■くろずみ小太郎、4年ぶりの登場です!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

忍術を身につけた立派で愉快な黒炭の小太郎が、
忍術修業の旅の先々で、奇怪なもののけたちとたたかう、冒険活劇絵本です。
小太郎ファンのみなさん、4年間お待たせしました!

新作の舞台は、雪積もる山深い信州。硫黄のにおいがつーんと立ちこめる湯治場です。さあ、そこでどんな妖怪とたたかうのでしょうか。見ものです。

「ややっ!」「ささささーっ」「まてーい」「どろどろどろーん」など時代ものならではのかけ声もたのしく、
子どもたちが忍術ごっこなどして寒さを吹き飛ばせる絵本です。そしてまた、
大人にもかなりの癒し効果があります。

とくに今回発売の「秘湯、まぼろし谷の怪の巻」は、絵がすばらしい!!

白い山を背景に、雪がちらちら降る湯気立つ秘湯……。
思わず目を閉じ、自分が温泉につかっているイメージをつい思い起こしてしまうような趣のある光景なのです。
親子ともども、残りわずかな冬をたのしんでいただくのにはうってつけの1冊です。

くろずみ小太郎旅日記7 秘湯、まぼろし谷の怪の巻 くろずみ小太郎旅日記7
秘湯、まぼろし谷の怪の巻

◇飯野和好/作 クレヨンハウス/刊
1260円(税込)

■『ひめねずみとガラスのストーブ』原画展

クレヨンハウス出版の新刊, イベント No Comments

東京でも初雪が降りました。
寒い日にはおうちで絵本を読む時間も、
いつもよりちょっとゆったり過ごせそうですね。

クレヨンハウス東京店で原画展を開催中(1月31日まで)の
『ひめねずみとガラスのストーブ』も寒い季節にぴったりの絵本。

ひめねずみとガラスのストーブ
安房直子/作 降矢なな/絵 小学館/刊
1,575円

安房直子さんの幻想的なお話に、降矢ななさんの絵がさらに奥行きを与えています。

今回は降矢さんに選んでいただいた8枚の原画を展示しています。
お話の世界の中に吸い込まれてしまいそうになる、
不思議な魅力あふれる絵をどうぞじっくりご覧ください。

himenezumi1.jpg

(↑クリックで拡大します)

そして絵本には、降矢さん直筆のかわいらしいねずみの
イラスト入りサインカードつきで販売中!
サインカードは数に限りがありますのでお早目にどうぞ。eショップでも販売中です!

>クレヨンハウスのeショップ
【降矢ななさんサインカード付き】ひめねずみとガラスのストーブ

■電子版『まり』発売しました!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

きょうはビッグなお知らせです。
谷川俊太郎さんの「あかちゃんから絵本」シリーズの『まり』が、
iphone、ipad版アプリになりました!

まり

絵を描いた広瀬弦さんが、新しいキャラクターを考えてくれたりと、
およそ1年くらいかけて、しっかりつくりました。
ナレーションと音を担当してくれたのは、クラムボンの原田郁子さん。
これがまた絵本の世界観にぴったり。

みなさんのコメントをご紹介します。

●谷川俊太郎さん(文)
「広瀬さんはキャラクターの表情を描くのがじょうずだから、
絵本でもかわいい。それが動き出すのだから、もっとかわいいですよね。
絵本だったら想像するところが、実際に目に見えるわけだけど、
そのことでさらに新しい想像力が生まれるのではないでしょうか」

●広瀬弦さん(絵)
「デジタルと紙とで制作上もっとも違ったのは、音がつくことでした。開発段階から監修していましたが、音が入ったデモ版を見て、広がりが出たと思いました。また、絵本にはない新しいキャラクターを入れられたのは、おもしろかったですね」

●原田郁子さん(音・ナレーション)
「『まり』のなかの『ことばが音』なので、そこにメロディー、物語性みたいなものは不要でした。とくに、絵本は好きなタイミングでめくるものだから、音をぴったり合わせるのが難しいのと、そこに音楽で起伏をつくってしまうと絵とずれてしまって、ぶつかってしまうんです。だから、ことばっていうよりは『音を発音している』という感じなんだなっていうのが、音を実際にあてていって、よくわかりました」

Appstoreで「クレヨンハウス」と検索してください。
定価1,200円のところ、12月8日(木)までは特別価格600円。
その後、12月29日までは発売記念価格でお買い求めいただけますが、
早いほどお買い得という仕組みです。
絵本と一緒に、ぜひおたのしみください。

まり

まり
谷川俊太郎/文 広瀬弦/絵 クレヨンハウス/刊 1,260円

■さつまいもの絵本に仲間が増えました!

