにちは。大阪店の上田です。

春風が心地よい季節になりましたね。
毎朝通勤時に通り抜ける江坂公園の木々も、
つい先日までは幹と枝だけのはだかんぼうで寒そうにしていたのに、
今や枝という枝に明るいみどりの葉をつけて、
太陽の光を浴び、生き生きと輝いてとてもうれしそうに見えます。

そんなみどりのトンネルを毎日くぐり抜けてクレヨンハウスにやって来ると……
今、大阪店では木や草花の本を集めた「森の中で深呼吸」の絵本フェアを行っています。
フェア台に並んだ絵本は、どれもこれもみどり、みどり、みどり!
なんだかそれだけでマイナスイオンに包まれているような気持ちになります。

きょうはその中からおススメの1冊をご紹介。
『木はいいなあ』という、30年以上も前に出版され、
今も変わらず愛され続けている絵本です。

都市化が進むにつれ、子どもと自然との生活が失われていくのを嘆いた作者が、
幼い日に経験した木との素晴らしい生活をそのまま絵本にしたものです。

木に登ると遠くの方が見えます。枝に座ってじっと考えごとをすることもできます。
ことりや虫たちも棲む場所をつくります。
暑い日には木陰を作ってくれて、そこで休むこともできます。
木っていいなぁ……。心からそう思わせてくれる絵本なのです。

みなさんは木をじっくり見たことはありますか?
両手で幹を抱いたことがありますか?
木の名前を知っていますか?

木や草花のことをもう少しだけ知ってみることで、
毎日見る風景も少しだけ変わって見えてくるかも。
自然を楽しむ絵本を読んで、ぜひ本物の木や草花にも触れてみてください。

木はいいなあ
『木はいいなあ』
ジャニス=メイ=ユードリイ/作
マーク=シーモント/絵
西園寺祥子/訳
偕成社/刊
1,050円(税込)

石井桃子さんの本

絵本つれづれ No Comments

クレヨンハウスでは毎月たくさんの新刊の中から、
おすすめしたい本やブッククラブでお届けする本を新刊会議で選んでいます。

いち早く読めるうれしさもあり、会議にむけて休憩時間や仕事後にみんなであれこれ言いながら楽しんで読んでいるのですが、宿題をかかえているような気もすこしあったり…。
なので会議が終わるとちょっとした開放感で、
「さあ、なに読もう!」となるのです。

先日その新刊会議があったので、さっそくもう一度読もうとずっと思っていた
『幼ものがたり』を本棚から引っ張りだしました。
今月初めに亡くなった石井桃子さんの幼い日々の回想記。
石井さんの世界をふたたび味わうのはこの本からにしようと決めていたのです。

お店で石井さんの本のコーナーを整理していると、いろんな声がきこえてきます。
「この本持ってる」「あの本すごく面白いよ」「これ好きだったなぁ」。

あなたの好きな1冊はなんですか?
今度おしえてくださいね。

幼ものがたり 『幼ものがたり』
石井桃子/作 吉井爽子/画
福音館書店/刊
788円(税込)

もう一度、ゴッホに出会う。

絵本つれづれ, クレヨンハウス出版の新刊 No Comments

こんにちは! 編集部の揚石です。

きょうは最近のおすすめをご紹介したいと思います。

わたしがゴッホの絵と出会ったのは小学生のとき。
分厚く塗られた絵の具と情熱的な筆の動きが印象的で、
「絵」を越えて、ゴッホのひととなりが気になったことを覚えています。

3月に発売された、いせひでこさんの絵本『にいさん』は、
画家ゴッホと弟テオの物語です。
「変わり者」で世間から冷ややかな目で見られていた不遇のゴッホを、
最期まで支え続けたのがテオでした。

この絵本は、ふたりの間にある深い絆を描き出しています。
ゴッホとテオが“生きていた”ぬくもりが、なぜかとても身近に感じられ、
思わず涙がにじみました。

もう一度ゴッホの絵に出会いたくなるような、そんな絵本です。

にいさん
  『にいさん』
  いせひでこ/著
  偕成社/刊
  1.575円(税込)

ちなみに、原画展もあるそうですよ。

いせひでこが魂をこめて描く ゴッホとテオの物語
『にいさん』出版記念原画展
2008年4月30日(水)~5月6日(火・振)
場所:丸善丸の内本店ギャラリー
9:00~21:00(※最終日は16時閉場)

トーク&サイン会
5月3日(土・祝)
トークショー14:00~
サイン会14:30~

↓丸善のサイトです。
http://www.maruzen.co.jp/Blog/Blog/maruzen02/P/2366.aspx

Read Aloud!の会へようこそ!

