ブッククラブ6月の洋書3冊目は、かわいいゾウの絵本

英語絵本 No Comments

「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚から
6月の洋書コースのご紹介です。


詳細説明へ
P3コース:ジャングルで迷子になった子ゾウの物語Elephants Never Forget!
◇Anushka Ravishankar/文
Christiane Pieper/絵
Houghton Mifflin/刊
◇2,016 円(税込)
ジャングルで親とはぐれ、心細くなった子ゾウ。
スイギュウの群れに混じって、安息の場を見いだしますが、はたして自分はどこに所属するのだろう……。難しい選択をしなければならないときがやってきます。
黒と藤色の二色刷の版画によるイラストは、ダイナミックな構図とシャープなコントラストがとても印象的。写実的でいてとてもあいきょうのある動物たちは、農場育ちで、動物の観察眼の鋭いイラストレーターならではのものでしょう。

以前、P1(ようこそ)コースで選んだ『Tiger on a Tree』の著者、
「インドのドクター・スース」ことAnushka Ravishankarが、
P3コースにも登場です。

今回も「Flash!」や「Boom!」など擬音語満載の
リズミカルな文章で、音読にぴったりの一冊。

デザイン的にも凝っているので、
もちろんおとなの方にもオススメです。

ゾウの群れの「TOOOOT!」という呼び声、
スイギュウの群れの「Belloooow!」という呼び声にはさまれて、
子ゾウがどちらを選ぶのか……。ドキドキしながらページをめくってしまいます。
結末はぜひみなさんの目で!

リゼッテのメモ帳つくりました!

クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

クレヨンハウスからの新刊絵本「リゼッテ」シリーズ、
7月10日(木)発売に向けて準備中のいま……

リゼッテのメモ帳手のひらサイズのメモ帳をつくりました♪

かわいいリゼッテの表紙と裏表紙には、
このおはなしのキーになる人物(?)をデザインしました。
(何なのかはここでは秘密にしておきます……)

このメモ帳を、クレヨンハウスe-shop
「リゼッテ」シリーズをお買い上げいただいたお客様に、
もれなくプレゼントします!

ただいまご予約受付中です!
ぜひチェックしてくださいね。
>>詳しくはこちら

リゼッテシリーズ2冊同時発売!
左:『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』
右:『リゼッテとかたつむりのうばぐるま』
ともに
カタリーナ・ヴァルクス/作
ふしみみさを/訳
クレヨンハウス/刊
各1,575円(税込)

チャーミングな「リゼッテ」をご紹介します!

クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

実は昨日、絵本2冊を校了(本の原稿を最終チェックして印刷所に渡すことです)し
まして、真っ先に絵本ブログ読者のみなさんにお伝えしたい! と、いそいそ書いて
います。

この夏から、クレヨンハウスは翻訳絵本の出版をスタートするんですが(!)、その
最初の作品が、これ、フランスからやってきた「リゼッテ」の絵本!

『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』『リゼッテとかたつむりのうばぐるま』'
これは、切り本という校正紙を束ねたものです。
ただいま印刷中!
写真左:
『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』
写真右:
『リゼッテとかたつむりのうばぐるま』

ともに
カタリーナ・ヴァルクス/作
ふしみみさを/訳
各1,575円(7月10日発売)

「リゼッテ」にはじめて会ったのは、去年の秋、
フランクフルトのブックフェア会場でした。
かわいらしい絵に惹かれて、内容を教えてもらったら、
んん~? なんだかちょっとヘン!

たとえば、『リゼッテとみどりのくつしたかたいっぽう』では、
リゼッテはくつしたを拾うんですが、もうかたっぽがない。
そこへ友だちがやってきて、
「いいぼうしだね、かぶってみてもいい?」などと言って、くつしたをかぶっちゃう。
リゼッテも、「わあ、すごくにあう!」だなんて言っています。

『リゼッテとかたつむりのうばぐるま』では、
リゼッテは、歩くのが遅いかたつむりを、にんぎょうのうばぐるまに乗せますが、そこへテントウムシだのゾウだのが「のせて!」と言ってくるんです。
お天気は雨。
リゼッテのにんぎょうというのが、またかわいいと言いますか、おかしいと言いますか……。