クレヨンハウス出版の新刊, 絵本作家さん No Comments

秋の味覚といえば、さつまいも。
毎年「いもほり」や「やきいも」をテーマにした絵本はこの時期の定番ですが、
今年はたのしい新刊が仲間入りしましたよ。


やきいもするぞ
やきいもするぞ
おくはらゆめ/作 ゴブリン書房/刊
1,470円(税込)

先日、作者のおくはらゆめさんが東京店にあそびにいらっしゃいました。
作品と似て、とってもほんわかした雰囲気のおくはらさん。
昨日自分で切った(じょうず!)というヘアスタイルもとってもお似合いです。

1冊1冊、丁寧にイラスト入りのサインをしてくださいました。
なんと、絵本に登場するどうぶつたち全種類のパターン。
思わずほほえんでしまうかわいいイラスト。みんなおいもにかぶりついています!
お好きなどうぶつのサインはお早めに店頭で選んでくださいね。

おくはらさん、ご自宅の庭でやきいもをするようになって、このお話ができたそうです。
今年はまだ「落ち葉待ち」だそう。
落ち葉が集まる頃がたのしみですね。

■寮美千子さんが話してくださったこと。

クレヨンハウス出版の新刊, 絵本作家さん, イベント No Comments

21日(土)の「子どもの本の学校」のご報告、遅くなってしまいました!

今回は、小説、絵本……さまざまな作品を手がけられている、
作家・寮美千子さんにお越しいただきました。
テーマは、「詩が開いた心の扉 『空が青いから白をえらんだのです
奈良少年刑務所詩集』」。

お話は、奈良少年刑務所の更正教育の一環、社会性涵養プログラムにて、
詩と物語の授業をすることとなったきっかけからはじまりました。
奈良少年刑務所の建物に魅了され、訪れたその1年後、
受刑者である少年たちとの授業がはじまります。

どんなに「凶暴で悪いひと」たちがそこにいるのか……そして
どんな授業をしたらよいのか……と、あれこれ考えながら臨んだ授業。
詩を声に出して読み、歌い、物語の登場人物を演じ、詩を書く。
それが驚くほどに、少年たちのこころの扉を開いていったことを、
熱く語ってくださいました。

詩集の中の詩をいくつか読んでくださり、その詩の作者について、
そして、その詩を授業で発表したときのエピソードについて、
お話をしてくださったときは、会場の誰もが、
胸の奥からぐっと、込み上げてくるものがあったと思います。

詩との出会い、物語との出会い、そして、何よりも、寮さんと彼らの
出会いがもたらした変化。
出会いがもつ、力のすごさを感じました。

「彼らは、かならず変われます。そして、罪を償った彼らを受け入れる、
ひとと社会が必要なのです」
最後に、強くやさしい眼差しで、わたしたちに語りかけてくださいました。

空が青いから白をえらんだのです  奈良少年刑務所詩集
受刑者/詩
寮美千子/編
長崎出版/刊
1,575円(税込)

ぜひ、たくさんの方に手に取って読んでいただきたい一冊です。

ゲボーッ! です

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

またまた編集部の福寿です。

ずっとご紹介してきた「やんちゃっ子の絵本」シリーズが
いよいよ本日2月14日、3巻そろって発売となります。

<やんちゃっ子の絵本シリーズ*3巻同時発売>
だれのズボン? だれがきめるの? だれのおばあちゃん?
1.『だれのズボン?』 2.『だれがきめるの?』 3.『だれのおばあちゃん?』
<3巻共通>
スティーナ・ヴィルセン/作
ヘレンハルメ美穂/訳
クレヨンハウス/刊
各1,050円(税込)

『だれの おばあちゃん?』では、
こぐまさんのジェラシーの炎がメラメラ!

だって、大好きなおばあちゃんに
いとこがベタベタしているんですから。

こういう感情、子どもの頃に体験しませんでした?

いとこがきらい、とまでは思いませんでしたが、
ちょっとおもしろくない……。

ところが、このお話、そんなジメジメした展開ではありません!

ポイントは「ゲボーッ!」です。
下品だなんて言うことなかれ。

なぜか排泄物(?)好きな子どものツボに入ること間違いなし!

でも、やっぱり、最後はほんわかしています。

北欧らしいインテリアもたのしめる、キュートな絵本です。

やんちゃにもほどがある!?

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは。編集部の福寿です。

この絵本、読んだひとが思わず「わがやのことだ!」と
叫びたくなっちゃうんですよ。

なぜって……。

毎朝、登園や登校前に「早く、ごはん食べて!」

夜になったら「もう寝なさい!」「まだ寝ない!」

連日、親子のかけひきが繰り広げられているご家庭、多いですよね?