英語絵本 1 Comment

こんにちは! 東京店・子どもの本売り場の田村です。

おでかけするのもたのしい、さわやかな季節になってきましたね。
少しだけ早起きして、開店前のクレヨンハウスにいらっしゃいませんか!?

英語の絵本を声に出してよむワークショップ、
「Read Aloud!の会」をご存知でしょうか?

毎回1冊、英語の絵本(1ページに1、2文程度)を、
内容や、絵本の中の登場人物の気持ちに合わせて、
うれしそうに、悲しそうに、大きな声で、小さな声で、ゆっくりと、早口で、
など、いろいろな声を使いわけてよみあう会です。

1冊の絵本をたっぷり時間をかけてよんでいると、
その絵本がもっともっと好きになれるんです。

講師は英語児童書ディレクターの大島英美さん。
大島さんの英語日本語自動吹き替え風レッスン(?)も魅力です。

「5歳の次男と楽しめたらと思い参加しましたが、一緒に連れてきた11歳の長男がハマッた!」
という方や、
「このために秋田から孫と娘を呼び寄せた!」
という、とってもホットなご家族も!

クレヨンハウスの「Read Aloud!の会」は、英語は初心者という方大歓迎!
勉強というよりも、絵本のこんなたのしみ方もあるんだと感じていただけたらと思います。

次回、「Read Aloud!の会」は5月25日(日)9:45~10:45です。

絵本は、こちら。

Dog 『Dog’s Noisy Day』
Emma Dodd/作
(税込1,658円)

いろんな動物の鳴き声が出てくる、カラフルでたのしい絵本。
はじめてのRead Aloud!にもぴったりです!

そして、またまたお知らせです!
「Read Aloud!の会」が大変ご好評いただいているので、
おとなの方のみでも行うことになりました!
その名も「おとな版Read Aloud!の会」

「おとな版Read Aloud!の会」は4月25日(金)19:00~20:00です。
閉店後に子どもの本売り場で行います。

今回の絵本は、世界中を旅しているかのような絵と、
穏やかでやさしい眠りにつけそうな詩がとても美しい絵本です。
眺めているだけでも素敵ですが、ぜひ声に出してたのしみませんか!

『One Grain of Sand』
Pete Seeger/作 Linda Wingerter/絵
(税込1,680円)

参加ご希望の方は、指定の絵本をクレヨンハウスでお求めください。

お申し込み、ご質問は、
クレヨンハウス東京店 子どもの本売り場(03-3406-6492)に、
どうぞお気軽にご相談くださいね!

そのほかにも、クレヨンハウスは魅力的な洋書絵本をたくさん揃えてお待ちしています。
アメリカの新刊絵本も、ほぼ時差なくフレッシュに入荷していますよ!
お取り寄せも、最短4日で可能です!
どうぞ遊びにいらしてください!
お待ちしています!!

*クレヨンハウスはいま、
「どこよりも安い洋書絵本」をテーマに、販売にこころがけています。
為替変動がはげしいですが、プライスについても、ぜひ比較してみてください。
おねがいします。

湯本香樹実さん&酒井駒子さんがクレヨンハウスへ!

クレヨンハウス出版の新刊, イベント No Comments

こんにちは。子どもの本売り場の吉村です。

春のひかりをたっぷりあびて、
クレヨンハウスのアウトテリアの花々も、ぐんぐんみどり!の世界です。
4月も、もう後半ですね。
みなさん、ゴールデン・ウィークの計画を立てておられるころではないでしょうか?