この「かわいい顔してナンセンス」な感じは、ちょっとないと思います。
作者のカタリーナ・ヴァルクスさんは、
キティ・クローサーさんや村上春樹さんを好き、とのこと。
ははあ、なるほど、です。

この1年間、リゼッテとイヤというほどむつまじく過ごしたわたしですが、
それでもいまだに、かわいいなあ、おかしいなあ、と、なでまわしています。
ようやくみなさんにご紹介できるのが、とってもうれしい一方で、
どこか内緒にしておきたい気持ちがあるくらいなんですよ!

ブッククラブ6月の洋書は、シロクマのクヌート!

英語絵本 No Comments

「パパとたのしむ絵本」フェアも終了し、
きょうからまた、絵本ブログ通常営業(?)です。
夏休みに向けて、新着絵本や情報をいろいろご紹介していきますね。

「子どもの本の定期便」ブッククラブ・絵本の本棚から6月の洋書コースのご紹介です。

梅雨……というとなんとなくゆううつな印象ですが、
おうちでじっくり本が読めると思えば、たのしいですよね。
子どもの頃も、この時期は読書の時間が増えたような気がします。


詳細説明へ
P1コース:森で頭を冷やす……。
ソフィーの知恵をみんなにも!


When Sophie Gets Angry- Really, Really Angry・・・

◇MOLLY BANG/作
Scholastic/刊
◇2,016 円(税込)

子どもも「かんしゃく」を起こします。そのこころの平静を取り戻すには、「頭を冷やす」のが一番。本書では主人公のソフィーが遊んでいたぬいぐるみを、妹が横取りしてけんかになり、怒りに火がつきます。怒りで文字通り「赤」くなって家を飛び出しますが、「緑」の森や「青」い海や風に癒されていきます。それがぺージごとの色の変化で、一目瞭然です。
言葉(翻訳)をあまり介さずに、英語の初級者もすじを理解しやすいでしょう。


詳細説明へ
P2コース:ドイツの動物園の人気者は、シロクマの赤ちゃんクヌート


Knut : How One Little Polar Bear Captivated the World

◇Juliana & Isabella & Craig Hatkoff, Dr. Gerald R. Uhlich/著
Scholastic/刊
◇2,142 円(税込)

動物のあかちゃんはみんなかわいいものですが、このノンフィクションの主人公は格別。息が止まりそうなくらい愛らしい、ドイツの動物園生まれの人気者・シロクマのクヌートです。
2006年12月5日生まれのクヌートは、母クマが育児放棄したために、飼育係によって育てられました。その育つ過程が数多くの写真とテキストでつづられています。
飼育係のトーマスさんとクヌートの愛の記録にも見えて、トーマスさんがうらやましくなります。

今月のP2(じっくりコース)は、あの「クヌート」の絵本です。
しかも著者はなんと当時8歳の女の子!!
ブッククラブのメンバーも思わず歓声をあげてしまうほどかわいらしい写真のおかげで、英語アレルギーも治ってしまいそう?

巻末には、いまシロクマが置かれている、きびしい自然環境についても解説があります。
温暖化について、自分に何ができるか……考えさせられます。

「わたしたちにできること」という手引きもついていて、
「自転車と徒歩のすすめ」など、すぐに実行にうつせるアイデアも。
きょうからやろう! という気になります。

「パパとたのしむ絵本」企画終了!ありがとうございました。

イベント No Comments

昨日の父の日、皆さまいかがだったでしょうか。
本ブログの「パパとたのしむ絵本」企画もこれにて終了です。
ありがとうございました。

家族の数だけたくさんある、「パパ」と「絵本」のイイ関係。
これからも、もっともっと応援していきたいと思います。

さてさて・・・「パパとたのしむ絵本」大賞。
エピソードを掲載させていただいたお二方に、
「クレヨンハウス出版絵本5冊セット」を進呈させていただきました!