『だれが きめるの?』は、まさに、そんな親子が登場します。

やんちゃっ子の絵本2
『だれがきめるの?』
スティーナ・ヴィルセン/作
ヘレンハルメ美穂/訳
1,050円(税込)

先日ご紹介した『だれのズボン?』と同じ「やんちゃっ子」のシリーズで、
スウェーデンからやってきました。

主人公の「こぐまさん」は、見るからに言うことを聞かなそ~な目つき。
何でも「やだ!」と反発しますが、ママぐまさんも負けていません。

そのやりとりが、いかにもありそうで、ツボに入っちゃうんです。

子どもごころも、親の気持ちも、ガッチリつかんでしまうこと、間違いなし!

2月14日発売です。
★クレヨンハウス店頭及びeショップにて先行発売開始!

やんちゃっ子たちがやってきた!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは。編集部の福寿です。

うさぎ年といえば(って、もう干支はいいか……)、
ラプー探偵に続き、ヘンな「うさぎさん」が登場する絵本が
間もなく発売になります!

スウェーデンで大人気のイラストレーター、
スティーナ・ヴィルセンさんの作。

本国では10作も出ている絵本シリーズで、
そのうち3冊を同時発売の予定です!

原書と同じく18センチほどのちいさめ絵本。

『だれのズボン?』は、
「ぶたくまさん」「うさぎさん」「とりさん」が
ズボン、くつ……と次々身につけて出かけようとするお話。

『やんちゃっ子の絵本1 だれのズボン?』
スティーナ・ヴィルセン/作
ヘレンハルメ美穂/訳
1,050円(税込)
※2月14日発売

3匹は正しい服を選べません。

「あれれ……。へんですね。なんだか ちがうみたいですよ!」

このくり返し。
読者も思わず、「ちがうみたい!」と声をそろえたくなっちゃいます。

果たして、うまく着られるのでしょうか……?

「やんちゃっ子」たちの姿は不思議だし、表情がとにかく魅力的! 
北欧的な柄が生かされた洋服もキュートです。

子どもはもちろん、大人だって何度も眺めたくなること間違いなし!

今年の主役はラプー探偵!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

こんにちは、編集部の吉原です。

さてさて、うさぎ年のはじまりに、
もう一冊ご紹介したい絵本がありました!

われらが「ラプーたんてい」シリーズの新作が
新春に発売したんです。

ジャーン。

『ラプーたんていのじけんぼ4
ケーキにのったサクランボちゃん』

ベネディクト・ゲチエ/作
野崎歓/訳
1,365円(税込)

今回ラプー探偵のところにやってきたのは、ネコのシャシャ。
「あのこが、ぼくのケーキを とっちゃったの!」

なるほど、チョコレートケーキの上には、かわいいさくらんぼが。
「ケーキのうえって さいこうなの! ふんわりしていて、らくちんで!」

この珍事件、ラプー探偵、どうやって解決するの?

今年こそ名推理をお願いしますよ。
ファンが増えてるんですから!

落語絵本、待望の新作『かえんだいこ』ができました!

クレヨンハウス出版の新刊, クレヨンハウス出版の絵本 No Comments

冬の澄み渡った空気のなか、富士山が望めるときがあります。

関東の各地にある「富士見坂」は、その絶景スポットの名残り。

ところで、江戸時代にいちばん高い建物は、火の見やぐらでした。

次の絵、見覚えのある方も多いことでしょう。
そう、葛飾北斎の富嶽三十六景のひとつです。

この絵は、川端誠さんが模して描いたもの。
じつは、落語絵本の新作に出てきます!

シリーズ15周年目に刊行となる第14巻は、『かえんだいこ』
その扉絵をここに初披露しましょう。
落語絵本「かえんだいこ」

絵本では、この上に文字がのり、
「江戸のむかしは、とにかく火事が多かった」
と話ははじまります。

落語絵本「かえんだいこ」 落語絵本『かえんだいこ』
川端誠/作
クレヨンハウス/刊
1,260円(税込)

表紙にずらりと顔をそろえましたのが、今回の登場人物たち。

向かって右は、主人公の道具屋・甚兵衛さんとかみさん、奉公している定吉。
左は、お城で殿様につかえる面々。
そしてまんなかには、大きな太鼓。

甚兵衛さんが仕入れてきた太鼓を見るなり、
かみさんは「古くてきたない」「むさい」
「買い手がつくもんか」「商売下手」と、さんざんな言いよう。

とりあえず、太鼓のほこりをはたいてみると、ドンドンドーンとよく響く音。

そこへ通りかかった殿様が、この太鼓をお買い上げになるやもしれぬ!?
ドキドキ、びくびくしながら、太鼓を背負ってお屋敷へ行った甚兵衛さんは……?

小気味いいテンポの会話と愉快な展開で、笑いがドンドンドーンとはずみます。

明日、2月26日発売です。
さあ、いち早く手にしたい! という方は、どうぞこちらへ。

<<<クレヨンハウスeショップ/「かえんだいこ」商品詳細ページへ

« Previous Entries Next Entries »