クレヨンハウス東京店のゴールデン・ウィークは、作家さんが遊びに来られます。
すでにご紹介しましたが、5月4日(日)には、飯野和好さんがご来店。
昨日(21日)からは、
『くろずみ小太郎旅日記 その6・怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』絵本原画展
もはじまりましたよ!

もうひとつ、急きょ決定したのが、5月5日(月・祝)のサイン会です。
なんと、あの湯本香樹実さんと酒井駒子さんが
クレヨンハウス東京店にやってきます!

おふたりの絵本『くまとやまねこ』が4月20日に発売されたのは、
もうご存知でしょうか?

最愛の友だちの、ことりを亡くしてしまった、くま。
……このお話は、そんな深い悲しみからはじまります。
悲しみは、くまにしかわからない。わかるはずがない。
くまは自分の中に閉じこもることしかできません。
そんなときに、現れたのが……。

やりきれない悲しみの先に、あたらしい出会いと日々のよころびをみつけたくま。

静かな感動につつまれる湯本香樹実さんのお話と、
酒井駒子さん描く、独特の闇と光の世界が、みごとにひとつになりました。
いとおしくて、抱きしめたくなるような絵本です。

今回、河出書房の方から『くまとやまねこ』を紹介されたとき、
魅せられてしまった私は、「是非サイン会を!」と、夢中でお願いしていました。
おふたりからOKをいただけたときは、信じられないほどうれしい瞬間でした。

ただいま、5月5日(月・祝)のサイン会までに、
東京店にて『くまとやまねこ』をお買い上げいただいた方で、
ご希望の方に、整理券をお渡ししています。
詳しくは、お問い合わせください。

ゴールデン・ウィークは、クレヨンハウスで待っています!

『くまとやまねこ』
湯本香樹実/文
酒井駒子/絵
河出書房新社/刊
1,365円(税込)

飯野和好さん原画展開催!

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こんにちは! 編集部の吉原です。

雨がよく降りますね。週末のお天気が気になるところですが、
ひと雨ごとに、表参道のけやきの葉が元気に育っています!

さて、きょうは、飯野和好さん原画展のお知らせです。

『くろずみ小太郎旅日記その6 怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』
の発売を記念しての、特別展示です。
かめむしが匂い立つような(!?)迫力の原画を、この機会にぜひご覧ください。
これからどの絵を飾るか考えて(どれもお見せしたいので悩みます!)、
額に入れるところです。

会期中は、飯野さんのサイン会も開催!
あそびにいらしてください。お待ちしています。
飯野和好さん原画展
『くろずみ小太郎旅日記その6 怪僧わっくさ坊暴れる!の巻』

4月21日(月)~5月11日(日)
午前11:00~午後7:00(会期中無休)
クレヨンハウス(東京店)子どもの本売り場にて

サイン会:5月4日(日)午後3時~5時

今年のいちごもおばあさんの傑作?

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この季節、フェア台にこの絵本を置いていると、
必ず「あっ! いちごばたけのおばあさんだ!」と、
見つけた子どもたちのうれしそうな声が日に何度も聞こえてきます。

主人公のちいさなおばあさんは、タイトル通りいちごばたけの下に住んでいて、
いちごにあかい色をぬるのが仕事です。

ある年、小春日和のぽかぽか陽気に反応したのか、
いつもよりずーっと早くいちごがなりだしたから、さあ大変。
おばあさんは急いであかい色をつくり、
ちいさな手をせっせせっせと動かしていちごをぬり始めます。

冷たい風が吹いてくる日暮れまでに、
畑のいちごを全部ぬり終えることができるのでしょうか……?
「あと少し!」とおもわず声をかけたくなってしまいます。

只今、クレヨンハウス野菜市場に並んでいるいちごは、とてもすてきなあか色です。
ひょっとしたら、これもおばあさんがぬってくれたのかも……。
今年もおばあさんの仕事ぶりに拍手!

いちごばたけのちいさなおばあさん
『いちごばたけのちいさなおばあさん』
わたりむつこ/作
中谷千代子/絵
福音館書店/刊
840円(税込)

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