クレヨンハウス出版絵本5冊セット 『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』
1,050円(税込)
『くろずみ小太郎旅日記 1』
1,260円(税込)
『ぶたのぶたじろうさん 1』
998円(税込)
落語絵本『まんじゅうこわい』
1,260円(税込)
『うん このあかちゃん』
1,680円(税込)

とても温かいエピソードを、ありがとうございました。
ぜひ、これからも楽しんでください。

(お客様から)娘が気持ちよさそうな寝顔に……。

絵本つれづれ No Comments

ポッケのワンピース
娘のチノ(2歳)は絵本が大好きです。
枕の下に、お気に入りの絵本をたくさん入れています。

寝る前になるとかならず、
「コレよんで」と差しだしてくる絵本があります。
『ポッケのワンピース』という絵本です。

たくさんの動物が出てくる、すてきなお話です。
読み終わった後は、いろんな動物の名前を言いながら、
気持ちよさそうに寝る姿がとても愛らしいです。
(葛飾区・YNさま)

ポッケのワンピース
『ポッケのワンピース』
つちだのぶこ/作
学習研究社/刊
1,260円(税込)


*おたよりは、ことばづかいなどを一部「絵本ブログ」の表現に統一させていただいております。

オフィスに絵本、お届けします!

絵本つれづれ No Comments

pa_yomitai.jpg
こんにちは。
「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚です。

いよいよ父の日がせまってきましたね!
今回もブッククラブ会員のみなさまからの
「おとうさん」にまつわるおたよりを紹介していきたいと思います。

●「夫の会社に届いた絵本。
次の日の朝、絵本を手渡された子どもたちは、朝から大はしゃぎでした。
本屋さんで子どもたちが自分で手にとって本を選ぶこともよいですが、
この朝の光景は、こころがあたたかくなりました」 (大阪府 T・Yさま)

ブッククラブでは、お届け先をオフィスにすることもできます。
月に一度は、夜、絵本を持ち帰って……な~んて考えると、
帰宅がますますたのしみになりますね!

なかにはこんなおとうさんも……。

●「絵本が届いた日から、パパにお願いをして、夜寝る前に読んでもらっています。
2~3回読まないと寝ませんので、少々疲れているパパは、つらい日もあるようです(笑)」(東京都 M・Sさま)

おとうさんのほうが先に眠ってしまいそう!?
でもお子さんは大好きなおとうさんに、何回でも読んでほしいものなんですよね。

いそがしかったり、疲れていたり、仕事がたいへんだったりなおとうさん……。
でも絵本を持っておうちに帰る。
かわいいわが子と一緒に絵本を読む。
そんな時間をたのしみに、きょうは早めに帰りませんか?

*おたよりは、ことばづかいなどを一部「絵本ブログ」の表現に統一させていただいております。

絵本がつくってくれた、父とわたしの「たのしい時間」

絵本つれづれ No Comments

パパとよみたい
こんにちは。大阪店子どもの本売場の面屋です。
今日は、パパとみんなで大笑いできる絵本
『じごくのそうべえ』をご紹介します。

sobei.jpg 『じごくのそうべえ』
たじまゆきひこ/作
童心社/刊
1,470円(税込)

ふたごの甥っ子が4歳になった頃、あそびに来たわが家で、一緒にこの絵本を読んだ。
『じごくのそうべえ』では、鬼がおならをするページで笑いを爆発させるのを、いまかいまかと待ち、読み終わると、緊張の糸がほどけたようにフーッとため息をつく。

そんなようすを見ながら、
「どうしてあんなにも全身でお話に入っていけるのだろう?」
と聞いたわたしに、父が言った。「おまえもそうやった」と。

そうなのか……。
どんな本を読んでもらったかさっぱり覚えていないから、
そんなにお話に夢中になったことも覚えていない。

しかし、日常生活を絵本の一場面とリンクさせてみたり、
ものを擬人化して見てしまったりするわたしの習慣は、
もしかして昔読んでもらったお話が混ざり合い、
わたしの血となり肉となっているせいかもしれない。

かつての「たのしい時間」は、年月を経てなお、
数限りない余韻というおまけをくれる。
その種をまいてくれた「絵本」と「父」に、ありがとう!

【お客様からのお便り】 パパ限定(?)で絵本をせがまれます

絵本つれづれ No Comments

null
はじめての子どもが誕生して、先日あっという間に1年がたちました。

絵本が大好きで、折に触れては絵本を買っていたわたし。結婚前から家の中には絵本がたくさんありました。パパは「寝る前には子どもと一緒に本を読んでもらおう!」なんて言って、ぱらぱら絵本をめくったり、おなかにむかって絵本を読んであげたりしていました。

元気に生まれてきた子どもは男の子。ゆっくり絵本……とはほど遠い行動力で、家中を探検し、ありとあらゆるものを出してはひっぱったりかんだりしています。
ところが、8ヶ月を過ぎた頃から自分で絵本をひっぱってきて、「ん、ん」とせがむようになりました。

しかも、なぜかパパ限定で……。

お気に入りは『はがかちかち』『めがきらきら』『はながぴくぴく』『みみがひらひら』の4冊。

はながぴくぴく」「めがきらきら」「はがかちかち」「みみがひらひら」 ジェーン・カブレラ/作
くどうなおこ/訳
小学館/刊
各578円

この間は朝早くに目を覚まし、絵本でパパの頭をごちっ! とたたいて「読んで〜」のしぐさ。
ねぼけまなこで必死に本を読むパパの姿がとてもすてきでした。
最近はふたりでうつぶせになり、おんなじ姿勢で絵本をのぞき込んでいます。
いろいろ工夫(?)しながら4冊の本を何回も何回も読んでいるパパ。
息子がいちばん大きな声を出して笑う時間が、うらやましくもあり、うれしくもあるこの頃です。(こうちゃんママ 様より)

*おたよりは、ことばづかいなどを一部「絵本ブログ」の表現に統一させていただいております。

ブッククラブのおとうさん太鼓判! の3冊。

絵本つれづれ No Comments

パパと読みたい絵本こんにちは。
「子どもの本の定期便」 ブッククラブ・絵本の本棚です。

今回も「父の日企画」ということで、ブッククラブ会員のおとうさんお気に入りの絵本を紹介していきたい、と思います。

●「わが家でも『あっちゃんあがつく』はとても人気です。読み聞かせをあまりしないおとうさんも、たのしく読めるようで、〈この本はおとうさんと読む本〉と決めているようです」 (奈良県 M・Mさま)

あっちゃんあがつく 『あっちゃんあがつく』
みねよう/原案
さいとうしのぶ/作
リーブル/刊
1,890円(税込)

●「『どんどこももんちゃん』、娘よりまず夫のお気に入りです。どんな壁にも負けず、ひたすらおかあさんの元へ走っていく、ももんちゃんの姿が、親子でお気に入り」
(宮城県 C・Oさま)

どんどこももんちゃん 『どんどこももんちゃん』
とよたかずひこ/作
童心社/刊
840円(税込)

こんなふうにおとうさんにもお気に入りの絵本ができると、絵本タイムがますますたのしくなりそうですね!
そして、なかにはこんなおとうさんも……。

●「『ピッツァぼうや』は、子どものこころを良くつかんでいるストーリーだと実感。読んだ日の夜から、ふとんの上で子どもを材料につくって食べたメニューは5品。食べられたあとに本を読んで眠るのが、なんともたのしげ。絵本の味わい方の新たな発見。ただ、調理役の夫は、何度もリクエストされ閉口気味。読み聞かせ役のわたしは、ただただたのしいこの頃です」
(青森県 A・Sさま)

ピッツァぼうや 『ピッツァぼうや』
ウィリアム・スタイグ/作
木坂涼/訳
セーラー出版/刊
1,575円(税込)

おとうさんが息子のピートでピッツァをつくっちゃう、『ピッツァぼうや』。
きじ(ピート)をこねたり、空中とばししたり。

「ピッツァぼうやごっこ」にはまっている、というおたよりをよくいただきますが、
このごっこあそびは体力勝負ですよね……。
でも文句なしにたのしいと思います!
おとうさんもお気に入りの一冊になること、まちがいなし!!

*おたよりは、ことばづかいなどを一部「絵本ブログ」の表現に
統一させていただいております。

« Previous Entries